放浪カモメはどこまでも

放浪カモメはどこまでも

暇人の暇人による暇人のための暇ブログ!!

Amebaでブログを始めよう!

もう年末ですが、

今年は映画を結構見に行ったので

それぞれの作品について

だらだらと書いていこうと思ふ。

 

前半はネタバレ無しのサクッと紹介。

ついでに個人的な評価もつけておきます。

 

Eランク

見ても印象の無い面白くない作品

Dランク

頑張ってるけど面白くない作品

Cランク

普通のよくある作品 (レンタルでOK)

Bランク

面白い作品 (興味あれば映画館に行く価値あり)

Aランク

とても面白い作品(映画好きなら見に行くべき)

Sランク

神作 (映画好きでなくても行くべき)

 

後半はネタバレゴリゴリのぶっちゃけ感想。

 

そんなノリでいってみよー。

 

1月

 

呪術廻戦0

B+ランク

12月24日に公開された勢いそのままで

翌年に入ってきたアニメ映画。

絵もめちゃくちゃ動くし、作画凄いし

原作ファンなら劇場で見るべき作品。

本編との繋がりは薄くて

原作知らない人もそこそこ楽しめると思う。

 

スパイダーマンノー・ウェイ・ホーム

S+ランク

スパイダーマン3部作の完結編と思いきや、

さらに上を行くものだった。

これはマーベルを長年見てきた

ファンへの愛溢れるプレゼントだった。

もうこの時点で今年一番の映画はこれだと思った。

 

コンフィデンスマンJP 英雄編

C+ランク

このシリーズは脚本が面白い。

そして長澤まさみかわいい。

ただその満足度のために

映画館で見なくても楽しめるかなと。

 

クライ・マッチョ

Dランク

イーストウッド作品は好きなんだけど、

これは合わなかった。

物語としての成長が感じられなかった。

 

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ

Dランク

雑に詰め込まれた感が終始見えて、

詰まんなかった。

展開があっさりでもっさり。

僕たち私たちのジルとレオンを返してください。

 

 

2月 

 

ゴーストバスターズ/アフターライフ

C+ランク

過去作は見て好きだったので

その繋がりがあって面白かった。

でもストーリーの展開が

よくあるもの過ぎて残らなかった。

あと主役の少女の演技がよかった。

 

大怪獣のあとしまつ

FFFランク

懲役2時間と称される、

ある意味令和を代表する映画。

もうこの時点で今年一番の映画はこれだと思った。

 

嘘喰い

Dランク

ギャンブルものは好きなので見てみて、

まぁこんなものかと。

そのあと原作読んだら結構面白かった。

原作好きで、時間があれば

見たらいんじゃないって感じですね。

 

アンチャーテッド

Cランク

ゲーム原作の作品で

ゲーム未プレイだけど結構楽しめた。

アクションもしっかりしていて

見ていて面白かった。

ただインディジョーンズのような

わくわくする冒険心が湧かないのはなんでだろ。

 

3月 

 

THE BATMAN

C- ランク

ミステリー仕立てで進行する話は面白かった。

シリーズやスピンオフが多くて

どの時間軸がわからなくて

そこが何かごめんなさいって感じです。

絵面も話も暗いし、しっかり追う気が

起きないんです、すみません。。

 

4月

 

モービウス

Dランク

よくある量産型MCU作品のように思えました。

同じような発想で作られた

アクションに飽きてきました。

 

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

Cランク

 

シリーズは惰性で見てきましたが、

いつまで引っぱんねんと引っぱたきたい。

映像や魔法アクションは

すごく良いんだけど、もう終わらせてよ…

 

名探偵コナン ハロウィンの花嫁 Bランク

 

安室さんが最強をしている安室さんの映画でした。

過去の人物とのやり取りが出てきて、

そこは良かったですね。

何だか推理ものじゃなくて

アクションものですね、もはや…

 

5月 

 

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス

Aランク

 

ホラーの名匠サムライミ監督が作ったので、

それまでのMCUに無かった

斬新さがとても良かったです。

物語の展開も面白くて、色々なキャラクターが

出てきて大満足の作品でした。

 

シン・ウルトラマン A-ランク

 

シンゴジラに続く、庵野監督シンシリーズ

原作要素が随所に見られて面白かったし

米津さんのM八七も最高に良かった。

ただ最後の展開が少し

もったいないと思いました、、、

 

トップガン マーヴェリック SSS ランク

 

最高のエンタメがあるとしたら、

そのエンタメに更に2割割り増しして

名優のヒストリーを加えて、

超最高エンタメにした強すぎる作品。

ここ10年で最高の作品が出てきて、

今年1は確実にこれだと思った。

 

6月 

 

ザ・ロストシティ Dランク

アクションサバイバルコメディって感じの作品。

ブラピの扱い酷すぎてワロタ。

 

7月 

 

キングダム2 遥かなる大地へ

Aランク

原作大好きなので、大画面で

見られるだけでもう満足です。

アクションもしっかりしているし、

ずっとやり続けて欲しい。

 

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者

A-ランク

色々突っ込みどころはあるけれど、

恐竜とのアクションシーンは見ていて面白かった。

大画面映えする作品を映画館で見るの好きっすよ。

 

8月 

 

ONE PIECE FILM RED

Sランク

今年一番の売り上げを出しそうな覇権映画。

最近の流行を取り入れた作品創りと

マーケティングが凄いです。

 

9月 

 

ブレット・トレイン

Aランク

 

伊坂幸太郎原作のマリアビートルを

ハリウッドが製作した作品。

こてこてのヘンテコ日本が

何だか笑えてきて、癖になります。

お酒飲みながら、脳みそ空っぽにして

みるのをおススメ。

 

さかなのこ Bランク

 

さかなくんを女優のんが演じる

異色作と思いきや、良い人が多くて

心温まるストーリーで良かったです。

くすりと笑えるシーンもありましたが、

映画館で見なくても楽しめる作品と思いました。

 

10月 

 

RRR RRRランク

トップガンがダントツの一位と

思っていましたが、とんでもない

エンタメ映画がインドから現れました。

3時間ぶっ続けで楽しませてくれて

脳がおかしくなりそうな映画。超最高。

 

11月 

 

すずめの戸締まり

S+ランク

新海誠監督の最新作で

バディもののロードムービー。

テンプレ展開と思わせながら、

しっかりとしたテーマがあって、

その難しいテーマに正面から

向き合うことに感動しました。

 

12月 

 

THE FIRST SLAM DUNK

S-ランク

アニメでは描かれなくて、

長年待望されたあの試合が

描かれた事だけでもう感動ものでした。

CGアニメもまるで漫画の絵が

意思をもって動いているようで

素晴らしかった。

 

 

以上、今年一年見た映画の

ざっくりネタバレ無し感想でした。

 

まとめると

 

SSS(RRR)ランク

トップガンマーベリック

RRR

 

~~~~~~大きな壁~~~~~~

 

S+ランク

スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

 

Sランク

すずめの戸締まり

ONE PIECE FILM RED

 

S-ランク THE FIRST SLAM DUNK

 

Aランク 

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス

キングダム2 遥かなる大地へ

ブレット・トレイン

 

A-ランク

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者

シン・ウルトラマン

 

B+

呪術廻戦0

 

Bランク

さかなのこ

名探偵コナン ハロウィンの花嫁

 

以下Cランク以下作品

 

~~~~~~大きな壁~~~~~~

 

FFFランク

大怪獣のあとしまつ

 

 

 

以上になりますね。

 

ここからはネタバレありで

語りたい作品の感想を

書いていこうと思います。

 

まだ見ていない人は

お気をつけくだせぇ!!

