今日はNゲージ鉄道模型、貨物列車のDCC車両検知に必要となった”車両検知台車”の話です。自作改造で僅かに電力を消費=電流検知型のセンサーを作動させる目的ですが、量産を考慮して前回やったのと違うver.2になっています😁。コンテナ車の他、セキ6000にも取り付けてテストを開始しています。

 

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写真はKATO製コキ104のFT-1台車です。集電銅板を入れて左右を4.7kΩの抵抗で接続しています。抵抗を通じて僅かな電流を流しDCCの車両検知=電流検知型センサーを作動させようというものです。ちょっと前にも同じことをやったじゃん😅ですが、違いは使った集電板が厚くなっていることです。

 

前回は左、車軸の先端を受けるピボットが浅く厚さも薄い”車軸短車輪用”の集電板を使いました。以前やったカンテラ尾灯点灯化の時に使ったのが薄厚タイプだった~からの流れでしたが、↑のリンク記事に書いたようにあまり使える枚数が多くありません。KATOの新設計車両に使われているもの=現役車両ばかりなので余らないんです😅。そこで写真右、ピボットが深く厚手の”車軸長車輪用”をアレンジすることを考えました。写真は”かき集め”の途中、まだまだ出て来る筈です😁。

 

写真が余った台車、右のTR217のように引退したKATO旧設計車両のものが沢山ありますし、左は中央の固定穴を拡大したTR69=DCCには集電構造が合わないTOMIX台車(熱を持って台車周りが溶ける恐れがある😅)を置換えるためKATOパーツを買って付け換えたものと思います。ウチのTOMIX車は大半が引退しましたのでこれも使える..沢山捻出できます。

 

写真上が先日のVer.1、下が今回のVer.2です。車軸長車輪が付いていたのを車軸短にし、軸距を合わせるため集電板を曲げて使うのは一緒です。Ver.2は厚みがあるのでVer.1の緑矢印部のように(片側だけ)ピボット部を2重化する必要はありません。が、逆にピボット部が深いので青矢印;収まるようプラ台車枠にグラインダーを当てて”掘る”必要があります(失敗するとショック大😅)。また分厚い分曲げ加工も難しく、車輪が抵抗なくクルクル回るようにする調整作業は大変になりますが😅、車両検知台車は沢山必要になる予感があり、厚手のものを使えるものは使っていかないと早々に足りなくなると思うのでVer.2をメインにしていきたいと思います。

 

これでコキ104-2791も車両検知仕様の台車が付きました。台車奥にグレーに塗った厚手集電板がチラ見えしています😅。

 

これでコキ104コキ106、20両編成の貨物列車に最後尾のカンテラ尾灯車と合わせて3両の車両検知仕様車が入りました。先頭のED75重連と合わせて4カ所で車両検知が働きます。

 

もう1つ、セキ6000(KATO 8032)の貨物列車にも車両検知台車Ver.2を付けてみました。美祢線の石灰石輸送をイメージした22両編成です。DD51 851 牽引です。

 

写真は編成しんがりのセキ6802少なくともこの車両をしっかり車両検知してくれないと追突事故ということになる気がします😅石灰石に見立てた積荷は”パン粉作戦”なる方法で自作したものです😁。

 

台車はTR41、FT-1より更に軸距が短いので更に加工に苦労しましたが上記セキ6802セキ6813の2両に施工です。Ver.2タイプが増殖しています😁。今回は車両検知だけなので台車で完結ですが、抵抗の代わりに極細ケーブルを車内に引き込んでLEDを付ければカンテラ尾灯車に出来ます。そういえば去年タキ7750のカンテラ尾灯化の時に厚手の車軸長用集電板を使ってましたね(もう忘れてる..😅)。

 

こちらはDD51と編成中間、最後尾のセキ6000が2両、計3カ所で車両検知が働きます。集電機能無しが基本の貨物列車にどの位の頻度で車両検知仕様車を入れておかねばならないか?分からない部分もあるんですが、ひとまず手持ちの余り集電板で”量産体制”には持って行けそうな感じがします😁。上述コキ104も2両ともVer.2に作り直しておこうかな?。昨年末にカンテラ尾灯化をやったタキ35000では車軸短用の集電板を使ったんですが、台車は同じTR41なので上手くやれば車軸長用集電板でも行けたのかも..この時はまだ車両検知用の抵抗付集電台車が沢山必要という認識がありませんでした😅。

 

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