Little Friends -541ページ目

遥かなる北の都③~「トワイライトエクスプレス」北帰行

(続き)「ポロトアイヌコタン」のある白老のあたりには、線路際に牧場が続く。有名な社台ファームもある。

のんびりと草を食む馬や牛の姿を見て、乗客たちは「北海道に来た」と体感するのだろう。

僕の場合は、あくまで「帰ってきた」だから、彼らとは異質の乗客だ。

「トワイライト」の右手にずっと見えていた噴火湾が遠ざかり、もくもくと白い煙を吐く大きな工場が見えてきて、王子製紙の城下町苫小牧に到着。


若い頃、酪農に従事しながら、たった1年だけ過ごした町だ。(続く)

遥かなる北の都②~「トワイライトエクスプレス」北帰行

(続き)ツアーの添乗員が、ツアー客に「トワイライト」の感想を聞いている。

車窓の風景や車内の雰囲気を賞賛する反面、「寝れなかった」とか「B個室は狭い。A個室に乗りたかった」などの声も…。

確かに、初めて寝台車に乗って熟睡できる人は少ないだろう(揺れるし)。個室も、昔の寝台にくらべれば大いに快適だが、単純にホテルと比較したら狭いのは確かだ。

…げ!!

昨日のパブタイムとは別の鉄道マニア!

うわぁ汗…テーブルの上には時刻表と「旅と鉄道」ショック!

実は、僕もカバンの中に両方入っている。「旅と鉄道」5月号は「トワイライト」の特集だから買って読んだ。

でも、サロンカーにわざわざ持ってくる必要があるのか?テーブルの上に置いているだけで、特に読むわけでもない。

「僕は鉄道マニアで~すドキドキ」と宣言しているようなものだ。

…お前も空気読めむかっ(続く)

遥かなる北の都①~「トワイライトエクスプレス」北帰行

(続き)サロンカーに行く。食堂車では、最後の朝食タイムの真最中。床に座って食べるより、やはり食堂車で食べればよかった(笑)。

朝のサロンカーは、食堂車での朝食を終えた人でにぎわっていた。

空と同じく、どんよりとした噴火湾が続く。

左手に樽前山が見えてくるはずだが、今日はガスっていて見えない。

昨日のJR西日本の車掌は、こまめに車窓案内をしていたが、深夜に交代したJR北海道の車掌はいっさいなし。

昔の「北斗星」では、どの車掌も熱心に案内していたのだが…。(続く)