~緩和ケアやいのち、日々の出来事や想いを~

~緩和ケアやいのち、日々の出来事や想いを~

3度のがん経験や、がんの患者さんとのふれあい。昔、白血病で亡くなった長男のことを想い出しながら、
日々の出来事や想いを明るく書いていきます。

いのちについて

私は元気に過ごしている今に感謝しつつ、人間はいつ何があるかわからない・・・という思いがあります。


むかし、むかし、小1の時に同級生が急な病気で亡くなったことに始まり、大人になるまでに白血病や脳腫瘍、交通事故などで4人も近所の友達が亡くなりました。

そんなことで、子どもの頃から病気や死を身近に感じていたような気がします。


そして、長男の白血病や私の胃がん(2回)、父が胃がんのため57才で亡くなったことがより一層、いのちの大切さと儚さを思うようになりました。


  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


がんについて

がん検診で、がんがみつかる。

体調が悪いので受診して、がんがみつかる。

など、いろいろですね。

がんと診断された時は最初が肝心、と思います。


病院選び、治療法、決めなくてはいけない事が次々と出てきます。

後悔しないためにセカンドオピニオンも大切だと思います。

今の時代でも、セカンドオピニオンを申し出ることに躊躇するのが患者心理。


最近の医療は、例えば放射線治療や抗がん剤治療を患者が選ばなくてはいけないこともあるのですね。(知らなかった!)


素人に決断は難しい・・・。



手術が終わった時に執刀医から「目に見えるがんはすべて取りました」と言われると一安心します。

手術は成功と思います。

しかし、早い時期に再発することも。


2人に1人ががんになる現在、小中高生のがん教育と共に、大人も基本的ながんのことを学んだほうが良いような気がします。

もしもの時に、冷静に行動するために。


今日は、遠くの友から考えさせられる相談を受けたせいか、いろいろなことが頭の中を駆け巡っています。


モヤモヤを長々と書いてしまいました。

(あくまでも私見です)


読んでいただきありがとうございます


何かあった時に娘たちを困らせてはいけないと思い、一応パソコン関係のパスワードなどはメモをしていたつもりですが・・・。 


ネットの整理を始めてみると、登録していたドメインだのパスワードだの忘れていることばかり。

昨夜、私の頭の中は、パニック状態でした。


随分前にウィルスバスターを入れたことをすっかり忘れていて、使っていないのに毎年自動更新、7,700円が引き落とされていたことを発見!

今までの引き落とし分で、ステキな洋服が買えたのに、と自分のウッカリを棚に上げてため息がでました。

何とか、パソコンをいじっていて解約のところへ辿り着きホッ😌


他にも、IDや・パスワードは自動的に入力できたのですが、ログインができない💦


私は大丈夫と思っていた私の脳細胞は、確実に破壊💥されている現実に直面し、ため息と心がドヨヨ〜ン。


数日以内に、デジタル終活を終わらせたいものです。

このブログとフェイスブックのことも調べなくてはですね。


気持ちだけは忙しい、ゴールデンウィーク明け💨


ゴールデンウィークに行った千葉の海岸



52歳の時に胃を全摘し、長女にだけ「余命1年」と言われたらしい私。

何年か経って知りました。


その後、長く濃い生き方をさせてもらって有難いことです。


そんなに長くは生きることはできないだろうという思いは、いい意味で裏切られました。


毎日、元気に生活できるということは、何か生かされる意味があるのでしょうね。


今日は、昔、白血病で亡くなった長男の命日です。そして、私の誕生日😊


毎年思うことですが、生きていることに感謝し、毎日をキチンと丁寧に生きたいと願っています。


家族を始め、周りの方に感謝です。


拙いブログをいつも読んでくださって、

ありがとうございます♪


 ツツジが満開のゴールデンウィーク


人の別れは辛いものです。

この冬、高齢の従兄ががんのため苦しみながら亡くなりました。

その従兄の弟から、「こんな本があるよ」と勧められたのが、児童書の『青空のむこう』(アレックス・シアラー作)です。


自転車に乗っていてトラックにはねられ、気がついたら〈死者の国〉に来ていた

ハリー。


やり残したことがあり、元の世界に戻って

家族や友達の様子を見る。

家族や友達が普通に生活している様子を見てガッカリしたけれど、実は本当はみんな悲しんでいることがわかる。


今まで住んでいた世界には戻れないことを実感する様子に、引きこまれました。


ハリーとアーサーの2人の姿から、「失って初めて気づく大切なこと」があることを改めて痛感。


随分前に亡くなった私の長男も、死者の国から降りてきて「私の周りに帰ってきたことがあったのかも」


今も、ふわふわ周りにいるのかな。


結局、ハリーとアーサーは〈死の国〉に戻り、その先の〈彼方の青い世界〉へ・・・。


児童書ですが、大人が読んでも感動!


明日は、長男の命日です。

生きていればおじさん!


でも子どもの姿で、私の周りに来てくれるかな、なんて思えるステキな本でした。


従兄もこの本を読んで、寂しい心が少し慰められたのかも。



40年間、毎年ゴールデンウィークの期間は、こころも身体もひたすら家に籠る生活でした。

どうしてもの時は、もちろん出かけましたけれど。

 

今日29日は、数日後に亡くなることになると思わないで、病院からデパートへ洋服を買いに行きました。


昨年までは、

「何故、そんなのんきなことをしたんだろう」と自分を責めてました・・・・。

 

長男の命日と私の誕生日が同じ5月4日。

よく冗談で、「あの日から私は誕生日の

お祝いは無しだから、歳をとらないの」

などと冗談を言っていました。

でも、そうも言っておられないおばあさんになってしまいました。

過ぎてしまえばあっという間ですね。

 

不思議なことに、今年は何故か平常心です。

 

長男に会える日が少しずつ近くなったからかもしれません。

年齢から考えてもネ。

 

今年は、2人の娘夫婦と孫たちが「お誕生日会」を開いてくれるそうです。

 

※子どもさんを病気や事故で亡くされた方にとって、いつも哀しく辛いことと思います。

お気持ちもよくわかります。

死ぬまで、辛いのかなぁと私自身も思っていましたが、だいぶんおばあさんになった今年は、なぜか寂しさが軽くなっています。

不思議です。

 

※今、辛く哀しい思いをされている方、何十年かしていつかきっと気持ちが楽になる日が来ることをお祈りしています。