「北海道フリーパス」の旅~最終日Vol.40
(続き)今、日本国内ではバターが入手困難になっているが、バターの材料である牛乳を増産したくても、酪農家が減っているうえ、このところの原油と穀物相場の高騰で作れば作るほど赤字になってしまう。値上げされたチーズも、さらには牛乳も、やがて品薄になるだろう。
この国の政治の無策ぶりのツケが、今になってまわってきているのだ。
これは、単に政権与党が交代するくらいでは解決できない、本当に深刻な問題だと思う。
そして、世界規模で見れば、確実に食糧不足に陥ろうとしている現在、このまま手をこまねいていては大変なことになるだろう。
第二次世界大戦だって、当時の帝国主義だけが原因ではなく、世界恐慌後の経済混乱の結果、食糧や資源を求めて他国を侵略してきたのだ。
鳥や獣は食べ物を巡って命がけで争う。人間だって同じだ。
車内販売の客室乗務員から買ったコーヒーを飲みながら、さっきのムカつく団体や、この先の日本の食糧事情などをぼんやり考えていたら、ますます陰鬱な気分になってきた。
列車は音威子府を過ぎ、空にはほんの少しだけ、太陽の残像が残っているだけ。
窓の外が完全に暗くなる前に、稚内で買った「かにめし」を開けた。(続く)
この国の政治の無策ぶりのツケが、今になってまわってきているのだ。
これは、単に政権与党が交代するくらいでは解決できない、本当に深刻な問題だと思う。
そして、世界規模で見れば、確実に食糧不足に陥ろうとしている現在、このまま手をこまねいていては大変なことになるだろう。
第二次世界大戦だって、当時の帝国主義だけが原因ではなく、世界恐慌後の経済混乱の結果、食糧や資源を求めて他国を侵略してきたのだ。
鳥や獣は食べ物を巡って命がけで争う。人間だって同じだ。
車内販売の客室乗務員から買ったコーヒーを飲みながら、さっきのムカつく団体や、この先の日本の食糧事情などをぼんやり考えていたら、ますます陰鬱な気分になってきた。
列車は音威子府を過ぎ、空にはほんの少しだけ、太陽の残像が残っているだけ。
窓の外が完全に暗くなる前に、稚内で買った「かにめし」を開けた。(続く)