 

ちなみにネタバレあり感想は

 

トップガン・マーベリック

大怪獣のあとしまつ

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者

スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

すずめの戸締まり

キングダム2 遥かなる大地へ

ONE PIECE FILM RED

THE FIRST SLAM DUNK

RRR

 

の順番で書いていきます。

 

最初に映画の画像を張りますので、

他のネタバレ見たくない人は

その画像を頼りにスクロール

していただければと。

 

 

まずは今年同一1番の

トップガン・マーベリックから。

 

 

 

 

 

まずこの映画の魅力を伝えるために、

俳優トム・クルーズについて述べていきたい。

 

彼はアクションにおいてスタントを

用いずに自ら危険なアクションを

行うことで有名である。

 

今やCGアクションが主体となった

ハリウッドの映画の中では

特異な存在となっている。

 

派手なアクションは費用が掛かる。

しかし本物を届けるために、

トム・クルーズは自ら身体を張って

危険なシーンを撮る。

 

また、今回の作品において俳優達は

本物を取る為に実際に過酷な飛行訓練と

Gに耐える訓練を行っています。

 

全員が危険を冒して本物を撮るという覚悟が

作品を通じて、その表情からビシビシと

伝わってくるのが本当に素晴らしかった。

 

物語の冒頭でマーベリック大佐は

有人の飛行機による最速を目指している。

 

しかし、それは費用の掛かるもので

上層部はその試みを中止して

無人のドローンへの費用に回すと伝える。

危険な有人飛行から危険と費用の少ない

無人飛行への移行。

 

これは今のハリウッドの体制の

メタファーでは無いだろうか。

 

無人飛行を推奨する上官は言います。

「終わりが来るのは必然だ。

お前のような存在は絶滅に瀕している」

 

それに対してマーベリックは応えます。

「そうかもしれない。でもそれは

まだ、今日じゃない」

 

トム・クルーズの俳優人生を知ってから

このセリフの意味を捉えると

感慨深くなりませんか。

 

この時点で僕の涙腺から

こみ上げるものがありました。

そのような熱い意思をもって

この映画は始まるのですが、

そのアクションもストーリーも最高でした。

 

ストーリー自体は勧善懲悪もので、

ある意味薄いと言われれば薄いかもしれません。

しかし、親友との約束、一人の漢としての信念、

大切な存在との確執と和解。

 

そのような、これまで擦られ続けていた

テーマを真正面から本気の本気で

ぶつかっていくので、

それはもう感動するわけです。

 

特にグースの息子のルーカスとの

やり取りがとても素晴らしいです。

 

グースは前作トップガンの登場人物で

マーベリックの親友であり、

訓練中に彼の手の中で

命を落としてしまいます。

 

その息子であるルーカスと

マーベリックは確執を抱えていました。

そしてミッション終盤で

マーベリックはルーカスを

庇って撃墜されます。

 

上官はマーベリックのことは

諦めて帰還せよと全員に伝えます。

その時のルーカスの表情が

本当に素晴らしいのです。

 

ルーカスはマーベリックに

ある言葉を伝えられていました。

 

「考えるな、行動しろ」

 

その考えているときの

ルーカスの瞳が感動するのです。

 

ここまでだけでもう大満足の映画です。

十二分に物語を楽しめました。

後は無事に帰還してマーベリックの

意思を引き継いでルーカスは強く生きる。

これだけでも大満足なんですよ。

 

しかし、ここからの展開が

さらに熱くなるのです。

 

その後ルーカスはマーベリックを助

けますが、撃墜されてしまいます。

 

2人は、身体は無事ですが帰る手段がありません。

 

そこで敵の基地にあるF14を

盗んでそれで帰還することになります。

 

このF14がルーカスの親である

親友のグースと乗っていた戦闘機なのです。

それまで反発しあっていた2人が、

その戦闘機に乗って協力して脱出する。

襲い来る最新型の戦闘機に

2人の力を合わせて立ち向かう。

 

こんな胸が熱くなる展開を

全く予想出来ていなかったので、

感情が感動と興奮で

ぐちゃぐちゃになっておりました。

 

通常の映画では大満足の部分に

更に大大満足な展開をこれでもかと

波状攻撃のように浴びせてくる。

そして、その映画自体が

トム・クルーズの俳優人生の

メッセージになっている。

 

こんなとんでもないものを、

リアルタイムで映画館で

見られてことに感謝しかないです。

 

これに匹敵する映画は

しばらく出逢えないんだろうなぁと

思うくらい素晴らしかったです。

 

そんなわけで評価は

カンスト限界突破のS

SSランクの映画です。

 

 

 

 

 

続いて、今年ダントツ一番の

映画である大怪獣のあとしまつについて。

 

 

 

 

何がダントツだって…

言わせないでください……

 

何かね、外面はですね、

面白そうに見えるのです。

 

時効警察の三木聡監督による

松竹と東映による初の共同製作作品。

主演は山田涼介 ヒロインには土屋太鳳

その他にも濱田岳、西田敏行、

オダギリジョーといった

名優をキャスティング

製作費 20億円を掛けて作った、

これまで誰も見たことの無い

空想特撮エンターテイメント。

 

なんか面白そうでしょ。

 

いやね…これが凄くたちが悪いのです。

 

この外面の癖に中身が

どうしようも無く、面白くないんです。

 

随所に散りばめられた寒いギャグ。

意味もなく入れる不倫描写。

それっぽく見せるシンゴジラの

パクリのような社会描写。

それまで頑張って真面目に

見てきた人を馬鹿にするような

しょうもないオチ。

 

よくぞこんな不快指数の高い

組み合わせを思いついたな。

 

ドラえもんでいうとジ

ャイアンのリサイタルに

しずかちゃんのバイオリン演奏が

加わったようなもの。

 

ちなみに寒いギャグの1つとして、

怪獣の腐敗ガスの匂いについて

会議で話し合っている

シーンがあるのだけれども、

ウンコの匂いかゲロの匂いの

どちらで報道しようか話あっている。

 

これ面白いと思ってるんか…

何を見せられているのだろうか…

 

ちなみにオチはそれまで人間の力で

なんとか怪獣の死体を処理しよとしてる所、

なんか政府のミサイルが飛んできて、

山田涼介演じる帯刀 アラタが

その爆撃に巻き込まれて、

うわぁぁぁと落ちながら、

なんかよくわからない光の巨人に

変身して死体を運んで終わり。

 

説明も特になく終わり。

そのままエンディングで終了。

伏線もほとんど無い。

 

えっ、これで終わりと思うと

同時に怒りが沸々とこみ上げてくる。

2時間なにを見せられていたのだろうと…

 

2016年に大ヒットした

シンゴジラのような社会派特撮エンタメを

期待させておいて、

どん底に落としてくる

この高低差がもの凄くてさ。。

 

これに匹敵する映画は

しばらく出逢えないんだろうなぁと

思うくらい酷かったです。

 

そんなわけで評価は

カンスト限界下降突破の

FFFランクの映画です。

 

 

 

 

 

次はジュラシックワールド完結編である

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者について。

 

 

 

 

ジュラシックワールドシリーズでは

恐竜との共存について描いてきました。

 

一作目ではヴェロキラプトルとの

ブルーとオーウェンとの個々の絆を描き、

炎の王国では最後に恐竜達を世界に解き放ち、

集団としての共存について問う。

 

そして最終シリーズである本作では

どのように結論を持っていくのかが

気になっていました。

 

その期待値を持って

この作品を見ると残念に思えます。

 

まぁ、何とかなるでしょう、

で結論を持ってくるから。

いや、それは炎の王国から

なんも変わっていないのでは。。

 

ただアクション映画としては一級品です。

 

恐竜とバイクのチェイスシーンは

凄かったです。

色々な恐竜が登場して、そ

こから逃げるシーンはハラハラものです。

 

映画館でみる迫力は凄く楽しくて

アトラクションのようです。

 

あとは…まぁ巨大イナゴですね。

 

これは、恐竜映画に必要なんだろうか…

新たなる支配者って

イナゴのことなのだろうか…

 

バイオシン社のCEOも

そのイナゴを自分で焼き払って、

そのせいで保護区が燃え盛って

悔しがって、おバカなのかな。。

 

あとは手をかざしておけば

何とかなるやろって感じが違和感。

フォースでも使っているのかな…

野生動物はそんなに

甘くないのでリアリティが無いんす。

 

色々リアリティが無くて、

氷の湖に落ちた時も恐竜襲ってこないし、

生還してもちょっと寒いくらいで大丈夫だし。

いや極寒の中やで、

普通に死の危機に瀕するぞ。

 

リアリティが無いんすよ、ほんと。

 

あと一つ一つのアクションシーンは

面白いんですが

場面の切り替えが多くて、

継ぎ接ぎ感があるところです。

 

メインテーマ―と撮りたいシーンがあって

それに合わせてストーリーラインを

作ったような気がします。

 

映画館で一度見るのは面白いんだけど、

何回も見ると粗に気づいてしまう

映画なのかなーと思います。

 

そのような粗があるのでどうしても

両手を上げて楽しめなくて

A-の評価になります。

 

 

 

 

 

続きまして

スパイダーマンノー・ウェイ・ホームについて

 

 

この作品の素晴らしいところは

過去のスパイダーマンとヴィラン達が

時空を超えて集結した事につきます。

 

2002年公開のトビーマグワイアのスパイダーマンと

2012年公開のアンドリュー・ガーフィールドの

スパイダーマンの2人と20年と10年の

時を超えて共闘するのです。

 

前作を見ていたファンが楽しめるような

スパイダーマン同士のやりとりがあったり、

3人でウェブスイングしている絵面とか

一つ一つが最高に楽しめるのです。

 

20年前に劇場でスパイダーマンを

見て楽しんでいた身としては、

もうありがとうの感情が

溢れて止まらないわけです。

 

これは思い出補正含めて最高の作品でした。

 

このシリーズだけ見てもSランクの神作品ですが

思い出補正も加えてS+ランクですね。

 

 

 

 

 

次はすずめの戸締まり

についてのネタバレ感想を。

 

 

 

 

新海誠&川村元気のタッグの

災害3部作の最後の映画。

 

