例え小さな約束と思われるような約束でもキッチリ守らなければならない。

 

約束も守らず、時間に遅れ来るような人は人から信頼を得ることはできないから結局のところ成果に貢献するチャンスを失ってしまうのである。

 

 

 

~自己革新力<その13>~

 

================

 

 

【本文】

 

 

 

■特にビジネスマンは約束や時間に厳格になるべきです!■

 

 

 

アメリカの有名な某ミュジシャンはライブ開始の時間を守らないことで有名らしい。

 

 

 

遅れると言っても5分や10分の話ではなく、数時間から半日も遅れるそうだ。

 

 

 

お客様は怒り出すが、これがいつものパターンだと言うからあきれる。

 

 

 

日本には幸い、そのような振る舞いをするようなミュジシャンやタレントはいない。

 

 

 

ビジネスに話題を変えよう。

 

 

 

現役のとき、私にアポを取ったある会社の営業マンが著しく遅れてきたことがある。

 

 

 

受付から連絡を受けたが、「もう会議に入ってしまったからお会いできない」とお断りしたことがあった。

 

 

 

同じ営業マンから後日、再びアポの要請を受けたが、「スケジュールが埋まっている」とお断りした。

 

 

 

自己革新を図り、時間や約束を守る習慣を身に付けなければ仕事のできる営業マンにはなれないのである。

 

 

 

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【心に刻んでおきたい言葉】

 

 

利益が出せなくなったときは、その会社はもういらないと言われているのと同じこと。

 

 

~梅原勝彦氏の言葉~

 

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【本文】

 

 

■固定費削減策と売り上げの柱を作るべく第二創業を興せ!■

 

 

東芝は、「物言う株主」に対する対応に苦戦して、どうにも耐え切れなくなり、とうとう上場を廃止した。

 

 

その後も売り上げの柱となる商品も事業もなく、大幅な赤字決算となった。

 

 

経営陣は4,000人のリストラを発表し、さらには本社移転も発表した。

 

 

私が当時勤めていた会社は東芝から商品を調達していたこともあり、何度か浜松町の東芝本社に赴き、打ち合わせをした記憶が懐かしく思い出される。

 

 

~~~~~~~~~~~

 

 

売り上げ高-変動費=限界利益(固定費+利益) の式が成り立つ。

 

 

上式において、利益が大幅にマイナスなのだから、固定費つまり従業員の給料及びボーナスがまかなえない。

 

 

固定費削減対策は、手っ取り早く「リストラ」だ。

 

 

だが、売り上げの柱となる商品や事業に事欠く状態では、再建は難しいのではないか。

 

 

単なる経営者の決意表明だけでなく、第二創業を興すなどの具体策が絶対に必要だ。

 

 

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能力が高いことと仕事ができることとは必ずしもイコールではない。

 

能力は高いに越したことはないが、仕事ができなければ話しにならない。

 

ビジネスマンはそのことを肝に銘じておくべきだ。

 

 

 

~自己革新力<その12>~

 

=================

 

 

【本文】

 

 

 

■能力が高くとも仕事ができなければ話になりません!■

 

 

 

職能給制度が労務管理に採用された時代があった。

 

 

 

職能給制度とは、職務遂行能力に応じて賃金を決定る制度だった。

 

 

 

何を持って職務遂行能力を評価するかが問題だ。

 

 

 

多くの場合、どんな資格を取得したり保有しているかに目を向けた。

 

 

 

さらに、どんな研修に何度参加したかも重んじた。

 

 

 

資格を取得したりいろいろな研修に参加すれば職務遂行能力が高いと考えたようだ。

 

 

 

しかし、ここでもう一つ大事な能力を見落としたのだ。

 

 

 

それは「発揮する能力」だ。

 

 

 

いくら高い能力を保有していても能力を発揮しなければ成果に貢献することはない。

 

 

 

ビジネスマンは保有能力が高くとも自己革新してそれを確実に発揮しなければ話にならないと言うことだ。

 

 

 

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【心に刻んでおきたい言葉】

 

 

矢崎総業は利益を追いつつも利益を最優先としない。

 

 

お金に重きを置きすぎると「自分だけよければ」と言う考えに流されてしまう。

 

 

~矢崎裕彦氏の言葉~

 

=================

 

【本文】

 

 

■下請けいじめの会社の商品は買わないことです!■

 

 

日産は、下請け企業との間で決定している価格通りには支払わない企業としてすっかり有名になった。

 

 

約40社の下請企業に対して2年間で30億円も一方的に減額して支払っていたことが発覚して大問題となり、世間の批判に耐えかねて後追いで支払ったばかりだったが、その後も減額を繰り返していたと報じられた。

 

 

サントリーの社長で経済同友会の代表幹事である新浪剛史氏が、日産を痛烈に非難し「あんな会社の車を買う気になりますか? ならないでしょ」とまで言い放ったが、日産は別に何も感じていない様子だ。

 

 

