★★★☆☆
島本理生さん初読み。
まだまだ知らない作家さんが山ほどいます。
ど真ん中の恋愛ものでした。切ない系です。
いかにも女性受けしそうな内容ですね。
ナラタージュってどういう意味だろうと調べたら
「映画などで、ある人物の語りや回想によって過去を再現する手法」
だそうです。
なるほど。すべては過去の話だけど、
みたいな感じで始まってました。
でも、過去の話で水に流せないくらい
胸が苦しくなる物語です。
冒頭でヒロインが一緒になろうとしている男性は
誰なんだろう、ということを頭の片隅に置きながら
読み進めていきます。
映画や音楽の話で盛り上がったり、
恋人の家にご飯を作りにいったり、
学生時代の恋愛ってこういう感じだったなあ
となんだか懐かしくなります。
透明感のある文体なんでしょうか。
描写が緻密で丁寧にエピソードを積み上げていくスタイル。
導入から中盤までは読み進めるのがちょっと
しんどかったりします。なかなか頭に入ってこないというか。
ラスト100ページくらいになって
ある事件をきっかけに物語が一気に動きます。
主人公の、耐えて耐えて耐えてた思いが耐え切れなくなって
あふれ出してしまうのは読んでいてつらい。
応えてやれよ葉山先生って何度思ったことか。
ずっとプラトニックで進めていくので、
最後のあれは感動しますね。
伏線なんかも少ししかないんだけど
効果的に組み込まれていましたよ。
もうちょっと読みやすいといいんですけどね。
★★★★☆
ドラマに音楽が絡むとやっぱすごいです。
音感とか全然なくてクラシックも全然わかんないくせに、
人一倍感動してしまった。
気持ち的には★5つでもいいです。4.7くらい。
5にならなかったのはひとえに自分がクラシックに明るくないから。
映画のせいではありません。
30年前に潰された自分の夢を取り戻すために
寄せ集めた偽の楽団でパリ公演を敢行するという話。
めちゃくちゃなストーリーです。
二週間で50人超の楽団を集めるために奔走したり、
マフィア闘争に巻き込まれたり、
全員のパスポートを空港で偽造したり、
リハなしで本番に臨むことになったりと
すべてのシーンが「ウソだろ?」の連続なんですが、
ロシア人だからありかも、と妙に説得力がある。
展開もテンポよくぐいぐい引っ張っていきます。
最後まで困難困難困難の連続。
これでもかというくらいカセを効かせて
物語を盛り上げます。
自分のシナリオがいかに
こぢんまりしてるか痛感しました。
これくらいぶっ飛んだものにしないと。
そしてしっかり人間ドラマが盛り込まれているから
感動できるんだよな。
ソリストは指揮者の●●なんだろうなあ
と思わせておいて実は、の展開が良かったな。
主人公の苦労が半端ない分、
ラストで押し寄せる感動が大きいです。
オーケストラの演奏シーン、
こうなるってわかってるのに
ぼろぼろ涙が出てきました。
クラシックファンじゃなくても十分楽しめる映画でした。
ドラマに音楽が絡むとやっぱすごいです。
音感とか全然なくてクラシックも全然わかんないくせに、
人一倍感動してしまった。
気持ち的には★5つでもいいです。4.7くらい。
5にならなかったのはひとえに自分がクラシックに明るくないから。
映画のせいではありません。
30年前に潰された自分の夢を取り戻すために
寄せ集めた偽の楽団でパリ公演を敢行するという話。
めちゃくちゃなストーリーです。
二週間で50人超の楽団を集めるために奔走したり、
マフィア闘争に巻き込まれたり、
全員のパスポートを空港で偽造したり、
リハなしで本番に臨むことになったりと
すべてのシーンが「ウソだろ?」の連続なんですが、
ロシア人だからありかも、と妙に説得力がある。
展開もテンポよくぐいぐい引っ張っていきます。
最後まで困難困難困難の連続。
これでもかというくらいカセを効かせて
物語を盛り上げます。
自分のシナリオがいかに
こぢんまりしてるか痛感しました。
これくらいぶっ飛んだものにしないと。
そしてしっかり人間ドラマが盛り込まれているから
感動できるんだよな。
ソリストは指揮者の●●なんだろうなあ
と思わせておいて実は、の展開が良かったな。
主人公の苦労が半端ない分、
ラストで押し寄せる感動が大きいです。
オーケストラの演奏シーン、
こうなるってわかってるのに
ぼろぼろ涙が出てきました。
クラシックファンじゃなくても十分楽しめる映画でした。
S1の最終チェックをしています。
とりあえず通読して、気になったとこ修正して。
そうそう、あらすじも書きました。
これは初めての体験でしたが、
本文よりうまく書けたかもしれない。
あらすじを書く作業では
「このシナリオのポイントは何だろう?」
「読者に何を伝えたいのだろう?」
ということを自然と考えることになるので、
テーマがはっきりするというメリットがありますね。
あらすじを書いてみて初めて、今回のテーマが
「死ぬべきか、生きるべきか」ということだと気付いた。
重っ!
