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男女間の友情

大学の教養課程で留学生といろんな内容について議論するというクラスを取っていた。ある日の議題は「男女間で友情は成立するか?」というものだった。当時公開中だった、メグ・ライアン主演の「恋人たちの予感」という映画のテーマでもあったので、この議題が選ばれた。この議題といいメグ・ライアンといい、どこかバブルの匂いがして、いい感じだ。今の高校生や大学生はこんな青臭いテーマで議論するのだろうか?

この議題に対して今なら、「同性間の恋愛も肉体関係も存在するのだから、当然異性間の友情も存在する」というように半分逃げの回答をするが、当時は僕もかなり青臭かったので、真剣に友情と恋愛の定義づけから議論したような気がする。

この映画の監督はロブ・ライナー。スティーヴン・キングの短編を映画化して、リバー・フェニックスの出世作にもなった、名作「スタンド・バイ・ミー」も監督している。当時は出す映画全てがヒットしていたが、最近はメグ・ライアン同様あまり名前を聞くことがなくなった。やはり青臭さが混沌とした時代に合わなくなったのかもしれない。

二人ともイメージチェンジをしたころからおかしくなった気もする。メグ・ライアンの濡れ場やロブ・ライナーの社会派映画なんて少なくとも僕は見たくない。好きな監督と女優さんなので、是非毒にも薬にもならないようなラブコメで復活して欲しい。

一方、「スタンド・バイ・ミー」に出演していたキーファー・サザーランドは、一時の落ち目から脱し、最近はTVドラマの「24」の主演で復活している。やはり、人生って浮き沈みがありますね。リバー・フェニックスのように死んで伝説になると美しい印象だけが残るが、生き残ったものは醜態をさらしながら生き続けなければならない。(別にキーファー・サザーランドのカロリー・メイトのCMが醜態だと言っているわけではないです。)


20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
恋人たちの予感 <特別編>

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション


センター試験

 もうすぐセンター試験。毎年この時期は風邪が流行ったり、雪による交通機関麻痺が起きたりするので、受験生の方はくれぐれも注意して欲しい。僕は、迷って汗だくでセンター試験を受けた記憶があるので、試験会場の下見もお忘れなく。

 齢がばれるが、僕は共通一次試験とセンター試験の両方を経験している。共通一次では科目間に難易度の差があるということで、生物(確か地学も)で点数のかさ上げがあって、当時文系なのになぜか生物だけが点数がよかった(勘がさえ渡った)僕はずいぶんと迷惑を被った。あのかさ上げで志望校の合格見込みがDからEくらいに落ちたような気がする。

 その共通一次とその後の二次試験、私立試験のときによく聴いていたのがスクリッティ・ポリッティの“Cupid & Psyche 85”というCD。たぶん、廉価版で再発売されていて、FMfan(懐かしい!)で名盤として取り上げられていたので買ったと記憶している。ヴォーカルのファルセットボイスが印象的なキャッチーなアルバムで、収録曲の“Perfect Way” はアメリカでも結構ヒットしたので、当時ビデオクリップもよく流れていた。

 その年は国公立、私立とも全滅し、浪人生活を送ることになった。試験に向かう電車の中で常にこのアルバムを聴いていたので、縁起を担いで浪人中は、一度もこのCDを聴くことはなかった。確か再び聴いたのは一浪後無事合格して、上京してからずいぶんたってからだと思う。その以後も、名盤だが縁起の悪いCDとして、あまり聴くことはない。

 一方、合格した年に試験会場に向かう電車でよく聴いていたCDはXTCの” ORANGES & LEMONS”。最初の3曲でだけでも聴いて損はない。ジャケットと同じくカラフルでポップな楽曲満載で、XTCの現時点の最高傑作だと思う。とにかくテンションが上がりまくるので、これから試験や戦いに向かう人にはお勧めの一枚である。


Scritti Politti
Cupid & Psyche 85
XTC
Oranges & Lemons


1987年

昨日成人式を迎えられた方は1987年生まれだということをラジオで言っていた。その年の音楽界のニュースとしてはジョージ・マイケルとボビー・ブラウンのソロデビューらしい。僕にとってはつい最近の出来事のように思えるが、いまやこの二人がかつての栄光から転落し、前科者となっていることを考えるとやはり20年の月日がたったのだろう。

この二人が1987年~1988年にそれぞれリリースした「Faith」と「Don’t be cruel」というアルバムは今聴いてもかなりの名盤だと思う。特に、「Faith」という曲は、当時はこんなに音数が少なくても格好いい曲がつくれるのだと結構感動した覚えがある。逆に、これらのアルバムでの成功とその後の挫折(確か、二人ともその次の作品の売り上げは激減したはず-でも、ジョージ・マイケルの「Listen Without Prejudice Volume 1」はFaith」以上の傑作だと個人的には思っている)が彼らのその後の人生を狂わせたのだと思うと、必ずしも彼らにとってはよい作品とは言えないのかもしれない。

さて、1987年当時僕は何をしていたのかを思い出すと、ひたすら寝ていたような気がする。高校生だったが部活も勉強もせず、学校で居眠り、家に帰って昼寝、夜は勉強机にうつぶせになって眠り、夜中に気がついてベッドで眠るというような生活を送っていた。今になって思えば逃避行動なような気もするが、勉強机に座るとどうしても眠くなって勉強できなかった。おかげで、学年六百数十人の学校で六百番台の成績をとってしまった。

あとはトランプのナポレオンにはまっていた。今から考えるとすごく地味な青春時代だが、休み時間の度にトランプをしていた。ナポレオンをするために学校に行っていたといっても過言ではない。副官で周りの人をだまして勝てたときの快感がなんとも言えなかった。もっと他の快感を追及してもいいものだが、とにかく楽しかった。

 ところで当時ボビ男と呼ばれた人達は、今どんなファッションをしているのだろうか?


ジョージ・マイケル
FAITH
George Michael
Listen Without Prejudice, Vol. 1
Bobby Brown
Don't Be Cruel