Little Friends -627ページ目

フェリーで北海道に行こう(15)

(続き)雨ならやめようと思っていたが、仙台で上陸したのは予定の行動。これから買い物に行く。事前にキャッチした情報では、仙台港から徒歩15分ほどのところにジャスコがある。

別に、ジャスコなど全国にあるから、それを鬼の首をとったかのような言い方をすることもないのだが、それは普段の生活の場合だ。

一晩船内に缶詰にされていたから、文化の香りも恋しいし、何かめぼしいモノがあれば買いたい。要は、ヒマつぶしだが…。

途中の道のりは実に殺風景で、貨物線の線路沿いにかなり歩いた。おかげで汗だくだ。

急に大きな通りが見えると、右手にジャスコの建物が現れた。付近にはヤマダ電気やコジマ、レストランなどもある。

ジャスコの中は、いわゆる普通のジャスコで、ケンタッキーやサーティワン、蕎麦屋などの飲食店もあった。

おいしそうな弁当があったので買い、長い道のりを逆戻り。

フェリーターミナルの売店をひやかした後、再び船上の人となった。

船内は清掃中のはずだが、安いB寝台のせいか、僕の寝台はそのままだった。

洗面所で汗だくのTシャツを洗い、寝台の横に干す。本当は風呂に入りたかったが、あいにく入港時は入れない。(続く)

フェリーで北海道に行こう(14)

(続き)昔、青函連絡船に乗った時、舷側をイルカの群れが泳いでいたのを見たことがある。クルーの話では、船と一緒に泳いで遊んでいるとのこと。

晴天だったので、客貨船や自衛艦、マグロやイカを捕る漁船など、大小さまざまな艦船の行き交う雑踏ぶりが眼前に広がり、全然退屈しなかったが、今日は曇天で視界も悪く、船どころか右手に見えるはずの三陸海岸すら見えない。

展望通路でブログ書きをしていると、仙台到着のアナウンスが流れた。

名古屋行、苫小牧行とも、仙台で3時間ほど停泊し、乗客と車の入れ替えや館内清掃などを行う。

船内にとどまってもかまわないが、上陸もできる。ただし、出港30分前までに戻らないと問答無用で置いていかれるから要注意だ。

ダイヤでは9時20分(名古屋発は10時45分)仙台着とあるが、9時過ぎには車の下船が始まった。自衛隊の車両も続々と船倉から吐き出され、フェリーターミナル横に集結してゆく。

続いて、乗客の下船。僕も着替えて下船口に並んだ。

まずは、仙台フェリーターミナル内を偵察、規模は苫小牧の方が大きい。外に出てみると、予想以上に蒸し暑い。東北とは言え、やはり夏の盛りだと実感した。(続く)

フェリーで北海道に行こう(13)

(続く)質より量と書いたが、値段を考えれば味も上々、もちろん、量に関しては自衛隊に負けないほど食べたから、大満足の朝食だった。

腹ごなしに、また船内を探検する。昨日、外が暗くてよくわからなかった展望室に行ってみよう。いわゆる艦橋と言うのか、操縦室の下にあるから確かに展望はいい。

ただ、昨日に引き続いて、今にも泣き出しそうな灰色の空なのが残念。

外のデッキにも出て歩いてみたが、雨気を含んだ風がベタつくようで不快、晴天ならさぞ気分がいいだろうと思った。(続く)