Little Friends -540ページ目

エピローグ①~「トワイライトエクスプレス」北帰行

とりあえず、札幌駅での「トワイライト」ギャラリー。

最後部の展望スイート

サロンカー「サロンデュノール」

食堂車「ダイナープレヤデス」

(続く)

遥かなる北の都⑤~「トワイライトエクスプレス」北帰行

(続き)右手に「北海道開拓百年記念塔」を見ながら、高架に駆け上がって新札幌を通過。すでに札幌市内に入っている。

民家やビルが密集する中、函館本線の線路が寄り添ってきて、複々線の大動脈になる。

「大阪から1500㎞、22時間の長旅お疲れ様でございました。列車はまもなく、北の都札幌に到着いたします…」

車掌の放送が流れてきた。

初めて札幌に来た人はわからないだろうが、僕は東京にいた頃から何度も通った道だ。複々線のまま、鮭が遡上する豊平川を渡る。彼方には藻岩山。

車両基地のある苗穂を過ぎ、自衛隊の駐屯地、サッポロビール園、ファイターズの合宿所と室内練習場が次々と現れ、列車は高架線に再び上がり、速度を落としながらいくつもポイントを渡る。

そして9時52分定刻、「トワイライトエクスプレス」は、札幌駅3番線に深緑色の車体を横たえた…。

遥かなる北の都④~「トワイライトエクスプレス」北帰行

(続き)苫小牧駅前には新しいビジネスホテルができたが、地元デパートの「丸井今井」も、ショッピングビルの「ダイエー」も撤退し、典型的な中心部の空洞化が進んでいる。しかも、札幌と旭川以外、道内のどの町も同じだ。

一部の特急が停まるようになった沼ノ端を過ぎ、岩見沢へ向かう室蘭本線と別れ、千歳線に入る。

サロンカーをあとにして、「ロイヤル」に戻る。

食堂車では片づけとレジ締めの最中。

僕たちは札幌に着けば「トワイライト」の旅は終わりだが、食堂車のスタッフは札幌到着後、わずか4時間で大阪行「トワイライト」でトンボ帰りする。過酷な仕事だ。


札幌に着いたら、まずは部屋の掃除と片付けだ。今日中に落ち着くかわからないから、今のうちにシャワーを浴びよう。

シャワーを終えて窓の外を見ると、頻繁に対向列車とすれ違うようになった。札幌は近い。(続く)