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人間が怖い

年末で人とお酒を飲む機会が多いので身にしみて思うのだが、自分は本当に人間が怖いのだなと思う。多くの人と話をして家に帰るとぐったりとする。まあ、人は大なり小なり、人間嫌いな側面があるということもわかってきたが、もう少しなんとかしないといけないとたまに思う(もっとも普段は、このままでいいと思っていることが多いが)。

 人間が怖い原因としては、親戚間の仲が悪かったという点が一つある。あと、子どもの頃から身長が高く、大阪南部という品のいい環境に育ったこともあり、品のいい方々から必要以上にからまれたという点もある。なぜか小学校一年生のときに新聞に結構大きく写真入りで取り上げられたことも、品のいい方々を引き寄せたのかもしれない。

 社会に出てからも、官僚的な大組織の会社に入ったこともあり、人間のいろんな複雑な面を見ることができた。個人としてはいい人でも、組織を背負うととたんに悪に豹変するような人もたくさん見た。その組織や豹変した人たちにつぶされて精神を病んでいく人ももっとたくさん見た。人を救うのもつぶすのも結局は人間なのだろう。 

 そんなこともあり、(救えないまでもつぶさない側の人間になるために)カウンセリングの勉強を始めた。自分に合わないクライアントの場合は、カウンセラーは担当を変えることができると知ってすごく楽になった。人間関係のプロでも合わない人がいるのだから、人間関係が下手な僕が合わない人がいても当然と思えるようになった。 
 あと、「ヒカルの碁」という漫画で気が弱く本番に弱い棋士が、「強い精神面は資質ではなくテクニックだ」みたいなことを悟って、克服していく場面を見たときもすごく楽になった。資質なら変えようがないが、テクニックなら身につけるという発想がすごく楽になった。もっとも、漫画で楽になるくらいなのだから僕の人間嫌いもまだまだかもしれない。 


ほった ゆみ, 小畑 健, 梅沢 由香里
ヒカルの碁 (1)

年賀状

 今、年賀状の製作中。ちなみに我が家の年賀状作成手順はまず子どもの写真入りイラストのプリントアウト。結婚する前は子どもの写真入り年賀状は絶対に出すまいと思っていたが、結局一番楽で無難なコンテンツなのでつい使ってしまう。余談だが、たまに祖父母などの喪中の葉書に自分の子どもの写真を入れて送って下さる方がいるが、そのお子さんが亡くなったと縁起でもない勘違いをするので、できればやめていただきたい。

 今年は長男が成長し、いろいろと手伝ってくれようとするので大騒ぎだった。写真の選定にいろいろと注文をつけるし、何よりプリンタの印刷速度に我慢できず、葉書を引っ張り出そうとするので、昔の某教祖の写真のようにグラデーションのかかった失敗作がたくさんできてしまった。「ちびまる子ちゃん」でまる子とおじいちゃんが大騒ぎしながら年賀状を書く回があったが、そんな感じで結構楽しくもあったがなかなか進まなかった。

 次に、宛名の印刷。毎年のことだが誰に送るかを考えるところでいつも切なくなってしまう。当然のことだが、年々新たに知り合う人が増えるので、枚数は増加の一方。あまり増えてもきりがないので、枚数を減らそうと考えるが、自分から人間関係を断ち切るみたいで自分がひどく傲慢な人間なような気がして少し気分が落ち込む。とりあえず、昨年出したのに返信がなかったり、宛名不明で戻ってきたりした人については、向こうが僕との関係を絶ちたいと考えている(と勝手に考えて)リストから削除するようにしている。

 最後に一人ずつ手書きのコメントを書く。このコメントに何を書くかも悩ましい。数年会っていない仲のよい友人ならともかく、毎日職場で顔をあわせている同僚に今さら何を書けばいいのか、なんて思う。とりあえず、「今年もよろしく」と書くが何をよろしくなのか。もっとも、もらった方はそんなコメントは一瞬に忘れるので悩むだけ無駄なのだろうが。


ポニーキャニオン
ちびまる子ちゃん全集 1990年11月~12月

最高のライブCD

別のブログにも書いたが、気分が乗ってきたので同じ話題を。

今、曽我部恵一さんの「ラブシティ」をリピートで聴いている。全2作と比べると、スローな曲やこった作りの曲が多いが、愛にあふれるテンションの高さは相変わらずだ。

それにしても、この人は素敵な歳の取り方をしていると思う。メロディだけがよい(といってもそれだけでもすごいが)、演奏の下手なバンド(実際にサニーデイ・サービス時代のライブを見たことがあるが、本当に下手だった)の元ヴォーカルで、しかもたいした大ヒット曲もないのに今では音楽界に確かな存在感を築いている感じがする。

例えば、ソングライターとしての才能は、元LRの黒沢健一さんの方がはるかに上だった気がする(LRのデビュー当時、耳の肥えた先輩がこぞって聴いていた)。しかし、「HELLO,IT'S ME」、「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」の大ヒット以降、彼がなにか窮屈な感じがするのに対し(すごくポップなアルバムを是非出して欲しい)、曽我部さんのこののびのびとした活動振りと音楽は本当にすばらしいと思う。このアルバムも後半のめくるめく、たたみかける怒涛の展開はすごく好きだ(特に6曲目の「幻の季節」)。

曽我部さんは今年にもう1枚「東京コンサート」というCDを出している。このCDは10年前のサニーデイ・サービス時代の名盤「東京」をそのままの曲順で演奏したとてもよいライブCDだ。しかし、実は曽我部さんはもっと素敵なライブCDを過去に出している。  

「FUTURE KISS」というタイトルの幼稚園でのライブを収めたCD。子どもたちの歓声(叫び声?)の中、今の曽我部さんに通じる愛にあふれるハイテンションでほのぼのとした雰囲気のとてもよいCDだ。このCDがサニーデイ・サービスのラストCDになるが、今の活動ぶりを見ていると、このような雰囲気をもっと味わいたくて解散したような気がする。



曽我部恵一
ラブシティ
黒沢健一, 木下裕晴, L-R
LACK OF REASON
曽我部恵一
限定:東京コンサート
サニーデイ・サービス, 曽我部恵一, 細野しんいち, Sylvester Stewart, 大瀧詠一
FUTURE KISS