~~~~~~~~~~~

 

 

企業経営においては、利益を追い求めることは決して卑しいことではない。

 

 

だが、汚い手を使ってはならない。

 

 

大企業が下請企業に対して「生かさぬように、殺さぬように」と言ったやりかたをすれば、中小企業は従業員の賃金を上げることはできない。

 

 

自分だけ儲かればと言った経営者マインドの会社の商品は、消費者は買わないことだ。

 

 

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驕れる者、久しからず。驕れる者は進歩がない。なぜなら他から学ぼうとしないからだ。自分にはたいした知識も学問のもないと自覚することが自己変革への出発点になる。

 

 

 

~自己革新力<その11>~

 

================

 

 

【本文】

 

 

 

■驕るビジネスマンにはならないことです!■

 

 

 

「驕る」とは「思い上がる」と言う意味だ。

 

 

 

「驕れる者、久しからず」と言う名言もあるだろう。

 

 

 

知識のある振りをする。

 

 

 

技術を自慢する。

 

 

 

しかし、その知識も技術も陳腐化していて、あまり価値がないのにその人は「思い上がり」もいいところだ。

 

 

 

思い上がっているから他人から学ぼうともしない。

 

 

 

仕事のできる人の行動特性を真似ようともしない。

 

 

 

そんな人には笑いながら「平家一族みたいですね」と皮肉たっぷり言ってやることだ。

 

 

 

そう言われても恐らく何も気付かないだろう。

 

 

 

決して驕るビジネスマンにだけはならないでほしい。

 

 

 

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【心に刻んでおきたい言葉】

 

 

挑み続けるものに限界は無い。

 

 

~武 豊氏の言葉~

 

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【本文】

 

 

■騎手も企業も挑戦することで進化していく!■

 

 

中央競馬会所属のレジェント騎手、武豊氏はついに4,500勝を達成した。

 

 

武豊氏は、G1は全ての勝ち鞍があり、G1以外の重賞レースも全て制覇しているからすごい。

 

 

だが、武豊氏は実に謙虚で「いつも強い馬に乗せてもらっているからこれだけ勝てたんだと思います」と語っていた。

 

 

~~~~~~~~~~~

 

 

企業経営においても新しいことに挑戦して勝ち続ける経営者がいる。

 

 

例えば、ダイキン工業は家庭用及び工業用エアコンで世界的にも有名な企業に成長しているが、若手社員の育成にかなり力を入れている。

 

 

例えば、毎年女子プロゴルフの先陣を切って「ダイキンオーキッドレディース」が開催されるが、この大会の企画運営は若手社員がメインで、管理職は若手社員の指示の元でスタッフに専念し、若手社員に花を持たせて彼らの成長に貢献している。

 

 

夏の盆踊りは事業所のある地元の市民を巻き込んでの楽しい集いとし、地元密着に尽力するなど、常に新しいことに挑戦しているすばらしい企業なのだ。

 

 

挑戦する騎手と企業、どちらも強さを最大限発揮している。

 

 

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時流に乗って急成長し、脚光を浴びてパッと花を咲かす企業がある。

 

社長はマスコミの取材に満面の笑みで応える。

 

だがその華やかさは線香花火のように一瞬の輝きで終わってしまう例は多い。

 

自己革新など眼中になかったようだ。

 

 

 

~自己革新力<その10>~

 

===============

 

 

【本文】

 

 

 

■線香花火のような企業にしてはならない!■

 

 

 

成功を何度も繰り返してこそ本当の成功と言えるのではないだろうか。

 

 

 

あるいは成功した状態を一定期間持続させて初めて真の成功と言えるのではないか。

 

 

 

彗星のように現れる企業が時々ある。

 

 

 

時流にうまく乗った。

 

 

 

追い風にも助けられた。

 

 

 

でも成功は成功である。

 

 

 

だが、経営者にしてみれば自分の実力と誤認してしまう。

 

 

 

マスコミがもてはやすからすっかりその気になり、得意満面でインタビューに応える。

 

 

 

だが、足元から崩れて線香花火のように一瞬の輝きで終わってしまう。

 

 

 

経営者は、絶頂期こそ自己変革に真剣に取り組むべきときであることを認識すべきだ。

 

 

 

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【心に刻んでおきたい言葉】

 

 

今必要なことは仕事量が減っても儲かる方法と言うものを絶えず考えておかなければならんと言うことです。

 

 

~大野耐一氏の言葉~

 

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【本文】

 

 

■ゼネコンは受注量をセーブしても利益を確保できるか!■

 

 

大手ゼネコンが、利益が出ずに苦戦しているようだ。

 

 

清水建設は建設中に大きな事故を起こしたりして工事が大幅に遅れているから発注者から違約金を取られる。

 

 

大林組は、工事ミスが重なり、工事のやり直しをやったりで、納期が大幅に遅れて、同様に違約金が発生したりしているようだ。

 

 

共通しているのは人手不足で、監督ミスでの事故や工事ミスが発生している。

 

 

現場監督の補佐役が手薄で派遣社員を当てたりしたが、質が悪くてミスに繋がったか。

 

 

