追記再掲載:薄毛が改善してきたパピヨンのランちゃん | しちふくのひとやすみ

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獣医師&獣医鍼灸師&レイキヒーラーである
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ランちゃんは3歳のパピヨンの女の子です。

 

ランちゃんはまだ3歳なのに、すでに左眼が白内障で失明しています。

 

右眼は見えていますが、やはり白内障があるそうです。

 

 

ランちゃんは被毛が薄く、皮膚が透けて見えていました。

 

皮膚は赤らんでいて、いつも痒がっていました。

 

ステロイドを使うと痒みは和らぐのですが、ステロイドは怖いので使いたくないと飼い主さんは思いました。

 

皮膚状態の改善と左眼の白内障がこれ以上進行しないことを望んで、しちふくの診察を受けてくれました。

 

ランちゃんは、強気な木の性格と臆病な水の性格を併せ持っています。

 

生後1歳ほどで白内障を発症したという事は、生まれつきの生命力が弱い=腎精虚であると思われました。

 

木の性格であるため、木の臓器である肝が全身の氣を巡らせる働きが落ちているようでした。

 

肉球がガサガサしていて、皮膚症状もあることから、身体に潤いを与える血の流れも悪いように思いました。

 

これらのことを総合的に考えてランちゃんに漢方薬を処方し、続けてもらっています。

 

漢方薬を飲み始めて半年ほど経ったところで、毛がフサフサしてパピヨンらしくなってきたそうです。

 

ランちゃんは毛が薄かったので、ずっとトリミング(毛のカット)をしてもらっていなかったそうですが、漢方薬を飲んで8か月ほど経ったところで、約2年ぶりにトリミングしてもらったそうです。

 

たまに帰省してくる息子さんが、ランちゃんの毛が増えたことを驚いていたそうですびっくり

 

白内障の進行についてはどうなるか分かりませんが、これからも漢方薬で調子を整えていければいいと思っていますラブラブ

 

 

 

ブログ掲載のお願いをしたら、ランちゃんの飼い主さんが快諾してくださり、写真も提供してくださいました。

 

ありがとうございましたありがと

 

 

わんわん  にゃー  わんわん  にゃー  わんわん

 

【ここより追記】

 

この記事を読んだランちゃんの飼い主さんからメールをいただいたので転載させていただきます。

 

*:*:*  ここから転載 開始*:*:*

 

ランの事をブログに載せて頂きありがとうございます(^-^)/

 

ランは左眼が白内障になりすぐ36万円かけて手術をしたのですが1か月もたたずして又白内障を再発してしまったのです。
 
手術をしても2割から3割の子は再発するとは聞かされていましたが、まさかランがそうなるとは夢にも思ってませんでした。
 
と、同時に右眼も白内障になり、さらに再発した左眼が網膜剥離になり、中のゼラチンをとり何とかという素材でできた玉をいれる、手術をしました、
 
結局眼は見えなくなりましたが眼球は取り出していません。
 
その後1ヶ月ほどして今度は右眼の 白内障の手術をしました。
 
ランは数ヶ月の間に3回も麻酔を使った眼の手術をしたのです。
 
おまけにアレルギーもひどくて本当にかわいそうでした。
 
今はお陰様でアレルギーはおさまりましたが右眼の白内障が再発しないように祈る思いで薬をのませています。
 
 ランは若年性白内障を患いましたが犬の白内障は手術をしても再発する事がある、という事、
 
悪くすると角膜剥離にもなる、そうなると眼球を取り出さなければならなくなる、
 
という大変な病気だという事をご理解頂ければ、と思ってます。
 
お陰様様でアレルギーはよくなり抜け毛が落ちるようになりまたトリミングを申し込み、順番待中です。
 
これからもよろしくお願いします。

 

 

*:*:* 転載ここまで *:*:*

 

 

ランちゃんのお母さん、貴重な経験を教えてくださり、ありがとうございましたありがとayaありがと

 

 

 
 

 矢印 よろしくayaおねがい 矢印


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