君の名は。では彗星の衝突を描き、

天気の子では異常気象を描いてきて

最後にすずめの戸締りでは

震災について描いています。

 

椅子になった草太と

要石のダイジンを追って旅をしていく

ロードムービー調の前半から

愛する人を助けるために

自らのトラウマを乗り越える後半と

盛りだくさんでした。

 

基本的なプロットである

ボーイミーツガール(逆もしかり)からの

セカイ系的な展開は、

新海誠作品全般に通じるものが

あると思うのです。

 

しかし旅を通じて出逢う人々のぬくもりや、

血の繋がっていない親との絆や、

震災で今もその影響がある主人公など

様々なテーマが積み重なって、

最後にカナタハルカが流れる事で、

もうなんか正面から力技で

ぶん殴りに泣かせに来るのです。

 

個人的には環さんがすずめを乗せて

自転車を漕いでいくシーンが

とても良かったです。

 

サントラにTamakiって曲があって

本来そこで流すつもりだったのと

思うのだけど、その後のクライマックス

と時間的に近かったからやめたのかな。

 

あとはすずめが自らのトラウマである

震災の街に笑顔で

「好きな人のところに行ってくる」と飛

び込んでいくところがとても良かったです。

 

これはカナタハルカの中の

歌詞のあるところと通じているのかなと。

 

 

あなたさえいれば

その後に続く言葉が

どれだけ恐ろしい姿をしていても

両の腕でいざ抱きしめに行けるよ

あなたと見る絶望は

あなたなしの希望など

霞むほど輝くから

 

 

どんな絶望の中にいても

こに大切な人がいるから怖くはない。

とても勇気をくれるような言葉ですね。

 

最後の謎の大ジャンプからの

要石をミミズにブッ刺すシーンは

もう少し見せ方は

ったんじゃないかなとは思うけど。

 

オープニングで遭遇したような

あふれ出る負のエネルギーに

負けないように一歩一歩近づいて行って、

ダイジンやサダイジンに応援をもらい

何とかミミズを封じるみたいな。

 

そこでダイジンやサダイジンの

気持ちとか本意をもう少し聞けたら

作品理解が深まるのかなと。

 

作品のメッセージは、

どんなに辛いことがあっても

必ず明日は来るし嬉しいことや大切な人に

きっと出逢えるから諦めないで

ということかなと。

 

また震災の恐ろしさや人との繋がりや

自分を犠牲にしても助けたい愛の力や

様々なテーマが散りばめられていて、

終わったあとの満足感は最高でした。

 

素晴らしい作品で文句なしのSランクですね。

 

 

 

 

 

次はキングダム2 遥かなる大地へ について

 

 

 

 

今回は人気キャラである羌瘣が

登場して戦闘描写もとても良かったです。

 

原作の蛇甘平原の戦いを

っかりと描いていて原作大好きな

僕としてはそれだけでお腹いっぱいでした。

縛虎申が頑張っていて良かったです。

 

でもね、豊川悦司は麃公では

無いと思うんですよね、うん。。。

 

というか王騎の大沢たかおも合ってないと思うし、

謄の要潤も合ってないと思うんだよなぁ…

 

主要メンバーのキャストは良いと思うんだけど、

強いおじさんたちのイメージが何か違うので

今後登場するキャラも不安です。

 

李牧、龐煖は誰になるのでしょうか。

 

ちなみに僕の好きな武将は亜光将軍なので

登場はまだまだ先なのでそこは一安心。

 

シリーズものなので続編ありきの終わり方で

傑作映画とは言えないのでAランクですね。

 

 

 

 

 

 

次は今年の覇権映画である

ONE PIECE FILM REDについて。

 

 

 

 

興行収入180億円を超えて

2022年一番の大ヒットになりそうな映画。

 

ストーリーは主人公ルフィの

幼馴染でもある歌姫であるウタが

自分の能力を使って

新世界を作ろうとする話。

 

その世界は何でも好きなものが

自由に手に入る精神世界で、

今話題のメタバースを

イメージさせるような世界です。

 

ウタはやり方は間違っていても

純真に困っている人々を助けたい思いで

自分の命を犠牲にしてまで新世界を作ろうとします。

 

食べ続けると死んでしまう

ネズキノコをもぐもぐ食べるシーンは

全てがわかってから見ると胸にくるものがあります。

 

シャンクスとルフィの

共闘の迫力は凄くて盛り上がります。

 

最後にウタは死んでしまうのですが、

ウタは完全悪でなく単純な勧善懲悪もの

でないので色々と考えさせられます。

 

そんな中、エンディングの風のゆくえで

それまでワンピースに

登場したキャラが彼女の歌を

聞いて楽しそうに過ごしている姿は

普通に感動します。

 

もうね、カヤとメリーのところが

やばかったですね。

 

 

というか、主人公の幼馴染で

自己犠牲のもと新世界を作ろうとして

毒キノコの影響で徐々に精神崩壊を

起こしていく世界の歌姫って

属性盛り込み過ぎだよなぁ、つよい、、

 

このように映画本編だけで

もかなり満足するのですが、

この作品を流行らせようという

マーケティングが凄かったです。

 

発行部数100万以上を

保ち続ける週刊少年ジャンプの本誌に

数週間にわたって映画のコマを載せる。

またワンピースの物語にも

ウタのシルエットを登場させる。

 

アニメでもタイアップ回を作り盛り上げる。

 

映画公開してから入場者特典を8回も行う。

2週間ほどで変更していく過密スケジュール

で以下のような感じ。

 

8月6日 第1弾入場者プレゼント

「ONE PIECE」コミックス – 巻四十億〝RED〟-

8月13日 第2弾入場者プレゼント

ONE PIECEカードゲーム チュートリアルデッキ』

8月27日 第3弾入場者プレゼント

「ONE PIECE」コミックス – 巻4/4〝UTA〟-』

9月17日 第4弾入場者プレゼント

「ONE PIECE」コミックス -巻四十億〝RED〟-アンコール

10月1日 第5弾入場者プレゼント

FILM RED メモリアルカード

10月15日 第6弾入場者プレゼント

FILM REDビジュアルカードセット

10月29日 第7弾入場者プレゼント

ワンピの実『FILM RED』“シャンクス”

11月12日 第8弾入場者プレゼント

スペシャルシャンクス104巻掛け替えカバー

 

(これはやり過ぎではないのかな)

 

 

公開前からYoutubeでウタを登場させて

公開までのカウントダウンをする。

 

人気アーティストに楽曲提供をしてもらい

Adoに歌ってもらう。

 

100億などのキリの数字の度に

作者尾田栄一郎が

書いた絵が公開されていく。

 

雑誌や服などとのコラボ展開を多数行う。

 

以上の様に制作陣営の流行らせようとする

勢いが物凄くてそれを

見ているだけでも面白かったし

その成果が見事に当たって

盛り上がっていくのが

祭りに参加しているようで楽しかった。

 

作品単体の満足度は

A~A+くらいなんだけれど

そのようなエンタメも含めて

Sランクですね。

 

 

 

 

つづいてはTHE FIRST SLAM DUNK ですね。

 

 

 

最近公開されたばかりの

スラムダンクの映画です。

 

TVアニメでは描かれなかったけれど

最高に面白い山王戦を描いてくれます。

 

これだけでもう最高以外の

なにものでも無いです。

 

CGアニメに対しての不安はあったのですが、

まるで漫画のコマが

動いているような動きをしていて

見ていて興奮します。

 

ただ、カメラが外から全体を

撮っているようなイメージで

漫画の様な1人1人の動きに

フォーカスしたコマは少なく

バスケの試合を実際に

見ているようなイメージでした。

 

その山王戦を描くと並行して

面白い試みをしています。

 

それは漫画で描かれなかった

メンバーの宮城リョータの

子供の頃からこれまでの

人生についても描かれます。

 

これは原作には無い話で

より感情移入が出来て

とても良いことだと思うのですが…

 

リョータの家庭環境が重くて辛くて、

見ていて苦しいのです。

 

それが山王戦に結構な頻度で挟まれます。

 

山王戦はめちゃ盛り上がります。

 

リョータの家族の事は

見ていて苦しくなります。

 

山王戦はめちゃめちゃ盛り上がります。

 

リョータのいじめにあって

見ていて苦しくなります。

 

山王戦はめちゃめちゃめちゃめちゃ

盛り上がります。

 

リョータが泣き叫ぶのを

見ていて苦しくなります。

 

盛り上がってわぁーーーーってなってたら

重い回想が入ってスン( '-' )となる。

これの繰り返しが結構あって…

この違った感情の切り替えが

良い方向に働いているように

思えないんですよね…

 

この溜まった感情の爆発のベクトルが

良いタイミングで本流の試合で

合流出来れば良いのですが、

2人をドリブルで抜くシーンで合流します。

 

このタイミングでも盛り上がるのですが、

盛り上げることにより

桜木と流川の無言のハイタッチという

最大の見せ場が目立たなくなります。

 

省かれたシーンも結構あると思いますよ。

 

