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きゅ~じ~の自己発見ブログ

ようこそおいでくださいました。当ブログでは主に初歩的な心理学、エニアグラムなどを通して、あなたの今の不安、不満を解決する手助けになるような情報を提供していきます。また、趣味がギターですので、ネタに困ったら(笑)そちらについても書くかもしれません。

 タイプ4は一言で言い表すなら天才肌な人と言えます。他人と一緒であるということに価値を見出さず、むしろ避ける傾向にあります。そのため、物の見方やセンスが非常に個性的であることが多いです。周りの人が気にも留めないことに関心が向き、そこに感動を見出します。感動を感じないものは、このタイプの人たちにとってあまり価値のあるものではありません。





 タイプ4の人は自分なりの美意識を持っている人が多いです。このタイプの人たちは、深いところで自分たちは芸術家であると感じています。良くも悪くも、凡人とは一線を画すセンスの持ち主です。そのため芸術の分野で活躍するタイプ4は数多くいます(絵画、演劇、音楽、etc...)。たとえ芸術分野の職についていないにしても、自分のセンスを発揮できる職場においてタイプ4は生き生きとします。もし職場でそういった機会が無くても、プライベートで何か創造的な趣味を持っています。創造性を発揮し、自己を表現することはこのタイプにとって息をしたりご飯を食べるのと同じように、かけがえのないことなのです。





 またタイプ4は個性的である反面、人から理解されないことをよく経験しています。表に出すことは少ないですが、タイプ4は基本的に自分の美意識、個性を人に認めてもらいたいと感じています(それに本人が気付いているかどうか別として)。しかし個性的であるが故、それらが認められないことは少なくありません。彼ら(彼女ら)にとって、それはとても辛い経験となります。しかし、そういったことを経験してきたためか、タイプ4は社会的、組織内の弱者、もしくは深い苦悩を抱える人に深い同情をすることもあります。




 人を助けるといった点では、タイプ2とよく似た特徴のように思えます。しかし、、タイプ2が常に人に気にかけ、干渉していくのに対して、タイプ4は基本的に他人不干渉です。しかし本当につらそうな人を見かけたとき、他のタイプの人が見捨てるにしてもタイプ4は深い同情心から助けることがあります。





 そんな豊かな感性の持ち主であるタイプ4ですが、基本的に内向的で人付き合いが得意なタイプではありません。人との心からの付き合いを重視するため、社交的な上辺だけの付き合いを軽視します。その上、自分一人の時間を大切にしているため、人付き合いが悪いこともあります。また、他人と違うこと、個性的なことに価値を見出すため、人と協力して物事を成し遂げたり単純なルーチンワークを行うのが苦手です。このタイプにとって、集団の中に埋没して個性を発揮できないことは苦痛以外の何物でもありません。





 前述したように、このタイプは自分でも“自分と他人は違う”ということを感じています。それは疎外感を感じる元になりますし、もしかしたら時として傲慢な態度をとることもあります。他人と違って当たり前と感じているので、「みんながやっているから君もやってくれ」といった理屈は通用しません。これは上手く働けば物事の上辺に捕らわれず、本質を見出すというタイプ4の長所に繋がるのですが、時として「なぜ特別な自分が皆と同じことをしないといけないんだ」といった傲慢な態度を示すこともあります。





 しかしながら、基本的に周りから非難されたり理解されなかったことが多いタイプ4は往々にして
自尊心が低いです。そのため、基本的に内向的で引っ込み思案です。認めてもらえないことへの恐怖から、引きこもり社会的に孤立することもあります(何かと一人になりたがりますね。いやはや^^;)。




 
 もしこの記事を読んで自身がタイプ4だと感じるようでしたら、まず身近な出来事にもっと関心を持つようにし、そして関わってください。また低い自尊心から身動きが取れないようなら、まずは小さなことをコツコツと達成する癖をつけましょう(このタイプは小さい目標を軽視する傾向があります)。それは自信へとつながりあなたの創造性を発揮する手助けとなります。






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タイプ3は結果、もしくは成功を常に追い求める人です。もちろん他のタイプも成功を目指してはいるのですが、タイプ3は他のどのタイプよりも成果を出すことに対して貪欲です。多少の苦難ではタイプ3を止めることはできません。成果を出すためならどんな苦難をも乗り越えるため、組織において重宝されやすく、結果出世しやすいタイプであるといえます。






