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福嗣ウォッチャー 

 お正月に取りためていた「さんまのまんま」をやっとみた。中日の落合監督一家が出ていたので、福嗣ウォッチャーを自認する僕としては見逃せない。福嗣さま(あの貫禄では「君」とは呼べない)は相変わらずの傍若無人ぶりで、日本のパリス・ヒルトンと言った趣だった。野球を辞めたことや、「死にたいと思ったことがある」とかいうエピソードからは福嗣さまなりの苦悩が伝わってきて、「有名人の子どもも大変なのだ」と好感が持てた。

 子どものときから人前に晒されることのストレスは計り知れないものだろう。例えそれを自らが望んだとしても。マイケル・ジャクソン、ジョディ・フォスター、マコーレー・カルキン、内山くん、みんな少し(かなり?)壊れたところがある。ある程度ふつう(何がふつうかの定義は難しいが)に生きていくことは、人間の幸せの条件なのかもしれない。

 そんなストレスの苦境から復活した点で、ドリュー・バリモアという女優を僕は評価している。映画「E.T.」の主人公エリオットの妹がコカイン中毒になった、というニュースを聞いて、「人生は映画と違ってエンド・ロールで終わらないので残酷だなあ」、という印象を持った覚えがある。そんな彼女が「エバー・アフター」をヒットさせたときは少しうれしかった。しかも、過去の挫折を背景とした自伝的なシリアスものではなくコメディ色の強い作品を中心に最近のキャリアを積んでいるところも好ましい。

 ドリュー・バリモアは15才の時に母親と縁を切る法的判決を勝ち取ったのが復活のきっかけになったようだ。そういう意味では福嗣さまがどのように親離れするかに注目している。あらゆる意味での潜在力はかなりでかいので、「落合の息子」の呪縛から逃れたときに大成するかもしれないと期待している。もっとも「さんまのまんま」で見た、副詞さまが描いた焼酎のラベルを見る限りでは絵の方の才能はあまりないようだが。


ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
E.T. (1982年版)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
エバー・アフター

ぶれない

年末から年始にかけて古い友人と会う機会が結構あった。みんなあまり変わっていなかったのがとてもうれしかった。同時に感心したのが人生の軸というか、生きていくうえでの優先順位が明確で「ぶれていない」ことだ。ある人は家族、ある人は仕事、ある人は自分の趣味を、以前と変わらず大切にして生きている。本人にしてみれば、逆にそのようにしか生きてこられなかったと言うのかもしれないが、一貫していることによる強さというか安定感を自然と身に纏っているように僕には思えた。

一方、僕は自分の人生上の軸がぶれまくっている。仕事でも家族でもなく、ましてや没頭できる趣味もない。少し開き直って考えれば、軸が定まらないという点では、一貫しているともいえる。そのためか、いつまでも人生に対しての怯えがなくならないし、どこか落ち着きがなく自信なげに人からは見えるのではと心配している。

トム・ウェイツという人は僕にとっては「ぶれない」人の代表格だ。個性的な声のために、どの曲を聴いてもすぐにこの人とわかる。出演している映画を見ても、役を演じているというよりもトム・ウェイツというキャラクターでそのまま出演しているような気がする。しかし、決して単調というわけではなく、自分の確固としたスタイルをもった落語家のように名人芸に達しているというのが正しい評価だと思う。

一方、ニール・ヤングは結構「ぶれまくった」人だ。近作はフォークテイストで一貫しているので意外に思う人が多いかもしれないが、特に80年代はがんがんのロックや打ち込みサウンドを展開していて節操がない。それでもテクノ調の”Transformer Man”を”Unplugged”で見事にフォーク風に復活させるなど試行錯誤を無駄にしていないところがすごい。

とりあえず、僕もぶれながらも少しずつ進歩していきたいと思っている。


Tom Waits
Beautiful Maladies: The Island Years
角川エンタテインメント
コーヒー & シガレッツ (初回限定生産スペシャル・パッケージ版)
Neil Young
Lucky Thirteen
Neil Young
Unplugged

西澤移籍

 昨日大久保選手に続き西澤選手もセレッソからエスパルスへの完全移籍が決まった。予想していたとは言えショックだ。もう2度と森島選手と一緒にゴールを喜び合う姿を見ることができないのは本当に残念。セレッソ公式HPでの西澤選手の「自分としては、8番の大きな背中を追いかけて、好き勝手にやってきただけですが・・・」というコメントを読んで本当に泣きそうになった。昨年最終戦でけがの後もピッチに一度は戻ろうとした気迫にJ1残留に向けた気持ちが伝わってきた。けがや年齢のことを考えると試合数の多いJ2よりもJ1という選択も致し方のない面もある。もし、新聞報道のとおり年俸の減額提示が原因なら残念な限りだが。エスパルスでの活躍に期待したい。

 ため息しか出ない。降格のショックってこういうかたちでじわじわときいてくるものなのだと初めてわかった。2002年はこんなに落ち込まなかった気がするのに。正直父親が死んだときより悲しい。昨夜、2002年のJ2復帰のDVDを見ながら酒が進んだ。画面に映る久藤、布部、大久保、西澤、真中、鈴木、誰もいなくなった。今では本当に森島選手しかいなくなった。まあ、人生もクラブもそういうものなのかもしれない。何はともかく、人生もクラブも続いていく(本当にクラブが続いていくのか最近不安になってくるが)。

 でも、各チームほぼ今季の戦力が固まったこの時期に補強ができるのか心配だ。昨年最終戦の出場選手14人中8人もいなくなった。結果が出なかったチームでそのままの戦力というのも問題があるが、一方の新加入で実績があるのは3,4人。これで下村選手まで移籍したらちょっと悲しさを通り越して笑っちゃうかもしれない。

 すっかり暗い気持ちになってきた。気分転換に週末は森島選手も出ているらしい「かにゴールキーパー」でも見ようと思っている。

日活
セレッソ大阪オフィシャルDVD 2002シーズンレビュー J1復帰への激闘録
BBMC
かにゴールキーパー