韓国映画 スイッチ 人生最高の贈り物 (2023年) 公開中 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もしも違う人生を生きるなら、あなたはどうする?

 

 

 

 


スイッチ 人生最高の贈り物

 

 

 

DVD 発売予定日は2024年5月3日ですNEW

 

 

 

 

映画 『スイッチ 人生最高の贈り物』 オフィシャルサイト

上映劇場一覧
※上映劇場・時間が変更となる場合がありますので、鑑賞の前に必ず劇場にご確認ください。


北海道地区
北海道 札幌シアターキノ

東北地区
宮城 フォーラム仙台 12/22~

関東地区
千葉 イオンシネマ幕張新都心
東京 シネマート新宿
神奈川 イオンシネマ茅ヶ崎
群馬 前橋シネマハウス 1/20~

中部地区
新潟 新潟・市民映画館シネ・ウインド 12/30~
長野 長野千石劇場 1/19~
岐阜 大垣コロナシネマワールド 1/19~
愛知 イオンシネマ名古屋茶屋

近畿地区
京都 京都シネマ
大阪 シネマート心斎橋
兵庫 神戸元町映画館 1/1~

中国・四国地区
岡山 シネマクレール丸の内 12/29~
広島 夢売劇場 サロンシネマ1・2 1/5~
香川 ホール・ソレイユ 1/5~

九州・沖縄地区
福岡 KBCシネマ
佐賀 シアター・シエマ 近日公開
長崎 長崎セントラル劇場 12/29~
熊本 Denkikan 近日公開
大分 シネマ5 12/23~
宮崎 宮崎キネマ館 2/2~
沖縄 桜坂劇場ホール 近日公開



Introduction
 

もしも違う人生を生きるなら、あなたはどうする?

クリスマスイブに起きた、人生最高のスイッチ!


『探偵なふたり』シリーズ(15&18)、『鬼手』(19)、『ヒットマン エージェント:ジュン』(20)等、コメディからアクションまで、様々なジャンルで主演を務める人気俳優クォン・サンウが最新作で演じるのは、出演オファーの絶えない人気俳優で、自他ともに認めるスキャンダルメーカーのパク・ガン。華やかなシングルライフを謳歌するパク・ガンだが、クリスマスイブの夜に相棒マネージャーと人生が入れ替わる!それまでのセレブな生活から一変、小劇場でくすぶる売れない俳優となり、かつてお互いの成功のために別れた元恋人スヒョンと結婚し、幼い双子の父親になっていた!一方、パク・ガンの敏腕マネージャーのチョ・ユンは演技派俳優として活躍!果たして2人の運命はどうなってしまうのか―

マネージャー/人気俳優チョ・ユン役にはNetflixオリジナルドラマ「サイコでも大丈夫」(20)のオ・ジョンセ。本作ではクォン・サンウと楽しい掛け合い、友情も見どころのひとつ。パク・ガンの元恋人/妻・スヒョン役には、テレビドラマ「一度行ってきました」(20)のイ・ミンジョン。監督は、『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』(16)『探偵なふたり』、『さまよう刃』(14)等でシナリオ脚色作家として経験を積んだマ・デユン。韓国ドラマ・映画ファンには嬉しい、パロディネタでコメディのエッセンスも効かせ、人生で誰しもが経験する後悔や心残りを、「他人と人生が入れ替わる」という奇想天外な設定のなかで見つめ直し、驚きの運命の先に本当の幸せを掴もうとするハートフルなドラマとして描いてみせた。

この冬、最高にハッピーな気分を味わえる一作を、あなたにお届け!




Story


超人気トップスター⇔芸能マネージャー 一夜にして二人の人生が180度ひっくり返る!
 

出演オファーは絶えず、観客動員数1,000万人を記録する映画の主演も務め、そして自他共に認めるスキャンダルメーカーのトップスター俳優パク・ガン(クォン・サンウ)。華やかなシングルライフを満喫しているが、実はクリスマスイブの予定といえば年末の授賞式とトロフィーだけ。そんなイブの夜、パク・ガンは昔からの友であり、スケジュール管理やスキャンダルの事後処理を担っている敏腕な芸能マネージャーのチョ・ユン(オ・ジョンセ)を捕まえ、一杯呑んでタクシーに乗り込む。車中で運転手に「もし人生を選び直せるならどうするか?」と奇妙な事を尋ねられる―