魚住と赤木の叱咤激励のシーンとか。

桜木が 大好きです 今度は嘘じゃないです

というシーンとか。

前半に至っては、

ほぼほぼカットされていたし。

 

重苦しい回想を挟む頻度を減らして、

カットされていたシーンを付け加えて

試合の興奮そのままに最後まで終える方が

個人的には楽しめると思います。

 

あと、最後にこれは作者の

井上雄彦神様の監修なので

もうそれはそうなんだろうけど…

 

最後はアメリカで沢北と

マッチアップしているのは流川であって

そんな元チームメイトの姿を想像しながら

リョータは彩子に応援されながら

湘北のキャプテンをしている姿で

終わって欲しかったと思うぞ、うん。。

 

まぁ山王戦は最高だったので

そういう消化不良な点も踏まえて

S-ランクって感じの映画でした。

 

 

 

 

 

最後にRRRについての感想を。

 

 

 

 

このよくわからない題名といい、

ビジュアルといい

地雷臭が漂ってくるとお思いでしょうか。

 

でも騙されたと思って見て欲しい。

 

3時間の長い映画だけど、

いいから黙って見て欲しい。

 

トぶぞ。マジで。

 

ストーリーはわかりやすく

1920年代のイギリスに支配されていたインドの話。

拓かれていない村に住むビームは

攫われた妹を助けるためにイギリスが

支配する都市に入り込み、

昇進を求めるラーマは素性の知らない

奪還者を捉えるために奔走する。

 

しかし2人は偶然の事故を

きっかけに親友になり、

お互いの本性を知らないまま仲が

深まり物語が進んでいくという感じです。

 

文字に起こすとよくある展開と思うんだけど、

この映画ほんと面白いんですよね。

 

百聞は一見に如かずとは

まさにRRRの為にあるようなもので

一つ一つのアクションが

面白くて格好良いんですよ。

 

その面白くて格好良い

アクションが超高密度で

波状攻撃の様に感情を殴ってくるんです。

 

いや、もうね、、、

カッコ良すぎて笑えて来るんですよ。

外連味が凄いんす。

 

それが3時間続くと思ってください。

エグくないですか?

 

途中で始まるナートゥダンスも

カッコ良すぎて楽しくて笑みが

止まらないんですよ。

銀のトレイを蹴り上げてからドラムをする

ラーマニキがカッコ面白すぎて、

そこからナートゥを知ってるかって言って、、、

 

なにこの幸せだけど説明できない謎の感情は…

って語彙力が徐々に崩壊していきます。

 

この様に1つ1つのシーンもめちゃめちゃ

楽しいのですがストーリー展開も

なんかやり過ぎくらい凄いです。

 

普通の映画ならそこで終わりで満足なシーンで

この映画は終わりません。

 

普通の映画ではビームは

イギリスによって囚われて

処刑にされるが、彼の残した気高さは

インドの民の心に

残り続けて革命の火種になった。

 

で終わりで良いと思うんです。

 

しかしRRRはそこからまだまだ続きます。

 

ビームが処刑される前に

ラーマはビームを救うことを

決めて彼に誤解されながらも

必死に彼を助けます。

兵士を止めて去っていく姿を

満足そうに見つめます。

 

で終わりで良いと思うんです。

 

しかしRRRはそこからまだまだ続きます。

 

ラーマはビームの真意に

気づいて単身イギリスの

宮殿に侵入し、2人は力を合わせ逃げます。

肩車アクションは最高でした。

 

で終わりで良いと思うんです。

 

しかしRRRはそこからまだまだ続きます。

 

車で追いかけてくる追手に対して

2人は闘います。

その姿はまるでインドの闘神たちのように。

いや火矢の強さ異常じゃ…

いやラーマニキなら普通か…

 

で終わりで良いと思うんです。

 

しかしRRRはそこからまだ続きます。

 

そのままイギリスの宮殿に突っ込んで

そして目的であった大量の武器を手にして

敵の大将に復讐を果たします。

 

 

展開の回数エグすぎるっての。

 

しかも、この内容に

ちゃんと伏線貼ってるから

映画としての脚本強度がえげつない。

 

最高で最強のエンタメで

これは是非映画館で

見て欲しい作品です。

 

もうね、別次元のRRRランクです。最強。

 

 

長々と感想を述べてきましたが

2022年はかなり映画が

豊作な年だったと思います。

 

来年も面白い映画が沢山出てきたら

嬉しいなぁと思います。

 

ここまで長文駄文を読んでいただき

ありがとうございました。

色々感想共有したいのでよかったら

色々話しましょうね~。

とても久しぶりにブログの方を更新させていただきます。

 

 

 

今回はMOVIE ROCKさんの

「この可笑しくも不思議な物語をあなたに」

を解いたのでその感想を書きたいと思うのですが、

久しぶり過ぎるので自己紹介と

最近あった嬉しい話でもしとこうかな♪

 

謎解きと音楽と手塚治虫作品が

大好物のひまうどと申します。

 

自分を動物に例えると、

やる時はやるナマケモノ!

以後お見知りおきを。

 

2年ほど前に未知のウィルスが現れてから

政府が緊急事態宣言を出したり、

入国制限をしたりとか、

世間がかなりざわざわしていましたね。


海外では感染を抑える為に軍隊を出動させる

超法規的措置が採られていましたが、

平和なこの国ではそのような措置は

採られなかったようで、

今の僕は気楽に過ごしております。

 

でも、前に体調崩して喉の調子が悪くなり

歌が歌えなくなったのが結構辛いですね。


辛くなったときはMrs.GREEN APPLEの

Attitudeを心の中で口遊む。


「腐ってなんかいない。

この世は腐ってなんかいない。」


あぁ…やっぱり良い歌詞だな。

腐っていく自分を支えてくれた曲だ。


食べものの味もその日から変わった気がするし…

そんな悲しい事があって大変だったけど、

何とかなるさの精神でフラフラしています。

 

そんな自堕落で徒然なる日々の中、

プライベートな話になりますが、

最近、絶縁していた人と仲直りしたんです。


その人とは一方的に裏切られて

音信不通になってしまっていてて…

偶然の出会いにはなるんだけれど

なんとか仲直りすることができました。

今日も仲良くフラフラと一緒に散歩してました。

 

ちょっとその時の状況を心境も添えて

書こうと思います。

その日はとてもいい天気で

僕は地元の商店街を歩いていました。

 

その商店街は感染が流行る前に比べて、

店のシャッターが閉まり、ゴミも散らかっていて

治安も悪くなってしまっていてね…

まぁ、そういう世の中だからしょうがないんだけど。

 

僕の様にフラフラしている人が

沢山いたんだけれど、

その中にとても急いでいる人がいて…

 

元気そうな人がいるなぁと、その人の顔を

よく見るとなんと音信不通になっていた

あの人だったんです。

 

僕はその顔を見た時、怒りは沸かずに

久しぶりに会えた事が本当に嬉しくて嬉しくて

過去のことは水に流して仲直りをしたいと

心から思ったんです。

 

僕にも悪かったところがあったかもしれないし、

大事なのはこれから先のことだし。

 

 

でも、残念なことに

その人の反応は違っていて…

 

 

僕の顔を見て驚いて、そして怯えて…

踵を返して逃げ出したんです。

 

 

(おい、待ってくれ…)

 

 

(待ってくれ……)

 

 

(責めるつもりは無いんだ)

 

 

僕は自分の気持ちを伝えたかったけれど

喉の調子が悪くて上手く言葉にならなかった。

 

 

 

違う。誤解している。

 

 

 

(待って…待って……)

 

 

(…待って……くれ)

 

 

 

どんどんと距離は離れていく。

 

 

…………

 

 

でも諦めない。

 

 

……

 

 

絶対に。

 

 

 


 



…長い時間を掛けて

ようやく追いつくことが出来た。

 

 

もう過去の事は水に流そう。

 

 

そんなに怯えないでくれ。

 

 

 

ゆっくりと近づく。

 

 

 

仲直りしよう。

 

 

 


握手しようと手を前に出した時…

 



 

バンっ!!

 


 

と渇いた音が響き、

僕の心臓を衝撃が貫いた。

 


バンっ!!バンっ!!

バンっ!!!

 

「く、来るなっ!!」

と大声で叫んで、銃を連射する。

 



 …あぁ……





久しぶりに会ったのに…


酷いじゃないか……

 

全く……



弾丸は身体を次々と貫いていくが

それでも僕は歩くのをやめない。

 

弾を打ち尽くしてもなお打とうとし

カチッ、カチッ、カチッと

撃鉄の音が空しく響き渡る。

 

 

…なぁ…そんなに…

怯えないでくれよ。

 

 

「ァァ、ナガなヴぉリじヨォ…」

 

 

腐った右手を伸ばして僕は言った。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

はい…驚かしてすみません。

 

どんでん返しのある話から始めたくて

ちょっと背伸びしてみました。

 

(あー、足吊りそうだ…)

 

本人の近況報告とコロナの時事の話に

偽装させてオチをつけてみましたが

全部フィクションです!


