Little Friends -543ページ目

豪華列車で朝食を①~「トワイライトエクスプレス」北帰行

(続き)北海道最初の停車駅、洞爺7時17分発。サミットが行われる洞爺湖の最寄駅だが、降りた人はいなかった。

空はあいにくどんより、初夏のさわやかな北海道には程遠い。

寝起きの超ローテンションのまま呆然としていると、ドアがノックされ朝食が運ばれてきた。

受け取って、テーブルに置こうとしたら、

「テーブルの上だと落ちてしまいますので、イスの上に…」

食堂長に注意され、シングルチェアの上に置く。

せっかくルームサービスをしても、置く場所がないんじゃ…。

写真のように御重にきれいに盛り付けられているが、以前の和朝食はご飯がお櫃に入れられ、おかわりもできたし、ちゃんとデザートまでついていたということを知っている。

コストダウン、合理化、省力化は、「トワイライト」でも確実に進んでいた。

それは結局、サービスダウンなのだが…。(続く)

そして北の大地へ③~「トワイライトエクスプレス」北帰行

(続き)「トワイライト」の「スイート」には冷蔵庫があるが、それ以外は「北斗星」にも「カシオペア」にもない。

「豪華列車」「走るホテル」を名乗るなら、可能な限り地上のホテルと同等の設備を完備すべきだろう。

車両が古いうえ、北海道新幹線開業後をにらんで余計な投資は抑えたいのだろうが、毎日利用する乗客には関係がない。

一番新しい「カシオペア」でも、登場後すでに10年が経過している。「北斗星」も含めて、そろそろリフレッシュする時期だと思う。

列車は速度を落としながら、倶知安方面への乗り換えも、名物「かにめし」も無視して、長万部を通過。

特に観光資源や主だった産業のある町ではないが、北海道新幹線が札幌まで延びると、室蘭や苫小牧方面への乗り換え駅になる。そして、函館本線は第3セクター鉄道になってしまうのだろう。

7時を過ぎた。

モーニングコーヒーが来ない。忙しくて忘れているのか?

「ロイヤル」には、食堂車直通のインターホンがある。

「おぅコラ!!コーヒー持ってこんかボケ(なぜか関西弁)むかっ

と連絡しようと思ったが、やめた。

僕は寝起きが悪い。機嫌も悪いが、それ以上に気力が全く出ない。(続く)

そして北の大地へ②~トワイライトエクスプレス北帰行

(続き)寝具を片づけ、壁のスイッチを操作してベッドをソファに戻す。
北海道ラーメン放浪記-1.JPG
面倒くさいが、こうしないと部屋の中が一面ベッドで、身動きが取れないし、モーニングコーヒーのルームサービスが来た時に、部屋中ベッドだらけではみっともない。

ふと気になったけど、でっかいトランクをふたつも持ち込んだ隣室のカップルは、いったいどうやって寝たのだろうか?

朝食は7時半、モーニングコーヒーはその前の7時に届けてくれるが、その前に冷たいウーロン茶でも飲みたいと思った。

ウーロン茶は4号車の自販機で売っている。でも、寝起きのダルい体で、いちいち着替えて買いに行くのは面倒だ。

個室内に冷蔵庫があればいいのにと思った。ルームサービスのワインだって、冷蔵庫があれば好きな時に冷えたワインを飲める。(続く)