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リノベーションLABO

2007年1月にスタートしたブログですが、株式会社リノベーションLABOのブログとして運営してまいりましたが、皆様御想像通リ妙齢となり、もともと商売には向いてないこともあり、しばらく冬眠…。

世界最古の建築書(紀元前25年)と言われる「ウィトルウイルスの建築書」には、その時代にすでに確立していた西洋漆喰についての記述があります。


 大理石粉や砂などの原材料としてコテで塗り重ね最後にツヤを出す仕上げは、伝統的な、古典的仕上げとして今も変わらず受け継がれております。

 「カルチェ・ラザータ」は下塗りとして「イントコナ・フィレンツェ」という粗い骨材(石を砕いたもの)の入った左官材を塗布し、この上に「グラッセロ」でパターン付けする仕上げです。黒っぽい斑点がたくさん出て、ちょうど髭剃り後の肌のように見えます。

 天才建築家:カルス・スカルパが50年以上前にスタッコ・アンティコをつかいましたが、カルス・スカルパがこのんで使用した仕上げです。カルチェ・ラザータは翻訳するとそのまんま・・・髭剃り跡のいみなのです。

 あくまで仕上げ方法の名前で商品名ではありません。以前、私も材料と仕上げが一致せず混乱しました・・・。


いかにも、荒々しい素材感と品のいい光沢を兼ね備えた、イタリアらしいダンディな仕上げです・

グラッセロはベネチアーノよりツヤが落ち着いた感じになります。ベネチアーノをカルチェ・ラザータ風に・・・しかも材料単価をおさえて施工する裏技もありますが、それは機会があれば紹介します。


イタリアと言えば・・・昼寝?  以前、同じ「エバーファースト」社で扱っている、イタリアンモザイクタイルを「石本建築事務所」の札幌支店で「登別グランドホテル」の女性大浴場で採用していただきました。商品は「べトリカラー」・「シーレックス(販売終了)」の2品・・・で、前もって納期確認をしたところ、船便で半年位先だということで・・・当然、納期交渉をお願いしたのですがさっぱり急いでくれる気配がないと・・・。軽い目眩をおぼえながら、国が違うとこんなものだと・・・感じながらも、何度も何度も交渉し何とか間に合い無事施工できました。「ビバ!イタリア!ありがとう兄弟!」と叫びながら・・・打ち上げは盛り上がりましたぁ!!

 その年度、北海道の建築かデザインの賞を頂いたそうです。

ちなみに、以前紹介した「札幌ファニシング」の設計も「石本建築事務所」です。


 

札幌でも、南区の中の沢というところにひっそりと暮らしております。ダイニングのテラスからの景色は・・・裏山です。キツネやウサギが遊びに来ます。

シート張りが嫌いなんで、予算と好みの都合で、窓台はスプルスにOSMOカラーを塗って仕上げました。

 

 昨年春、ショールームに結露に悩むお客様がいらっしゃいました(かなり多い)。某財閥系マンションにお住まいでカビカビでクロスが剥がれ落ちてきて、窓周りが腐ってくると・・・。早速、訪問しました。なんと、あのスーパーマリオに欠かせないアイテムが!

 

 

10センチ程成長したあってはいけないものがしかもペアでいらっしゃいました・・・

 

発泡ウレタンで断熱をし直し空気層をとって、簡易24時間換気システムを組みたてて・・・

 

換気扇回してね・・・自然相手の喧嘩・・・お客様の理解と協力なしでは・・・無理です。

ランニングコストの問題とかあるしねー。

 

漆喰は、原料が無機材料のため静電気が起こりにくく、石油化学系の塗り壁材に比べると、
ホコリやゴミは付きにくく汚れにくい材料です。
また、材料はアルカリ性ですからカビなども生えにくいです。
したがって、ホルムアルデヒドなどの防腐剤も含まれません(建材にホルムアルデヒドを入れるのはカビなどを防止するためです。漆喰の場合はその必要がありません。)。

 

漆喰は構造がポーラスなため空気を通します。外壁に使っても、躯体を密閉することはありません。
石油化学系の塗り壁材を外壁に塗布すると、躯体を密閉することになります。
躯体を密閉すれば、長い間には建物にダメージを与え、建物の寿命を縮めるおそれがあります。
イタリアでは漆喰なら躯体が「呼吸する」という言い方をしています。
内装に使えば、湿度をある程度調整する効果があり、結露も起こり難い材料です。

 

イタリア漆喰の主成分の消石灰は、もともと石灰石から作られています。
その消石灰は、壁面に塗布して乾燥した後、空気中の炭酸ガスと化学反応を起こして徐々に
炭酸カルシウムに変わって行きます。
そして、炭酸カルシウムとは実は石灰石と同じものです。
つまり、元の原料に戻ってしまうのですから、天然のリサイクルです。
イタリア漆喰は、古代ギリシャから古代ローマへ、そして現代に至るまで使われ続けています。
驚くべきことに、2000年以上もの実績があることになります。
20世紀になって開発された新しい塗り壁材に比べれば、安全性についても
それだけの実績があるわけです。 

 

 

で!画像は唐突に、オランダ・シグマコーテッド社の誇る多彩模様塗料で、『シグマルト』です。

 

多彩模様塗料とは!

