五行説 6 - 水の性格 | しちふくのひとやすみ

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獣医師&獣医鍼灸師&レイキヒーラーである
しちふくの感じたいろんなこと

いよいよ五行説

(もっかどこんすい)の最後、

の性格についてです


木の性格の人は「誇り高きリーダー」

火の性格の人は「話し上手で友好的な人気者」

土の性格の人は「食べることが大好きで、

平和を愛する調停者」

金の性格の人は「規律を守る、静なかる自信家」でした


水の性格の人は「よく観察する哲学者」タイプです


水の性格の人は静かで恥ずかしがり屋で内向的です

いつも周りの状況が気になり、よく観察し、考えています

臆病なところがあり、よく何かにおびえています


パーティーの席では、一人で隅っこにいて誰とも話さず

それでいてみんなの話が気になり

誰が何の話をしているか、聞き耳を立てています


怖い時でも冷静に考えて行動することが多いです

ただし、怖さが限界を超えると何をするかわかりません


水の性格の子を動物病院に連れて行くと

怖さのあまり、プルプル震えながら何もできず固まります

でも、いろんなところを触られたりして怖さが限界を超えると

急に誰彼かまわず噛んでくることがあります


の性格の犬は雷が嫌いですが

雷が鳴っても理性的に行動し、ものかげに隠れたり

飼い主さんにしがみついたりします


水の性格の犬は怖がりなので散歩を嫌がります

怖がりの子にとって、外の世界は恐怖に満ち溢れています

出て行きたくなんかありません叫び


飼い主さんがリードを持った途端に隠れてしまうこともあります


飼い主さんの中には

「犬は必ず外に散歩に行くものビックリマーク」と信じ込み

無理やり散歩に連れて行こうとする方もいます


無理に散歩に連れて行かなくてもいいんですよドキドキ


排泄がきちんとできていれば

運動のために散歩に行く必要はありません


人間は散歩から帰ってからも動くので

散歩が運動になるかもしれません


犬は、散歩から帰ってきたら

ほとんどの時間を休んで過ごしています

散歩をしたからと言って、大した運動にはなりません


犬に運動させるなら、必ずしも散歩でなくても

家で遊んであげればいいでしょう


散歩が好きな子は、もちろん散歩に行った方がいいですが

怖がりで散歩が嫌いな子を無理に散歩に連れて行くと

それがストレスになってしまいます

そのストレスがどんどんたまると

病気の引き金になるかもしれません


水に関係する臓器は腎です


以前、「腎精虚」の回に書きましたが

腎には「先天の精」が蓄えられています

「先天の精」とは「生まれつき持っている生命力」のことです


腎は生命力を蓄えるほかに水の代謝にかかわり

骨、脳脊髄、泌尿生殖器、後肢などを制御しています

耳にもつながっています


水の性格の人や動物は

これらのどこかに問題を起こしやすいので注意が必要です


水の性格の動物は怖がりなので

治療を受けるのも怖くて怖くてたまりません

少しづつ慣れていってもらうしかありません