Little Friends -299ページ目

今年最後のラーメン

ラーメン屋の冬のお仕事②

除雪だけならまだいい。僕が最初に入った小樽の店はとにかく建物が古く、水道は凍るし、湯沸し器は内部が結露して動かないし、冬の間は毎日トラブル続きだった。


こまめに屋根の雪を下ろさないと雪が建物内部にしみこんで凍り、それが溶けると壁から滝のように水がたれて客席が使えなくなる。僕の師匠は一度、雪と一緒に屋根から落ちてきた。


ツララ取りをさぼっていたら、巨大な氷柱が落ちて隣家の窓を直撃、さんざん怒られたうえにもちろんガラス代は弁償汗


さらに、営業中にも問題が起きる。不意に気温が上がって、踏み固められた雪が緩むような日は要注意。


お客の車が、雪にハマって出られなくなる。こうなったら、ラーメンを作るのは中止して車を押すしかない。


でも、ハマるヤツってだいたい運転がヘタだから、こっちがローギヤでゆっくり出ろと言ってるのに、思いっきりふかして余計ハマったり、間違ってリバースに入れたヤツなんか最悪むかっ


まさか、客相手にバカヤローとは言えないしね(笑)。


こうなるとJAFに頼むしなかないけど、その間駐車場を占有されたままだから、正直営業妨害だし。


北国の冬の生活は、雪かきだけじゃないんです。

ラーメン屋の冬のお仕事①

ラーメン屋に限らず、雪国では除雪が大仕事だ。道路などは自治体がやってくれるが、自宅や会社は自己責任。


客用駐車場がある店や会社は、とてもスコップやママさんダンプでは追いつかない。そこで登場するのがコレ↓
北海道ラーメン放浪記-081229_1142~0001.JPG
除雪機。


これはかなり小さくて、僕はこの3倍くらいのものを使っていた。


ラクでいいと思うかもしれないけど、そのかわり駐車場30台分だから、とにかく雪が降ったら普段よりも2時間くらい早く出勤せねばならない。しかも、風が吹くと雪まみれで真白。


さらに屋根の雪下ろし、ツララ取り、道路の氷割りと、冬の間はラーメン屋なのか除雪屋なのかわからなくなる。


道外の人は北海道の雪景色をうらやましがるけど、これを毎日やってごらん。絶対にキライになるから(笑)。