父、懸命に生きようとしています | ♪みん♪なsmile☆

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こんばんは雨

 

ご訪問頂きありがとうございますニコニコ

 

今日は朝から冷たい雨でした。予定があり、目的地に向かう途中、姉から連絡がありました。父の入院先の主治医から呼び出されたのです。

 

実は、昨日も呼び出されて、行ってきました。幸い、昨日はわが子も一緒に行動していたので、病院にも一緒に行くことが出来ました。わが子が父に逢うのは、実に5~6年ぶりです。

意識が朦朧としている父でしたが、わが子が「じいちゃん」と呼ぶと反応して、返事をしてくれました。

 

時間の許す限り、わが子は父の手をさすってくれました。病室に入った時には、真っ白い顔をしていた父でしたが、ずっと手をさすっていたからなのか、顔色がほんのり色づいてきて、それまで苦しそうに息をしていたのが、呼吸が穏やかになりました。

 

父は、まだ会話ができる時にはいつもわが子のことを気にしていて、「〇〇は元気にしているのか?」「〇〇はどうしてるんだ?」と常に私が実家に帰るたびにそう言っていました。社会人になるとなかなか逢う機会がなくて、気付いたら5~6年という歳月が過ぎていたんだなと改めて感じました。

 

父の病院に呼び出される前まで私たちは呑気にスタバの新作、メロンのフラペチーノを飲んでいました。

 

スタバの後、ランチを食べている時に姉から連絡が来たので、ランチを急いで食べ、病院に向かいました。

 

今までの父の経緯をまとめてあります下矢印

 

 

まず、昨日は、呼吸が弱くなり、「逢っておいた方がいいかもしれない」という主治医の判断で私たちは呼ばれたのですが、呼吸が弱くなった理由など詳しい説明はありませんでした。

 

 

そして、今日はその詳しい説明がしたいからと呼び出されました。何もなければ、今週水曜日に病状説明をしてもらう予約を取っていたのですが、水曜日まで待てない状況となっているようです。

 

今日の主治医からの説明だと、

 

「前回、肺炎になったのは肺の中の『上葉』に酸素が届かない状態だったから(酸素を送る管に誤嚥してしまった痰が蓋をした状態になってしまったため)、痰が取れたら酸素が届くようになり症状は改善される」

 

ということで、幸いにも詰まっていた痰は取れてくれたので、症状は改善されていきました。

 

 

しかし、今回は何も邪魔するものがないのに、右側の肺が肺炎を起こしているということでした。そして、呼吸数も1分間に30~40回と少なく、通常ならば肺炎になれば熱が上がるはずなのに、熱を上げる体力も残っていないとのこと。

 

現在は、抗生剤を点滴で投与し、症状改善を目指している状態だそうです。

 

さらに、尿の量も、通常だと800~1000くらい出てほしいところが、300~500ほどしか出なくなっているため、腎機能も弱ってきているという状態。

 

全体的に機能が低下しているため、ここ2~3日のうちに抗生剤が効いて肺炎が改善されるかどうかを経過観察するしかないということでした。

 

身体の機能の中で、唯一頑張ってくれているのが心臓。

 

 

ここからは、父の生命力がカギとなりそうです。

 

今日も父に逢うことが出来ました。本来ならば、「ワクチン接種3回済んでいる」というのが面会の条件。でも、昨日も今日も父に逢わせてくれた病院側。

 

これはつまり…そういう事なのでしょう。

 

 

けど、父は逢いに行くと何かを伝えたそうに口をパクパクします。ただ、声を出す体力も残っていないようで…

 

私たちも懸命に何を言いたいのか考えますが、ヒントとなる声が一言も出ないこと、口の動きがずっと同じなので、口話(口の動きを見ながら何を言っているかを読み取る方法)も出来ません。

 

何かを伝えたくてパクパクしているのか、苦しくて口で息をしているのか、それすら理解できない私たちは、ただただ、もどかしい。

 

 

きっと何かを伝えたいはずなのに、私たちがそれを読み取れない悔しさ。

 

やり切れません。

 

 

でもでも。

父は確実に、

 

懸命に生きようとしています。

 

 

私たちは、父に生命力を信じ、少しでも長く生きていてほしいと願う事しかできません。

しばらく落ち着かない日々が続きます。

 

そんな中、明日は、私自身も持病の定期受診日。

どうか、私が受診中に連絡が入りませんようにと願わずにはいられません。

 

 

【今日の感謝】

「父の生命力を信じ、出来得る限りの処置をしてくださっている主治医はじめ病院スタッフの皆様に、ありがとう。そして、頑張って生きようとしてくれている父に、ありがとう」