以前紹介したタイプ1も同じよう組織において評価されやすいと説明しましたが、この2つのタイプは成果の出し方、出世の仕方が違ってきます。





タイプ1は根がまじめで、コツコツと作業を進めていきます。しかしながら、自分の感情を表に出すことが苦手であるためか、あまり意見を出すことをしません。周囲を巻き込んで物事進めていくことを苦手とします。





一方、タイプ3はイメージで語るなら猪突猛進、熱血ビジネスマンといった感じでしょうか、タイプ1がどちらかといえば内向的、インテリ系であるのに対し、タイプ3は外交的、体育会系です(あくまでイメージとしてですよ?当然実際は逆の人もいます)。目標を達成するため、チームも巻きこんで課題をクリアしていきます。このようにリーダーシップに優れたタイプであると言えます。また、効率的に物事を進めようとするところがタイプ1と違います。





ではこのタイプの弱点はなんでしょうか?それは、
あまりに結果にこだわるため、ワーカーホリックに陥ってしまう点です。仕事第一で考える人が多いため、家庭や周囲の人間関係をつい疎かにしがちです。成果を出すために人を駒のように扱ってしまい、結果誰も付いて行かなくなることがあります。また、働きすぎて体調を崩すことも多いです。





また
このタイプは、失敗を極度に恐れています(自覚している人はあまり多くないようですが)。とにかく成功にこだわり、失敗すること、挫折することはタイプ3において我慢ならない、とにかく避けたいことなのです。しかしながら、常に成功する人生なんてあるわけないです(まぁ失敗を失敗と捉えない人はいますが)。誰だって一度は挫折を味わいます。そのとき、タイプ3は立ち直るのに時間がかかります。挫折したという事実を認められない人もいますし、挫折して「自分はもう成功することが無い」と今後の人生に絶望する人もいます。






もしこの記事を読んで自身がタイプ3と思うのでしたら、タイプ1同様少し休んで、自分が本当は何がしたいのか一度考えてみるのが良いでしょう。また、チームとして目標を達成するには、必ず仲間の助けが要ります。その点については理解しているのでしょうが、時には部下や仲間を労わってあげてください。それだけであなたへの評価はかなり違ってくるはずです。





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タイプ2は人のために何かと尽くす人です。人の役に立つことを何よりの喜びとします。また円滑な人間関係を好むため、チームや組織内において精神的な拠り所となり得る存在です。



このタイプの人たちは寛容な性格で、かなり人当たりが良いです。イメージとしてはマザー・テレサとか、聖母マリアとかそんなイメージです。その一方で、人の役立つということならかなり行動的になります。あの手この手で喜んでもらおうとします。そうなると、古典的な“世話焼きなおばちゃん”がイメージとしてはピッタリですね(なんか一気に庶民的なイメージになっちゃいましたが)。しかし様々な手段を次々行えるということは、行動的であると同時にかなりのアイディアマンであるともいえます。



基本的に物事を頼まれて断るということをあまりしない傾向にあります。何かを頼まれる=自分が必要とされていると感じるため、進んで依頼を受けることも多いです。とにかく誰かの助けになりたいんです。結果として、割と組織の重要な地位につくことも珍しくありません。ただこのタイプは人を蹴落としてまで出世することを望まず、組織のトップに立つこともあまり好まないので、どちらかといえば組織のナンバー2、トップの右腕的なポジションに落ち着くことが多いです。



人の役に立つ一方で、タイプ2は自分の欲求を飲み込んで外に出さない傾向にあります。前回紹介したタイプ1同様、自分の欲求や願望を表現することに抵抗があります。しかし心の奥底では、自分が与えてきた親切や愛情を他人から受け取ることを望んでいます。そのため、9つのタイプの中でも極めて他人に依存しているタイプと言えます。



自身が望んだ愛情を受けることができなかったタイプ2は、人に親切にするという行為を通して“見返り”をより激しく欲求するようになります。言い分としては、「私はこんなにも尽くしているのに、なんで認めてくれないの?」といったところでしょうか。



もしあなたがこの記事を読んで自身をタイプ2だと思うようなら、もう少し自分を大切にするようにしてください。誰かのいいなりになってはいないでしょうか?いいなりになっているうちは真の愛情を得ることが難しいということを覚えておく必要があります。もともと他人の欲求や、場の空気を察する能力に長けているので、それを正しく発揮できれば評価されることは難しくありません。









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