 仕上りが単色でない塗料で,1つの缶の中に数色が混じらずに存在しているものと,別々の缶に入った2色の塗料を同時に吹き付け塗装することが前提にされているものの2種類がある。中でも,細かく砕いた石や陶磁器を着色成分として用いたものを石材調仕上塗材とよばれ,セラミック塗料と称される場合もある。製品としては「ゾラコート」「ペリアート」「シグマルト」「スキン」「エレガンストーン」などがある。

 

 

家って、孫の代まで凛として風景の彩りになってたりしたらいいよねー。

 

 

ちなみに、我が家のトイレ・・・スタッコアンティコ柄クロスと本物のカルチェラザータ(イタリア漆喰の伝統的なダンディな仕上げ)が共存してます・・・・

 

 

このところ自然素材のブームですが、内装材に珪藻土を使っているというのが売りになっていることも多い。吸放湿性がある、シックハウス防止に効く、健康によいなどなど。確かに珪藻土自体の吸放湿性能は高いから、それを壁に塗ることは室内環境を改善することは確かだろう。
しかし実際に内装建材として売られている「珪藻土建材」に吸放湿性能はいったいどの程度あるのか、かなり疑問です。

珪藻土にはいくつかの種類がありますが、太古のプランクトン(珪藻)の遺骸が堆積したものであることは同じです。石灰化した粒子(プランクトン遺骸)の表面に無数の孔が空いていることから、活性炭のような吸放湿効果が高いのです。こうした珪藻土自体の説明はご存じのことでしょうから、省きましょう。
問題は、その「珪藻土」と建材として販売されている「珪藻土建材」とは同じ物か? です。

ところで漆喰や石膏、セメントは水を混ぜれてしばらくすると固化します。しかし珪藻土には固まる性質(自硬性)はありません。乾くとまた土の状態に戻ります。珪藻土製品として代表的な七輪が固まっているのは、高温で焼いているからです。その七輪でもこすれば、珪藻土が容易に削れてきますよね。
しかし左官材として販売されている「珪藻土建材」は壁に塗ると確かに固まってきます。ではなぜ固まるのかというと、珪藻土に固化材が混ぜられているからです。さてではその固化材の成分はいったい何か?

珪藻土を左官するためには、珪藻土を固化させるために何らかの固化材を混ぜる必要があります。
石膏、漆喰、セメントに珪藻土を混ぜて用いることもできます。これらの材料は、それ自身にも吸放湿性能があるので、珪藻土の吸放湿性質を大きく損ねるということはないでしょう。

しかし市販の珪藻土建材のほとんどは合成樹脂を固化材に使っています。合成樹脂には吸放湿機能が全くありません。だから合成樹脂を加えることは珪藻土の吸放湿性質を阻害します。

そこで問題は、では市販の珪藻土建材にはどのような固化材がどの程度含まれているのか? です
これを明確に示しているメーカーはほとんどありません。
しかも驚くことに、珪藻土建材に珪藻土が何%入っているかを示しているメーカーもほとんどありません。


珪藻土がガンの原因ではないかという情報もあります。確かに結晶性シリカは肺ガンの原因とされています。国連のIARC(国際ガン研究機関)では、シリカの項目 に珪藻土(diatomaceus earth)の発ガン性が載っています。
  結晶性シリカの発ガン性は最も高いランクのGroup 1で「発ガン性あり」です。
  しかしAmorphous silica (非結晶性シリカ)は、Group 3で「人に対する発ガン性を分類することができない」というランクです。ガンの「可能性あり」とも言えないが「可能性がない」とも言えない、要するに「わからん」というものです。というのは、珪肺症がガンに発展するから珪藻土には発ガン性があるという見解(研究結果)が一部にあるからです。そうではないという見解もあって、「分類できない」となっています。(某HPより拝借)

・・・てな訳で、こないだ職人に聞いたら、1センチ位厚みないと十分調湿しないかもといわれました。

私、漆喰の説明を求められたときは、若干の調湿と謙虚な説明してます。

画像は、六本木ヒルズテレビ朝日放送センターのスタッコアンティコ ・ベネチアーノ



 

 

今、マンションのリフォーム現場を担当しておりまして、あともうちょいで仕上げなきゃいけません。

 最近、やたらデザイナーズマンションとか、デザイナーズリフォームとか見かけますが・・・で、デザイナーの名前載ってるのみたことないです・・・。私が今、メインでか関わっているプロジェクトが『空間彩生』というネーミングで動いております。もともと、関連会社が発行しているフリーペーパーの連載記事のタイトル名で、うちのコーディネーターや設計士が紙面でプランを競うといったものだったのですが、思いのほか評判がよくほんとに物件買い取ってやっちゃった・・・と、いったものです。

 大きな声ではいえませんが(お得意さまがデベロッパー様なもので・・・)、スクラップ&ビルドの繰り返しで地球のためによろしくない従来の日本の業界の体質改善にちょっとばかり、中古住宅再生が足しになればと思うしだいです。

 そこで、リフォームに最適!クロスのうえからも施工できちゃう、フランスの漆喰が注目です。フランス『セニデコ』社の

デコ・プロバンスです。シーラーを一発かけたあといきなりパターン付け・・・仕上げは蜜蝋でできたワックスをかけて完成!

 施工してしばらくは、ほんのり甘~い香りが漂います。

まだ、あまり普及しておらず私の知ってるかぎりでは、美しが丘にあるカフェで使っているくらいです。そのうち、紹介しますね。

 で・・・・今回の現場の一部に、デコ・プロバンス仕上げがちょっぴりありまして・・・工事予算が・・・な訳です。

愛車に左官道具を積み込む、器用貧乏な私でありました。