毎日元気にお茶漬けすすって

ピロウズのLITTLE BUSTERS

口遊みながら過ごしてます、アウイェー。


さて、話を本題に戻します。

 

星新一のブラックなショートショートだったり

世にも奇妙な物語だったり、

藤子F不二雄のSF短編集だったり、

 

短い情報量の中でおおっ!

と驚く話が僕は好きです。

 

「この可笑しくも不思議な物語をあなたに」は

そんな短い情報量の中で最後にあっ!

と言わせる結末を謎解きと絡めて

提供するウィットに富んだ作品でした。

 

(どのような話なのかは

ネタバレ出来ないので上記の話が

サンプルになればと思って書きました)

 

謎解きの物量自体は

そこまで多くは無いのですが

1問1問が骨のある面白いものでした。

 

そして進行するWebのページも一つ一つに

工夫とこだわりが見られて解いていて楽しかったです。

 

途中に挿入されるムービーも不思議な雰囲気

でしっかりと物語に没入させてくれます。

 

安定のMOVIE ROCKさんのクオリティーです。

 

物語の結末は人によって好みが

わかれるとは思うのですが、

前作「37564からの脱出」を楽しめた人には

特におすすめしたいと思います。

 

今回は5作品ありますが

Vol2の愛情の行方とVol4の暗闇の理由が

特に好きですね。

 

そんな感じで個人的にこの謎は

個人的に特上なぞです

 

オリジナル ★★★★☆

 

クオリティ  ★★★★★

 

謎の量   ★★★☆☆

 

大謎     ★★★☆☆

 

コスパ    ★★★★☆

MOVIE ROCKさんの持ち帰りなぞ

「37564からの脱出」

を解いたのでその感想を書きます。

 

 

価格 1000円
所要時間  約40分

 

去年の9月から数えて9か月以上ぶりに発売された

MOVIE ROCKさんの持ち帰り謎です。

 

MOVIE ROCKさんの持ち帰り謎は

謎以前の世界観からしっかり作っていて

どきどきわくわくするのですが、

今回はFAST STORYとの見慣れぬ文言があり

軽めな世界観なんかなーと思ってました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

はい!ちゃんと作りこまれていました合格

 

キットのクオリティもアイテムもWEBサイトも

安定してレベル高いです合格合格

 

ムービーもよく出来ていて没入感があって

よかったです合格合格合格

 

謎も面白かったのですが、

ストーリーが特によかったですね。

 

詳しい内容はネタバレになっちゃうんで

もちろん書けないのですが、

ショートショートを謳っていることもあり

ブラックユーモアな星新一の短編を

連想してしまいます。

 

少ない文章量にも関わらず、上手く張られた伏線と

あっと驚くどんでん返し。

 

謎も物語も価格もお手頃で

この満足感は星新一の妄想銀行を

読んだ時を思い出しました。

 

それか藤子・F・不二雄のSF・異色短編あたりを…

(↑どっちでもいい)

 

いやいや、手塚治虫のザ・クレーターあたりを…

(↑いい加減だまれ)

 

そんな感じの、少し人を選ぶけど、

謎も情報量もお手頃なので気になる人は

ぜひやってみて欲しい作品だと思います。

 

そんな感じで個人的にこの謎は
個人的に特上なぞです

オリジナル ★★★★☆

クオリティ  ★★★★★

謎の量   ★★★☆☆

大謎     ★★★★☆

コスパ    ★★★★★


MOVIE ROCKさんの持ち帰りなぞ

「LAST PROPHECY」

を解いたのでその感想を書きます。

 

価格 1500円
所要時間  合計 2時間弱

 

前作から1年弱の時を経て発売された

MOVIE ROCKさんの持ち帰り謎です。

 

今回もカッコいいパッケージですね。

 

LAST PROPHECYは日本語でいうと

たぶん「最後の予言」になると思うのですが、

ノストラダムスの大予言のハルマゲドンが

訪れる様な世界観の物語です。

 

私自身も都市伝説とか陰謀とか

〇〇〇とか〇〇〇とか〇〇〇〇〇〇とか

興味はちょっとあるので、

このディストピア感は結構好きです。

 

ちょっと詳しめの説明をすると

伝説の預言者ノアが表れてその

予言が的中し世界中が驚いて注目した。

しかしその予言書とともに姿を消してしまう

 

それから5年後、予言された通りの

出来事が起こっていく。

 

その先にある最後の預言とは・・・・

 

みたいなストーリーですね。

 

ちなみに予言うんぬんの話といえば

ロン・ハワード監督の天使と悪魔とか

ルパン三世のくたばれノストラダムスとか

そこらへんが好きですね、余談余談。

 

物語の冒頭から流れるムービー演出も

クオリティが高くて荒廃した世界へ

意識を導いてくれると思います。

 

物語と謎のボリューム自体は前回と比べると

体感6割くらいに感じますが、

謎の種類も色々あって最後の謎もしっかりして

面白いので、満足感はかなり高いです。

 

詳しい内容はネタバレになるので書けませんが

ストーリー展開についてもとても面白かったです。

同時に好き嫌いが別れるものでもあるかなぁとも

思いました。

 

でも、よく読み込むと伏線がところどころに

しっかりと張ってあって、それを見つけるのが

本筋の謎解き以外の別の楽しみとしてあって

面白かったです。

 

しっかり矛盾しないように作ってあって

凄いなぁと思ったので、

解き終わって一日置いたあとくらいに

見返してみることをお勧めします。

 

謎はもちろんですが、ストーリーを

重視した作品だと思いますので、

SF映画が好きな人に

是非プレイしてほしいなぁと思います。

 

そんな感じで個人的にこの謎は
個人的に特上なぞです

オリジナル ★★★★★

クオリティ  ★★★★★

謎の量   ★★★☆☆

大謎     ★★★★☆

コスパ    ★★★★★

久しぶりにブログを書こうと思う。

ほんと久しぶり、2年近く書いてねぇ。

 

書く内容は最近摂取したコンテンツについて

なんだか書きたくなったから書く。

 

短編漫画の「ルックバック」と

映画の「花束みたいな恋をした」について。

 

先週、一気に2つを見たんです。

馬鹿しましたよ、えぇ…ぐさぐさですわ

 

僕はコンテンツに対して好き嫌いが少なくて

なんでも旨ければええやん素敵やんの

ノンポリでバカ舌のオタクでありますが、

どう美味しかった、ここが気になったことを

考察するのが結構好きです。

 

ここ1~2週間このコンテンツを摂取して

ようやく嚙んで呑み込めたのでその感想を

書いていきたいなーと思います。

 

ネタバレをめちゃめちゃ含んだ感想なので

読んでない人、見てない人は見ないでね。

 

まずは「花束みたいな恋をした」について

 

サブカル好きで孤独感を持った男女が

偶然出会って、お互い共通点が多くて

一気に仲良くなり恋人になるけれど、

環境や価値観のズレが徐々に出てすれ違い、

最後に別れてしまうような、

そんなよくある話なんです。

 

が…

 

インタビューした実体験が

この作品のベースにあるため、

やたらリアルで俳優さんの演技も素敵で、

刺さる人にはめちゃめちゃ刺さるわけです。

 

拗らせ系クソオタクの僕も

ちょいちょいレバーに

良いパンチもらってダメージを負いました。

 

そのキラキラした色鮮やかな、

刺さる人にはぶっ刺さるエピソードの

1つ1つが色んな種類の花のようだなと。

 

そして、それが集まって

花束のようになったのが

この映画の名前の由来かなー

なんて思ったりしました。

 

だからこの映画は、

どの花が自分に合っているかを

色んな人と共有して思い出したり、

相手のことを知ったりすることが

美味しい食べ方なのかな、と思いました。

 

魔法が使えたり、宇宙人が現れたり、

隕石が降ってきたり、奇跡で蘇ったり、

不治の病で余命が一年だったり、

そんなことはなくありふれた

僕たち私たちの物語だと思うんです。

 

大きな物語を楽しむのでなく、

花束の中の一つ一つの花に

それぞれの体験を重ねる事がいいかなと。

 

でも、それを踏まえたうえで

個人的に腑に落ちないところがありました。

 

ここから毒を吐きますので

好きな人は見ないでくだせぇ。

 

 

あっちいってくだせぇ。

 

見ねぇでけろ!

 

 

(もういいかな?)