しかしゼミで読まなくていいという安心感があるせいか、
押さえが効かなくなるというか、
普段は書かないようなことをツラツラ書いてしまったなあ。
筆が滑りまくりの初コンクールだった気がします。
あとは少し寝かせて締切直前に最終チェックしよう。
4月2日にゼミがあるのでそんときに提出する予定。
とりあえず通読して、気になったとこ修正して。
そうそう、あらすじも書きました。
これは初めての体験でしたが、
本文よりうまく書けたかもしれない。
あらすじを書く作業では
「このシナリオのポイントは何だろう?」
「読者に何を伝えたいのだろう?」
ということを自然と考えることになるので、
テーマがはっきりするというメリットがありますね。
あらすじを書いてみて初めて、今回のテーマが
「死ぬべきか、生きるべきか」ということだと気付いた。
重っ!
しかしゼミで読まなくていいという安心感があるせいか、
押さえが効かなくなるというか、
普段は書かないようなことをツラツラ書いてしまったなあ。
筆が滑りまくりの初コンクールだった気がします。
あとは少し寝かせて締切直前に最終チェックしよう。
4月2日にゼミがあるのでそんときに提出する予定。
★★★☆☆
原田ひ香さん初読み。
ちょうど読み終わった後に
ご本人の講演を聴いたのだけど、
こんな方がこんな小説書いたのかと思うと、
なんか、素直にファンになってしまった。
正直面白くなかったらどうしようという不安が
先行していたんだけど、読んでびっくり。
留保なく面白い作品でした。良かった!
主な登場人物は4人。
母のミツエと娘の奈都子、
その親戚で、夫を奪われた佐智子と、夫を奪った里美。
親戚の離婚と再婚に口を出すミツエがめちゃ痛面白い。
「パパちゃん」て?
最初はありがちなおばさんだよな、
とか生意気にも思っちゃっていまいち乗れないんだけど、
読んでいくうちにあまりに潔いおばさんぶりに
病み付きになってしまった。
佐智子は他人の家に不法侵入するという
妙な嗜好があるんだけども、
それをミツエに見られてしまった瞬間とか、
ユーモアたっぷりに描かれていて最高でした。
文章表現は講演会でもご本人が言っていたけど、
天才肌というより、努力して身に着けた感がありますね。
よどみなく流れる文体というより、多少つっかかりがある。
でもそのドンくさいところが
コミカルなストーリーにマッチしてた。
ラストも人によっては消化不良になる終わり方ですけど、
僕は好きですね。
あれ以上書く必要はないと思います。
原田ひ香さん初読み。
ちょうど読み終わった後に
ご本人の講演を聴いたのだけど、
こんな方がこんな小説書いたのかと思うと、
なんか、素直にファンになってしまった。
正直面白くなかったらどうしようという不安が
先行していたんだけど、読んでびっくり。
留保なく面白い作品でした。良かった!
主な登場人物は4人。
母のミツエと娘の奈都子、
その親戚で、夫を奪われた佐智子と、夫を奪った里美。
親戚の離婚と再婚に口を出すミツエがめちゃ痛面白い。
「パパちゃん」て?
最初はありがちなおばさんだよな、
とか生意気にも思っちゃっていまいち乗れないんだけど、
読んでいくうちにあまりに潔いおばさんぶりに
病み付きになってしまった。
佐智子は他人の家に不法侵入するという
妙な嗜好があるんだけども、
それをミツエに見られてしまった瞬間とか、
ユーモアたっぷりに描かれていて最高でした。
文章表現は講演会でもご本人が言っていたけど、
天才肌というより、努力して身に着けた感がありますね。
よどみなく流れる文体というより、多少つっかかりがある。
でもそのドンくさいところが
コミカルなストーリーにマッチしてた。
ラストも人によっては消化不良になる終わり方ですけど、
僕は好きですね。
あれ以上書く必要はないと思います。
久しぶりのゼミでした。やや少人数。
みんな読めるし、これくらいがちょうどいいのかも。
久しぶりでいろいろ心配だったけど、
わりと気楽にゼミモードに入れた。
今日は「窓」の読みでした。
ごく普通の恋愛ドラマ。
でもわりと寒い会話をさせてしまったので、
読むのは不安だなと思いながら書いたのを思い出した。
意外と読んでて恥ずかしくなかったかも。
あんまり褒められもせず、
けなされもせず、といった感じ。
課題は「湖」と「軽井沢」の二本を提出してきました。
来週の課題は「姉妹(兄弟)」
ネタ考えないとなあ。
そういえば人物の課題になったら
登場人物の履歴書を作ろうと思っていたんだけど、
やっぱりちょっと面倒臭いね。
これまで作らなかったのは自分に言い訳して
先延ばししてただけなんだなと実感。
ちゃんとやろう。
みんな読めるし、これくらいがちょうどいいのかも。
久しぶりでいろいろ心配だったけど、
わりと気楽にゼミモードに入れた。
今日は「窓」の読みでした。
ごく普通の恋愛ドラマ。
でもわりと寒い会話をさせてしまったので、
読むのは不安だなと思いながら書いたのを思い出した。
意外と読んでて恥ずかしくなかったかも。
あんまり褒められもせず、
けなされもせず、といった感じ。
課題は「湖」と「軽井沢」の二本を提出してきました。
来週の課題は「姉妹(兄弟)」
ネタ考えないとなあ。
そういえば人物の課題になったら
登場人物の履歴書を作ろうと思っていたんだけど、
やっぱりちょっと面倒臭いね。
これまで作らなかったのは自分に言い訳して
先延ばししてただけなんだなと実感。
ちゃんとやろう。


