Little Friends -453ページ目

「北海道フリーパス」の旅~最終日Vol.34

(続き)駅そばは見送ったが、それでも帰りの道中を考えて、駅の売店で駅弁を購入。

「さいほくかにめし(940円」。

…アレ!?

容器の形は、明らかに北海道にはいないワタリガニ蟹座だ(笑)。
(続く)




「北海道フリーパス」の旅~最終日Vol.33

(続き)「たからや」を出て、稚内駅に戻った。暑そうに西日に照らされた稚内駅、見ているだけでウンザリする。
帰りの列車は、稚内16時51分発の札幌行特急「スーパー宗谷4号」。行きに乗った「スーパー宗谷1号」の折り返しで、札幌から稚内日帰りとなると、夜行の「利尻」が廃止されてしまった今では、この選択肢しかない。

発車まであと50分、暑さから逃れてどこか涼しい店へ避難しようと思っても、普段寒冷な土地だから、駅の周囲を見ても、クーラーのある喫茶店などはなさそうだ。

駅の待合室の立食いそばから、鰹の効いたおツユのいい香りが漂ってくる。そう言えば、富良野の駅そばも同様だった。地方の駅の駅そばというのは、妙に食欲をそそるのはなぜだろう。

普段なら迷うことなく食べているところだが、ラーメンで満腹だし、この暑さでは食べる気はおきなかった。(続く)

「北海道フリーパス」の旅~最終日Vol.32

(続き)「たからや」は、塩と醤油だけで味噌はない。これは、昭和40年代以降、味噌ラーメンが広まる前の北海道ラーメンの一般的なスタイルだ。

その塩と醤油もあっさりめ。なんでも大量のラードとニンニクをぶち込むようになったのは、味噌ラーメンが登場してからのことで、同じ北海道でも、地方にはまだこういう昔ながらのラーメンがある。

ラーメンは個性とインパクト、マニアはそう言うし、かつては僕もそう思っていた。

でも、最近のインパクトのあるラーメンは、麺もスープもトッピングも全て強すぎて、ウマいのだが飽きる。

毎日でも食べられる、かつ高品質なラーメンこそ、本物のラーメンではないか。そういうラーメンでなければ、地域に根づいて長く愛されることもできないし、食文化として進化してゆくことはできないように思うようになった。

「青い鳥」も「たからや」も、ものすごい高級食材を使っているわけでもないし、凝った作り方をしているわけでもない。化学調味料だって、ちゃんと使っている。

でも、食べてホッとする味なのは確かだ。

ラーメン屋に限らず、個人営業の小さな飲食店は、原油と食材高騰の影響が深刻だ。

大変だろうと思う。(続く)