翌朝、見慣れぬ家で目覚めたパク・ガンは、初めて見る幼い子ども二人を抱え、かつて成功のために別れたはずの恋人スヒョン(イ・ミンジョン)がなぜか自分に小言を言いながら背中に強烈なスマッシュをかましてくる事に戸惑う。パク・ガンは自分が大物俳優で、高級マンションに住んでいると、スヒョンに話すが「ふざけているの?」と信じて貰えず、子どもたちからは「パパは売れない小劇場の俳優だ」と教わる始末。さらにはマネージャーであるはずのジョユンが演技派俳優になっていた。一体どうなってしまったのかと驚くパク・ガンは昨晩、タクシー運転手がさりげなく言っていた一言“もしも、選択の機会がおとずれたら、あなたならどうしますか?”を今になって思い出す。果たしてパク・ガンとチョ・ユンの運命やいかに…?




アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうさんです…キスマーク

 

昨日、14日、公開がスタートしている『スイッチ 人生最高の贈り物』を観てきました…カチンコ
 

いえ、私も日本で劇場公開される韓国映画は全部観ますとまで、そこまでの心意気や決意もないし、『スイッチ』については観るかどうするか決定の基準のあくまでも線上だったんですけど、ブロともさんのいとっぺさんが先に観られてボロ泣きされたそうで…いとっぺさんがそうなら私はもっとのはずですよ~、ってことで観ることを決めました。

 

それと、今、公開中の映画を調べて、やっぱり『スイッチ』かな、と。

なぜそうなのかまだ自分でもわからないけど、やっぱり私は韓国映画ビックリマークなのですワ。

 


ハリウッド進出も視野に入れている超人気俳優パク・ガンさん(クォン・サンウ)はノリのノっており、モテモテ、独身で女性も取っ替え引っ替えでゴシップにやられそうになりますが、もう慣れててぜんぜん動じない目にあまる方。

スターであることにも慣れてて贅沢に暮らしているが、セリフも覚えてなかったり、俳優としては怠慢になってきつつある。

 

 

そんなパク・ガンのマネージャーはチョ・ユンさん(オ・ジョンセ)、彼はもともとパク・ガンとテハンノで演劇活動していた仲間なのだけど、今は妻子を養うため、マネージャーとしてスターであるパク・ガンの成功に集中な人。

 

映画祭で主演男優賞を受賞したクリスマスイブの夜、演劇をやっていた時代に通っていたお店にチョ・ユンと行ったパク・ガンさん、昔を思い出してちょっともの寂しげな表情。

全てを手に入れたはずの自分だけど ―― 。

 

チョ・ユンが言うには、演劇時代にパク・ガンが付き合っていた元カノのスヒョン(イ・ミンジョン)は画家として久しぶりに韓国に帰って展覧会をするのだという。

 

酔ってタクシーで帰るパク・ガンにタクシーの運転手さんが変なことを言ってきてパク・ガンを苛立たせるのだった。

 

そして ―― って話です。

 

 

うわ~、観に行って良かったなあ~音譜

まさしく今の時期、12月に観るのがピッタリな映画でした。

イブの話だから🎄


実は「入れ替わりモノ」なんですけど、カテゴリーとしては「マルチバース」ものなんですよね。

台湾でのタイトルは「大明星多重宇宙」…「スーパースター・マルチバース」で、このタイトルもいいですね。

 

で、観ながら私の頭に浮かんだのはチャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』(1843年)で、そういう有名な文学に連なる映画であるかもしれない。

 

調子に乗ってだいぶん付け上がってる大スターのクォン・サンウさんを見るのもホントに楽しいのでもっと続いても良かったんですが、なんと目が覚めるとパク・ガンは「再現ドラマ」専門の売れない俳優で、スヒョンと結婚し(「怖い嫁」になっている汗)、双子の子どもたち、ロヒ♀とロハ♂のパパである平凡な人になってしまってたんですね。

 

「バチが当たった」ようにも見えますが、その人生で悪戦苦闘しながらパク・ガンはその人生なりの幸せを見出していきます。

 

112分で、短い映画ではないけど、またいろいろあるんですよ。

丁寧な脚本だと思いますが、それがまたいろいろ心に触れて感動なんですよね。

 

 

こういった入れ替わり系、マルチバース系って、韓国映画で他にもありますし、おそらく韓国ドラマでも少なくないんだと思います。

「もしこうだったら…」は実際、私たちにとってもよく考えることでしょうね。

 

『スイッチ』のテーマもそこまで目新しいものではないかもしれない。

 

