今日はポポンデッタのタキ1900 CT(セメントターミナル)車の話です。余剰だった1両をカンテラ尾灯点灯車に改造、反射板とどちらも楽しめるようにしてみました。ど~せDCC車両検知用に電流を流す台車が必要なんだからカンテラまでやってみるか~ でした😁。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

DD51 1027牽引のセメント貨物列車、タキ1900で組成された磐越西線5290/5281レをイメージしています。右奥にチラッと写る黒い住友セメント車(河合商会KP-106 河合はポポンデッタの前身)と薄緑のCT車(ポポンデッタ 7512)の混結;当時の姿を再現しています。以下記事に実車写真を掲載しています↓。

 

 

以前はCT車も河合商会(KP-128)で走っていたんですが、ポポンデッタ製品がだいぶ進化していることが分かったので意を決して一昨年12両セットを購入しました以下は進化に気づいた記事↓ですが、この時買った2両セット(7207)は売却したので7512セット12両の在籍です。が、運行は住友3CT11の14両編成;1両がブックケース内に余っていました。なお磐西貨物の定数は13両だった?1両多いかも知れませんが14両で留置線の有効長が一杯です😅。

 

 

最近DCC車両検知=Digitrax BDL168導入をやるようになって貨車に集電改造台車を順次付けています。写真上(反射板付のしんがり車両);抵抗を付けて僅かに電流を流すことで車両検知を作動させるものですが、余っている1両を写真下;カンテラ尾灯付きに改造してやろうと考えました。点灯する尾灯LEDが電流を消費するので車両検知が働きます😁。

 

磐西セメント貨物は早朝、夕刻の時間帯=撮りにくい列車で陽の長い夏場の撮影が殆ど、反射板での運転が多かった記憶がありますが冬場は写真のようにカンテラ尾灯になっていたようです。ど~せ車両検知をやるんだからどっちも楽しめるようにしよう でした😁。2005/03 磐越西線 喜多方-山都 5281レ

 

抵抗を付けるだけなら台車の改造だけで済みますが、カンテラ尾灯となるとタンク体内部にライトユニットを仕込むことになるので車両をバラさねばなりません。車両中央部の床下パーツが接着剤で固定されていたようで矢印;突起をもぎ取る形になってしまいましたが、中央のビスを外さないとバラせないので仕方ありません😅。

 

台車の集電化は厚手の台車集電板(KATO 車軸長用)を曲げ加工、黒塗りを入れてアレンジ取付し車輪をKATO車軸短に交換..セキ6000でやったのと同じですが、カンテラ尾灯車には抵抗の代わりに黒い極細ケーブルを2本ハンダ付けです。台車マウントのカプラーポケットはカットしています。

 

写真のようにライトユニットを付けました。黒いケーブルをブリッジダイオード交流入力側に接続、直流側に電解コンデンサー(100μF)と抵抗、赤色砲弾型LEDを取付けです。矢印の透明なのが0.5mm径の光ファイバー、タンク体から斜めに右車端部下へと通し、カンテラ尾灯となります。ライトユニットの構造などちょっと異なりますが、タキ7750でやった時と基本同じです。ウェイトは屋根裏に貼り付けました。

 

写真の左右が逆になっちゃいましたが😅、遮光の黒テープを貼って出来上がりですが、1枚目の写真でカンテラが爆光だったので抵抗を1k→4.7kΩに換装して減光しました。

 

こうしてタキ112416(タキ1900であることが全然連想できない車番😅)がカンテラ尾灯仕様となり..

 

点灯運転が可能になりました😁。尾灯はコンデンサーの効果でチラつきなく点灯するんですが、車両検知がイマイチ不安定かも😅..もう少し手を加えるかも知れません。コンデンサーは瞬間的な集電不良時に放電してLEDの点灯を補ってくれるものであって、DCCの場合パワーパック運転と事情が違って車両検知やデコーダの集電安定性には寄与しない筈、なのでもう1工夫必要かな?と思っています。

 

反射板、カンテラ尾灯が1両づつの交代制で運用します。カンテラ表現はKATOコキ107のパーツから切り出して取付、上述の照度を落とした姿です。なおあーだこーだ作業しているうちにブレーキハンドルを折ってしまいました。↑写真何枚かハンドルが無い状態で写ってる😅、この補修もやりました。ただ接着剤で貼り付けるだけではすぐに取れちゃうので、軸にワイヤーを入れて補強しています。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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