 

腑に落ちないのは花束の方ですね。

花を束ねた意味というか、全体の構造です。

 

この映画の冒頭は最後のシーンに繋がる

麦と絹が別れたあとの話が描かれますが、

その中でイヤホンの話が出てきます。

 

右と左では聞こえている音が違う話です。

同じような曲を聴いていると思っても

実際はそれぞれ違う。

同じような出来事でも感じることは違う。

 

それは後々の2人の価値観の違いの

暗喩であり伏線でもあるわけなんですが…

 

それを自信ありげに、絹と別れた後に

新しいパートナーに対して麦が言うことがね。

 

すんげー違和感を感じるわけっすわ。

 

演出なのはわかるけどさ、

そのセリフはもともと2人に対して

サブカル系の人が言った

セリフそのものの焼き回しやからさ。

 

物語を通じて会社に入り現実を受け入れて

サブカル系をバッサリ切り捨てた麦が、

別れてからその後に付き合った彼女に

そのセリフを言う意味な…意味不な…

 

誰かの受け売りのサブカル的な言葉を

知った風な、どや顔でいう。

 

喉元過ぎて熱さを

完全に忘れてるやつやん。。

 

というかね、本当に

そのコンテンツや文化が好きならば

 

そんな簡単に

切り捨てられる

ようなもんじゃ

ねーからな。

 

まぁこれは個人的感情成分多めの話ですが。

なんでポップカルチャーでなく

サブカルチャーに固執する理由があるんすよ。

 

その奥の可能性、美しさを知っているから。

その奥の可能性、美しさに魅了されているから。

その奥の可能性、美しさを信じているから。

 

だから、そんな簡単に切り捨てられない。

 

それがわからなくて簡単に捨てれるのは

サブカルを話のタネに使いたいだけの

選民思想のファッションオタクやねん。

(今日一の毒を吐きましたドクロ

 

一般論でなく個人的な意見の話ですけどね。

 

全体を通して見返したときに

冒頭のイヤホンの話の

違和感が凄かったので、

そこは美味しくいただけなかった。

 

でも、このイヤホンは

演出の一部なんだろうけどね。

 

劇中4回くらい出てくるし、

ワイヤレスイヤホンをお互いに

プレゼントした後から

価値観がずれていくしね。

 

イヤホンが一つのキーアイテムなわけで、

冒頭に印象つけたかったんやろね。

 

ただ、あのタイミングとスタンスで言うと

麦は社会に出て価値観が変わって

悩んだ末に成長したように見えて

結局中身は変わってなかったんだなってなる。

 

そんな花束を持った主人公が見えたときに、

あれ…俺これ何見てたんだよ…となって

そこら辺がちょっと勿体なかったな。

 

楽しむポイントは一つ一つの

花であるのはわかっているんだけどね。

 

でも作品を通じて登場人物に

何の変化も無ければ

それは僕の求めるエンタメでは無い。

 

冒頭で描かれた別れてから

新しい相手と出会った麦が言う言葉は

サブカル系の誰かの受け売りの言葉を

自慢げに自分の言葉のように言うのでなく

 

物語を通じて変化して成長した

麦自身の言葉を

言わなければならなかったと思う。

 

それが不細工でも、それが不格好でも。

(いい加減大人になれと言っていた

どの口が言うてんねん、てやつですわ)

 

それこそエンタメが

存在する意義であると思うし

僕はエンタメの人を変える力を信じている、

 

それは創造者の良くなって欲しい

という思いが作品を通じて届くと思うから。

 

この作品の構造を考えていくと、

サブカルが出汁にされているだけに見えて

そこが何か辛かったな…

 

一つ一つの花は綺麗で良かったけれど、

花束としてみた時に、

これはちょっと違うかなと

思って書いた感想でした。

 

作品の好きな人がいたらすんません。

 

もしかしたら、主人公の成長が

視聴者の思い出の感慨の邪魔になるから

あえて描いてないのかもしれないし…

 

そんな色々と考察することも含めて考えたら

良い作品なんだなーと思いました、

 

ちゃんちゃん♪

 

次は「ルックバック」についてですね。

 

こちらも、ごりごりネタバレ含みますので

読んでない人は見ないでくだせぇ。

 

 

 

 

 

(もういいかな・・・)

 

 

まずこの漫画は

ファイアパンチ、チェンソーマンの作者の

藤本タツキ先生の短編漫画です。

 

 

作者の藤本タツキ先生自身を

藤田と京本(合わせて藤本)という

二人のキャラに見立てて、

喜びや葛藤を抱きながら漫画という

一つの文化に人生を捧げていく話です。

 

4回くらい読みましたが、まだ消化できない

なんだか凄そうな雰囲気の漫画でした。

 

書き始めて思いましたが、これについて

まとめられる気がしないので箇条書きします。

 

ルックバックの凄かったところ。

 

・絵がうまい。表情が心を掴む。

 書き込みが凄い。4コマ面白い。

・セリフを使わない描写表現が凄い。

・タイトルの回収が凄い。

・メッセージ性が凄い。

・エンタメに対しての愛が凄い。

 

月並みですが思いつく感じだと

こんなところですね。

 

僕自身、絵は描けないので技術的なことは

わからなくて単純に好みの話になるのですが、

 

普通の漫画のキャラがしないような、

喜怒哀楽の間の微妙な感情を

絵に表しているのが

凄く好き。

 

光の描写や輪郭の線を変えて

キャラの内面のを描いているのが

凄く好き。

 

スケッチブックや参考資料が

増えていく部屋の様子の描写で

努力を表しているのが

凄く好き。

 

キャラにセリフを言わすのでなく

濡れたランドセルを放り出して

びしょ濡れのまま漫画を描くという

衝動に駆られて漫画を描いているのが

凄く好き。

 

バランスボールや椅子に座って

漫画を描いている後ろ姿が

凄く好き。

 

あー、もう全部好きですね。

 

絵に関してはもうそれしか言えねぇ。

色んなテクニックとか

凄い使ってるんだろうけど知らんから

何も言えねぇ。

 

続いてタイトルの上手さですね。

 

これはこじつけようとしたら幾らでもできますが

「作者自身の振り返り」のルックバックと

「背中を見て」の意味のルックバックと

「振り返れ」の意味のルックバック、

3つの意味が主軸としてあるのかなと。

 

他にもルックバックに

漫画の背景の意味があったり、

冒頭と最後の文字をルックバックに足すと

Don’t look back in angerになったりするんだけど

これはオマケみたいなものなのかなと思います。

 

作者自身のルックバックだという理由は

主人公の名前を足すと藤本になることと

出身地が東北で一致していて、

藤本先生自身が学生時代に想像の世界で

7本の漫画を連載していて、

作中でも学生の2人が

7本の漫画を連載していたから。

 

3つくらい一致したら、それはそうでしょ…

 

続いて後ろを見てのルックバックは

4コマに「背中をみて」のタイトルがあり、

その流れで京本のどてらの背中に

書かれたサインを見たから。

 

ちなみにこの京本が書いたと思われる4コマは

藤野自身が書いていて、

4コマ内の藤野の名前の筆跡が

藤野自身の筆跡と同じことから

京本が書いていないことがわかり、

特に過去が変わっていない事がわかる、

 

僕はこれは、その場で藤野の中に

生きた京本を藤野が想像し創造して

自分で書いて物語を作ったんだと思う。

 

この時点で藤野の中に

創造した京本が存在してそれを認めて

藤野が藤本になったんかなと。

 

まぁ、ここらへんは想像なので、知らんけど。。

 

あと冒頭にあった5分くらいで書いたんだ~

の伏線がここに繋がってくるんだなと。

 

3つ目の振り返れなんだけど、

これはメッセージ性が凄いと被ってるかな。

 

まぁ、これは京アニ事件を

モチーフにしていると思うんですよね。

 

状況や加害者の発言が

京アニの事件と酷似していることと

京アニの事件の翌日深夜から

この漫画が公開されているから。

 

これも含めてのルックバックだと

僕は思っています。

 

この凄い熱量の作品を見せられて、

そしてその事件を振り返れと

言われたらそれはもう駄目でした。

 

忘れていた自分が申し訳なくて泣いてしもうた。

 

でも、事件を振り返れという一方で

藤本先生は救いの物語についても描くのです。

 

それは京アニの事件の関係者や

その友人たちの中で

藤野のように思ってしまった人も

いるかもしれない。

 

「私が〇〇したから死んでしまった」と。

 

でも、それを作品は優しく慰めてくれる。

起こってしまったことは

変える事が出来ない。

「あなたは悪くないんだよ」と。

 

そして藤野先生と藤本先生は

物語を作り祈りを捧げます。

 

ここで物語においての祈りとは何なのか?