韓国での否定的な評価としては、ニコラス・ケイジ主演の『天使がくれた時間』(2000年)との類似性の強さが指摘されたそうです。

『天使がくれた時間』を私は観ていないので何とも言えませんが…。

 

俳優かどうかはともかく思い描く「成功」に至っていない人にとっては、何よりも「成功」が羨ましく思えるかもしれないし、また絶対的に「家庭」や「子育て」に向いていない人もいると思うので、そこまで確定的な理想はないようにも思います。

みんな、できるなら頂点までたどり着きたいし、お金の問題もない人にとってはどこまで行っても切実。

また、別に有名でリッチであっても愛する人と結婚して子どもを育ててる人は多いし、むしろ結婚できなくって、子どもも授かれないまま寂しい独身なのは貧乏な人の方。

 

ですので『スイッチ』はきれいごとにもなりかねないんですが、でも映画としてすごく説得力があるんですよ。

逆に成功していない人に成功してほしいとは思いますけどね。

 

『スイッチ』には普遍的な教訓があるように思えてなりません。

有名な俳優と無名で平凡な人の入れ替わりはともかく、様々な場面での主人公たちのあり方とかね。

 

『スイッチ』の最初の方で「ジム・キャリーの名言」がセリフで出てきますが、かなりそれに尽きるのかなと思います。

 

“I think everybody should get rich and famous and do everything they ever dreamed of so they can see that it's not the answer.” ― Jim Carrey

 

私は知らなかったんですが…そんなイイこと言ってたんすか、あの下品な顔面ゴム男は!!

 

もっと映画の本質的な話ですが…シネマ・ウォッチャーいとっぺさんのご感想、私よりももっと深く書かれてますので、是非、読んでくださいね!!

 

クリスマスのプレゼントに 「スイッチ」

 

 

クォン・サンウさん…については説明不要でしょうけど、私は囲碁アクションの『鬼手』(2019年)しか劇場で観てなかったんですよ~。

だから『スイッチ』を観れて良かったですよ。

 

ま、ね、お歳に対して最初っからエライ体で…あれじゃシュワルツェネッガーやんあせる

ホント鍛えるのを怠らない方。

 

そんなに面白くない中国映画とかも出られてますが、『悲しみよりもっと悲しい物語』(2009年)が傑作だと思うし、『痛み』(2011年)も私は大好きです。

『マルチュク青春通り』(2004年)も青春映画の傑作ですよね。

 

2015年の『探偵なふたり』以降、コメディ寄りの作品が続いて「おもしろアジョシ」の域に到達されたと思いますが、コメディとしての『スイッチ』もホント良かったし、私がグッときたのは「俳優としての真剣さを思い出すパク・ガン」だったり、「子どもとの接し方に慣れていくパク・ガン」ですね。

あと、忘れられない元カノと夫婦状態で再会してホントの愛を噛み締める表情にも笑いつつ心打たれたりでした。

 

サンウさんの出演作でまだ観てない作品、また観ます。

 

あ、パク・ガンのお母さん(キム・ミギョンさん)…どっちの世界でもホント笑わしてくれます(≧∇≦)

 

その他、語りたい俳優さんもおられますが…我慢して(;´∀`)

 

あ、『ウェディング・キャンペーン』(2005年)のファン・ビョングク監督が出てきて面白いことを言いますなあ。

 

 

『スイッチ』の主演はやっぱりサンウさんで、オ・ジョンセさんは助演だけど、さすがですよね。

 

「チョ・ユン」という役名が『群盗』(2014年)のドンちゃんと一緒だったのも気にかかりましたけど…最初の方の献身的なマネージャー役がまた泣かせるんですねr~。

で、パク・ガンが大スターでなくなった分、今度はチョ・ユンが大スターになっててあせる

あの~、チョ・ユンは自分がパク・ガンと入れ替わったって意識はあるんですかはてなマーク

だったらすごい適応力。

意外と大物な人だったんですね~。

もともと俳優さんとして優れた人だったんでしょうけど。

 

オ・ジョンセさんの出演した映画・ドラマってホントに膨大な数なので全部観れるかと言ったら難しいと思いますけど、オ・ジョンセさんの出ている映画なら絶対に観たいビックリマーク

 

あと、チョ・ユンが実は片思いしてる相手の女性が劇団の「男みたいなヤツ」な後輩ウヒ(チャ・ヒ)で、そのウヒはホンマに演劇が一生の仕事だと考えている揺るぎない女性で…きっとまたその世界で成功すると思います。

チャ・ヒさんはこのあと『PHANTOM ユリョンと呼ばれたスパイ』(2023年)にも修道女の役で出てるんですよね。

 