~~~~~~~~~~

 

 

再発防止対策として受注量をセーブして、かつ短納期の工事は引き受けないことを決めたようだが、はて・・・。

 

 

しかし、今度は売り上げが極端に減っても、利益が確保できる施策が必要になる。

 

 

現場監督や補佐役の退職年齢を引き上げたいところだが、高齢者ばかりの現場になってしまえば、新たな問題が起きる恐れがあって頭が痛い問題だ。

 

 

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リストラによって多くの企業戦士が再就職を余儀なくされる時代だ。

 

だが、うまいこと再就職できずに路頭に迷っている人も多い。

 

一見安泰と思えるようなときでもキッチリ自己変革を続けておかなければならない時代なのだ。

 

 

 

~自己革新力<その8>~

 

=================

 

 

【本文】

 

 

 

■自己変革は自分自身のために絶対に必要です!■

 

 

 

泥棒を捕まえてから縄をなっていては間に合わない。

 

 

 

いつ泥棒がくるか分からないので二重、三重に対策を講じることだ。

 

 

 

普段から戸締りを厳重にやる。

 

 

 

それでもドロボーが入ってきたときに備えて体を鍛え、直ぐにドロボーを縛れるように縄も準備しておくことだ。

 

 

 

ビジネスマンはいつリストラに遭うかわからない時代になった。

 

 

 

ビジネスに話題を移すと、今の時代大企業ほど危険が潜んでいる。

 

 

 

複数の専門を身に付け、有効な資格も取得しておくほうがいい。

 

 

 

有資格者を置かなければ営業できない業種や業界はたくさんある。

 

 

 

独立自営に最適な資格もあるだろう。

 

 

 

リストラに遭っても条件のいいうちに胸を張って辞め、再就職もスムーズにいくはずだ。

 

 

 

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【心に刻んでおきたい言葉】

 

 

利益を出すにはムダを取ると言うこと。

 

 

ムダを取れと言っている社長が一番ムダな場合が多い。

 

 

~梅原勝彦氏の言葉~

 

=================

 

【本文】

 

 

■利益を出すにはあらゆるムダを排除すること!■

 

 

2023年度の決算報告で、大企業シャープが巨額の赤字を計上した。

 

 

大画面液晶から完全撤退し、かつスマホ用の小型液晶も大幅減産に踏み切るらしい。

 

 

「利益が出せなくなったとき、その会社はもういらない」と言われているのと同じことだ。

 

 

シャープは液晶をもっとも得意にしていたはずなのに、海外勢に負けてしまったようだ。

 

 

それにしても、2,600億もの赤字を出すまで、何の手も打たなかったのが不思議でならない。

 

 

~~~~~~~~~~~

 

 

話変わって、儲けている中小企業の雄として「エーワン精密」が挙げられる。

 

 

この会社は超短納期が売りの会社だから、高くとも注文が舞い込む機械部品メーカーだ。

 

 

商品名は、自動旋盤などで必須の工具である「コレットチャック」を得意としている。

 

 

「本日PM3時までにご注文頂ければ、本日中に出荷いたします」と宣言している。

 

 

梅原社長は、「利益を出すにはムダを排除することだ」と当たり前のことをおっしゃる。

 

 

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