 

これについては感覚的な話で

説明するのは難しいので

僕の好きな作家の舞城王太郎先生の

作品の中の一節を引用してみようと思います。

 

ちょっと長いけど読んでみてください。

 

愛は祈りだ。僕は祈る。僕の好きな人たちに皆そろって幸せになってほしい。それぞれの願いを叶えてほしい。温かい場所で、あるいは涼しい場所で、とにかく心地よい場所で、それぞれの好きな人たちに囲まれて楽しく暮らしてほしい。最大の幸福が空から皆に降り注ぐといい。

 

僕は世界中の全ての人たちが好きだ。名前を知ってる人、知らない人、これから知ることになる人、これからも知らずに終わる人、そういう人たちを皆愛している。なぜならうまくすれば僕とそういう人たちはとても仲良くなれるし、そういう可能性があるということで、僕にとっては皆を愛するに十分なのだ。世界の全ての人々、皆の持つ僕との違いなんてもちろん僕は構わない。人は皆違って当然だ。皆の欠点や失策や間違いについてすら僕は別にどうでもいい。何かの偶然で知り合いになれる、ひょっとしたら友達になれる、もしかすると、お互いにとても大事な存在になれる、そういう可能性があるということで、僕は僕以外の人全員のことが好きなのだ。一人一人、知り合えばさらに、個別に愛することができる。僕たちはたまたまお互いのことを知らないけれど、知り合ったら、うまくすれば、もしかすると、さらに深く強く愛し合えるのだ。僕はだから、皆のために祈る。

 

祈りはそのまま、愛なのだ。

 

祈りも願いも希望も、全てこれからについてこういうことが起こってほしいとおもうことであって、つまり未来への自分の望みを言葉にすることであって、それは反省やら後悔やらとはそもそも視線の方向が違うわけだけど、でも僕はあえて過去のことについても祈る。もう既に起こってしまったことについても、こうなってほしいと願い。希望を持つ。祈りは言葉でできている。言葉というものは全てをつくる。言葉はまさしく神で、奇跡を起こす。過去に起こり、全て終わったことについて、僕達が祈り、願い、希望を持つことも、言葉を用いるゆえに可能になる。

 

過去について祈るとき、言葉は物語になる。人はいろいろな理由で物語を書く。いろいろなことがあって、いろいろなことを祈る。

そして時に小説という形で祈る。この祈りこそが奇跡を起こし、過去について希望を煌めかせる。ひょっとしたら、その願いを実現させることだってできる。

 

物語や小説の中でなら。

 

以上が引用になります。

 

僕はこの小説の中の言葉を

とても大事にしています。

 

その言葉を借りるのであれば

これは藤本先生の祈りなんだなぁと思います。

 

作品を書くことで

誰かを救えるかもしれない。

だから、作品の持つ力を信じて

自分自身も前に進むために私は物語を描く。

 

そんな強い気持ちがひしひしと伝わってきて

なんだか情緒がぐらんぐらんになりました。

 

エンタメの持つ力強さを実感して

今日も一日頑張らなくちゃな…と思いました。

 

以上が「ルックバック」の感想になります。

 

この2作品を見て何か引っかかるんだなぁと

もやもやしてた気持ちを言語化してみました。

 

ようやく自分なりの整理がついたんですが、

主人公に変化が無く視聴者に

依存するエンタメもあれば

未来へ祈りを捧げた

変化を信じるエンタメもあって

色々あってそれが面白いんだなーと。

 

なんかまとまったかわからんけど

これ以上ダラダラ書き続けても

何か生まれる気がしないので、

僕も僕の信じるエンタメをコツコツ

積み上げることにしよう。

 

さーがんばろーかー

 

 

MOVIE ROCKさんの持ち帰りなぞ

「PRSIONER 囚われた記憶喪失の男」

を解いたのでその感想を書きます。

 

価格 2500円
所要時間  合計3~4時間

 

前作から2年ぶりに発売されたようで

構想含め4年という本気感が伝わってくる作品で

ストーリーから好きな私の好きな匂いが漂います。

 

どんなストーリーかというと、

謎の研究施設から目覚めた

記憶を失った男が謎を解き明かしながら

運命に立ち向かうといったものです。

 

詳しいストーリーはネタバレになるので

書く事は出来ませんが、

なんだか表紙の雰囲気がギミギミックしていて

SFぽい感じがしますが、SFでした!

 

過去作にもSFテーマのものがありますが

今作は構想に時間を掛けたこともあってか

SF要素が作品のフレーバーに留まらず

作品全体を通して「謎」として楽しませてくれて

とても面白かったです爆  笑

 

そして、パッケージデザインもアン○ックの様な

カード+スマホ探索システムになってます。

 

正直な話、僕はこのシステムが(というかアン△ックが)

あまり好きでは無いですチュー

 

僕にとっての謎解きの探索って

実際に部屋をひっくり返して、引っ張り出して

○○を○○したり、○○○を○したり

するのが楽しいと感じています。(ネタバレ回避チョキ

 

それが最初の基準なので、それ以外の

探索は作業に感じてしまうわけです・・・

 

どうもアン□ックは謎を解いているというか

探索して組み合わす過程の時間が多い気がして

ねむたん、つらたんとなり

現実世界に引き戻されてしまうのですもぐもぐ

 

でも今回プレイして最後まで集中して出来たし

特にストレスも感じることなく出来ました。

作業の時間よりストーリーを読む時間が多く

物語の方に集中出来たからだと思います。

 

というのも、このストーリーが僕にどストライクな

SFの中のジャンルで雰囲気といい話の展開といい

めちゃめちゃ楽しめたからだと思います。

 

あと謎解きのボリュームや難易度は

前作ネオアトランティスと同じくらいの

イメージだったので、前作をやった人は

是非今作も期待してやって欲しいですね。

 

特にストーリーが良い作品だと思いますので、

SFや映画が好きな人は謎解きに興味無くても

是非プレイして頂ければと思います。

 

そんな感じで個人的にこの謎は
個人的に特上なぞです
クラッカークラッカー

オリジナル ★★★★★

クオリティ  ★★★★★

謎の量   ★★★★☆

大謎     ★★★★☆

コスパ    ★★★★☆

久しぶりの更新になりますが、
謎解きとは少し違う話になります。
マーダーミステリーゲームについて。
 
マーダーミステリーとは
人狼、TRPG、謎解き、ボドゲ、ミステリー
そんなコンテンツが好きな人にオススメの
1つのキャラクターになりきって行う
主観的な推理ゲームです。
 
詳しい説明は調べた方がわかりやすいものが
あると思うのでここでは省略!
 
そんなマーダーミステリーというものを

普段謎解き公演に行き浸ってる私が

プレイしてみたら面白くて、
可能性に満ちたジャンルだと思いました。
 
しかし、プレイ当時(8月初旬)は
遊べるシナリオが大阪には
約束の場所へと王府百年の中国パケを
翻訳したものくらいしか無かったです。
 
それじゃあ自分で作ってみて、
それを友だちとボドゲ会とかでやったら
楽しいんじゃないかなー、みたいな
感覚で作り始めたのがことの始まり。
 
そこから紆余曲折を経て
色んな人にやって欲しいなーと思い、
一般向けにカスタマイズしました。
 
(一般向けとは言っても
身内向けのクオリティのものなので
特に利益を出すつもりはなく、
材料費や手間賃だけいただくつもりです。)

((遠くになる場合は交通費もいただきたいです))
 
初心者や正体隠匿が苦手な人でも
楽しめるようなつくりにしていますので
興味のある方は遊んでみませんか?

参加方法は参加者人数を揃えて
私のツイッターアカウントに
直接DMいただければと思いますので
お手数ですが宜しくお願いします。

参加者の感想はツイッター上にて
ハッシュタグ #CMGH で見れますので
気になる方はお調べください。

また登場人物が男女各3人の為、
それに近い比率だとより物語が
楽しめると思います。
 
興味があるけど、なかなか人が集まらない
人の為にTwipla等で募集しようとも
思いますので、そちらからもご参加ください。
 
最後に参加にあたっての
ルール説明、ストーリー紹介を
リンク先にまとめています。

 
興味のある方はご覧ください。
 
ではでは宜しくお願いしますm(__)m


追記・・・
 
私がこれを作ろうと思ったのは8月で
その頃は作品自体少なかったのですが、
それ以降、ゲームマーケットなどで
結構作品が出たみたいです。

一度しか出来ないものなので、
作品の立ち位置を5段階で表せば、
参加する時の参考になるかなと
思いましたのでやってみます。

推理要素 2
ロールプレイ要素 3
公演の演出 2
公演キット 3
話のボリューム 4
GMの公演前準備 5

こんな感じの作品ですね。

・ゲームの目標について・・・


あなたたちの目標は制限時間内に

事件の犯人をみつけ、報告用紙に

事件の概要を記載して告発することです。

 

しかし、犯人だけは自分が

犯人だと告発されないようにする事が

目標となります。

 

またそれ以外に、個々に違った目標が

設定されており、それを目指すことにより

事件の真相により近づける事になります。


また、それぞれの提示された目標以外に

情報が伏せられたシークレットミッション

というものも存在します。


これは物語の進行において、

そのキャラの心情になりきって行動すれば

達成できるかもしれないものです。


こちらの達成の可否はエンディングに

影響しませんが、達成難易度も高いものも

ありますので是非挑戦ください。


・ゲームの進行について・・・

 

地球までの到達は残り3日間です。

その残された時間の中であなた達は

ひとつの結論を出さなくてはいけません。

 

もちろん3日間するわけでなく、

実際のプレイ時間は2時間少々となっています。

 