 

パク・ガンの元カノ、スヒョン役はイ・ミンジョンさんでご存知イ・ビョンホンの嫁です。

ですので『スイッチ』でも「イ・ビョンホン」ネタがあったような…(^_^;)

 

ちょっと美人すぎるかな~。

物語上、そうでない方がグッときたような…。

でも韓国の嫁という役柄上、やっぱり夫にとっては「怖い」のだった。

でも「火がついた時の二人」に笑いました(^_^;)

 

ロヒちゃんとロハちゃんの子どもたちも可愛かったです。

けど男の子は会話にならない…。




監督 マ・デユン

“観客が疲れ切った現実をしばし忘れて劇場で幸せな夢を見られる映画になってほしい”

『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』、『リバイバル 妻は二度殺される』、『探偵なふたり』、『さまよう刃』など様々なジャンルの作品でシナリオ脚色作家として携わり、着々と実力を積んできたマ・デユン監督。平凡な家族を平凡でなく描いた長編映画デビュー作『そう、家族』を通じて、沢山の共感を得て感動を呼んだマ・デユン監督が、2023年本作を監督。

本作は、厳しい現実につられてしばし忘れていた日常の大切さを悟らせ、家族の意味を振り返ることができる作品であり、多くの人が共感できるストーリーとして観る者にあたたかな感動を与えてくれるだろう。

FILMOGRAPHY
そう、家族』(17) 脚色、監督
『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』(16) 脚色
『リバイバル 妻は二度殺される』(15) 脚色
『探偵なふたり』(15) 脚色
『さまよう刃』(14) 脚色
『スパイな奴ら』(12) 脚色
『10億』(09) 脚色
『清風明月』(03) 脚色、助監督

 

マ・デユン監督がこれまで脚色で参加されている作品、私は全部、観てるようですけど、ソン・ヒョンジュさん主演の『リバイバル』なんか1年前の過去の妻と話す映画でしたよね。

『探偵なふたり』でクォン・サンウとつながりができたんでしょうか。

 

『スイッチ』は本国・韓国ではヒットとはいかなかったようですが、でもいい映画だからな~。

マ・デユン監督の次作に期待したいですよね~。

 

 

パンフレットは700円(税込)なんだけど、すんません~、買わなかったんですよ~あせる

また観た方は買ってください~。

 

『スイッチ 人生最高の贈り物』…笑って泣けるハートウォーミング・ファンタジーで、ホンマいい映画でした。

前半は笑いますが、後半はやっぱりボロ泣きでしたわ~。

 

オススメですね~。

12月だからこそ観ておきたい映画ですよ…是非!!

 

今日もありがとうさんです、アンニョン(^.^/)))

 



スイッチ 人生最高の贈り物


原題:스위치 スイッチ
英語題:Switch

香港、シンガポール:倒转人生

台湾:大明星多重宇宙


2023年製作/112分/G/韓国
韓国封切:2023年1月4日
日本公開:2023年12月1日
配給:ツイン

PD:イ・ヨンス、キム・ジヌ
監督・脚本:マ・デユン [第1作]
助監督:パク・ミヌ
撮影:キム・イリョン (C.G.K)
照明:キム・ミンジェ
編集:チョン・ジウン (ポンドゥゴル)
音楽:チョ・ソンウ
美術:チョン・イジン、キム・ミネ (モノムドゥ)
武術:チョン・ユノン

出演
クォン・サンウ → パク・カン 人気俳優
オ・ジョンセ → チョ・ユン パク・カンのマネージャー
イ・ミンジョン → コン・スヒョン パク・カンの初恋、妻
パク・ソイ → パク・ロヒ パク・カンの娘
キム・ジュン → パク・ロハ パク・カンの息子
キム・ミギョン → ナムスン
チャ・ヒ → ウヒ
イ・ソファン → オ監督
チャ・シウォン → 助監督
ソン・ビョンスク → コプテギ屋 主人
キム・スンフン → 精神科 医師

友情出演
ユ・ジェミョン → トンベク
ファン・スンオン → ファヨン
ソン・ヨンジェ → タクシー運転手

特別出演
イ・ジフン → アパート男
キム・ハヨン → キム・ハヨン

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

 

 

 

 

12月13日 夜の女王(2013年) マイウェイ 12,000キロの真実(2011年)

12月14日 スイッチ 人生最高の贈り物

12月16日 パラサイト 半地下の家族 モノクロVer.(2019年) ラブリー・ライバル(2004年)