そのプレイ時間に加え開始前の

資料読み込み約20分、オープニング20分

結果発表&エンディング30分

その他休憩、質問時間等を含め

約5時間弱のゲームとなります。

 

またゲームの進行において、

全体会議と個別調査と

2種類のフェーズにわかれます。

 

最終日に行われる告発書の作成を合わせると

ゲームの流れは以下のようになります。

 

開始前 資料読み込み オープニング 50分

 

1日目 午前 事件発生(ゲームスタート)

→   午後 全体会議 約30分

 

2日目 午前 個別調査 約30分 

→ 午後 全体会議 約20分

 

最終日 午前 個別調査 約30分

 →  午後 会議・告発 約20分

 

地球への帰還とその後(結果発表) 

エンディング 約30分


感想戦 30分~


この様なタイムスケジュールで進行します。

(進行状況により時間が多少前後します)

 

各フェーズの説明について・・・

 

・開始前

 

まず配役を決めます。

次に約20分で各々の資料を読み込みます。

準備が出来たら軽めの自己紹介をします。

 

その後、目を閉じて下を向いて

全員、その状態になればGMの説明が始まり、

「それでは目を開いて、

物語を始めてください」の

台詞とともに、1日目を開始してください。

 

・ゲームスタートしてから

 

最初の状況はストーリーに記載された

直後の場面から始まります。

(非常ベルが鳴り、駆けつけたら船長が死んでいた状況です)

 

その後の進行は自由ですが、

最初は副船長の天馬を中心に

話を進めてください。

 

全体会議では全員参加の議論と

調査を進めていきます。

この時間は密談は出来ません。

 

個別調査では、調査もしくは

2~3人で密談を行うことができます。

この時間は全体での話し合いは出来ません。

 

調査とは与えられた条件をクリアし

情報をアンロックさせていく

フェーズとなります。

 

また、1日目に解析可能な情報と

2日目以降解析可能な情報があります。

 

くわしくはゲーム中に

提示されますのでそちらを参照ください。

 

告発書提出について

 

最後の日の全体会議が終わりましたら、

全員で1つの告発書の作成を行います。

その内容と個々の目標の

達成具合により、結末が変化します。

 

スターシステムについて・・・


人間1人につきヒラメキのホシが

1日目の朝に3つ、

2日目の朝に2つづつ与えられます。

 

それはあなたの運命を

変える力をもつものです。

 

それを消費することにより

本来知り得ぬ情報を得られたり、

難関を突破することができます。

 

具体的に説明すると、物語を進めるにつれ、

キャラクターカードとアイテムカード

というものが出てきます。

 

そのカードについてホシ1つと引き換えに

任意の1枚を入手できます

 

それは事件解決、目標達成への

重要な手がかりになるかもしれません。

 

また、そのカードの内容を口頭で

伝えても良いですが、

直接内容を見せることは出来ません。

 

ただし、SPカードだけは

相手に内容を見せることができます。

 

お互いの同意の上でのカードや

アイテムの交換、譲渡も可能ですが、

ホシ自体の交換、譲渡は出来ません

 

また、物語をすすめると

あなた達の前にいくつかの

謎が現れるかもしれません。

 

どうしても解けなくなった時は

その難易度分のホシを消費することにより、

問題を飛ばし無理矢理情報を

開示することができます。

 

(その分の星は1人で

消費しても複数で消費しても良いです)

 

その他、ゲームを楽しむに

あたっての注意点について。

 

・入手したカードはファイルの

最後の収納スペースに裏向きにしてしまってください。

それ以外の場所に隠したりしてはいけません。

 

このゲームでは犯人以外も

嘘をついてもかまいません。

 

しかし、無駄な嘘をつきすぎると

肝心の真実から遠ざかるため、

言いたくない場合はぼかしたり、

今はまだ言えない等の断りかたを推奨します。

 

・これは強制ではありませんが、

ゲーム中はキャラクター名で呼び合い、

シナリオをそのまま読み上げたりせずに

自分なりの台詞で伝えたら

お互い楽しめると思います。

 

シナリオに書いてない質問や

答えがわからない質問には、

「シナリオに書いてない」と言わずに、

ちょっと忘れたとか、

わからないなどの応答を推奨します。

 

少し恥ずかしい人もいるかもしれませんが

一生に一度しか遊べないシナリオなので

役になりきり、未来の宇宙船に乗り込み

物語を思いっきり楽しみましょう。

 

・お互いに敬意をもってのプレイングを

 

マーダーミステリーはみんなで

1つの物語を創るものと思っています。

なので必要以上に厳しい言い方をせずに

お互い敬意を持ってやってください。

 

以上がCMGHのルール説明+αになります。

 

ストーリー

 

 

 

登場人物紹介
(名前は本名でなく略称で、

キャラクター紹介についても

ごく一部の情報です)
 

 

名前(年齢) 天馬(27)
国籍 日本
役職 副船長

正義感が強く、若いながらも

皆から頼られる人物。
植物学のエキスパート。

 

 

名前(年齢) 龍(28)
国籍 大漢中華帝國

(旧中国、略称 大漢)
役職 船員

みんなの為なら自らを

危険にさらすことも厭わない

仲間想いの人物。
化学のスペシャリスト。

 

 

名前(年齢) アゼリア(30)
国籍 ソビエト皇国(旧ロシア)
役職 船員

あまり感情を表に出さないが、

優れた判断力と身体能力で

様々な資源の回収に貢献している。
地質学、水質学のエキスパート。

 

名前(年齢) クロエ(29)
国籍 アメリカ
役職 船員

船長と同じアメリカ出身。
研究者気質のところがあり

マイペースな性格。
鉱物学のスペシャリスト。

 

名前(年齢) ブッダ(36)
国籍 インド
役職 船医

いつも優しい態度で船員の

怪我を治したり、悩みを聞いている。
 

名前(年齢) クオン(27)
国籍 EU(旧イギリス)
役職 通信士

人を疑うことをしない性格で

よく龍にからかわれてる。

この船のムードメーカー。

 

名前(年齢) ジミー(54)
国籍 アメリカ
役職 船長

今回の事件の被害者。
1900年代末の音楽と

機械いじりが趣味。
物理学のエキスパート。

先日、クロネコキューブさん主宰の

なぞときワークショップにおいて、
制限時間15分のルーム型の公演を
作りましたので、そちらについて
紹介と解説をしたいと思います。
 
(クロネコキューブさんと
製作メンバー了承済です。)
 
まずはあらすじですね。
こんな感じです。
 
 
(配役としてはスバルと友達5人がプレイヤー
マドカとアオイがスタッフで進行します。)
 
夏祭りの縁日と花火大会をテーマに
据えた公演です。
 
成功条件は告白を成功させることです。
 
この公演は大きく分けて
3つのステップに分かれてます。
 
まずは第1ステップ。
好きなあの子の為に、例のアレを
手に入れろ。

 

縁日の射的に普段は現れない
幻の商品を手にいれて好きなあの子を
喜ばせたらとアドバイスを受けたあなた。
しかし、その商品を手にいれるには
特別な券が必要だという話。
 
縁日の屋台を回るとそれを手にいれる
情報がわかるみたいです。
 
その様な理由でプレイヤーは6つの
屋台を回って謎を解くことになります。
 
アオイから各屋台の7枚の券を渡されて
それぞれが屋台を回ります。

 

 

祭りでは夏まつりの曲が流れてるイメージ。

 

プレイヤー達が回る6つの店と

その内容は下記の通りです。

 

① 射的屋
 

 
 
指示に従い、各段ごとの仲間はずれを
輪ゴム鉄砲を打って倒していきます。
仲間外れだけに文字が書いてあり、
全て倒すと「カゲロウ」と答えが出ます。
 
ちなみに上から仲間外れの理由が
これです。
写真で出来るので考えてみてください。
(白字の為、要反転)
 
猫 → 十二支でないから。
蟻 → 飛べないから
バナナ → 種がないから
1番右のお姉さん → コップの色
 
西瓜とか一意でない仲間外れは
ありますが、裏に文字があるので
そこを判断基準にする感じです。
 
下段の水着美女は写真にばかり
気を取られて悩む人続出で面白かった。
 
 
② 千本引き
 
 
 
打ち上げ花火の下とかかれてますが、
花火なんてこの縁日にはありません。
 
どこにあるかと言うと‥(またも白字)
最初のストーリーシートにあります。
 
その色を順に引っ張ると、繋がってる
先のひらがなが引っ張られます。
 
順番に文字を読んでいくと、
「かいすいよく」と答えが出ます。
 
③お面屋さん
 
 
 
裏面を順に読めとの指示ですが、
高いところにあって手が届きません。
 
そういや、さっき店の人が
「暑いからこれあげるよ」とうちわを
くれました。
 
もしかしたらと、扇いでみたら
お面が風になびき裏面が見え、
ひらがなが書いてありました。
 
しかし順番がわかりません。
どうしたら正しい順番に読めるでしょうか。
(以下、白文字)
 
そういや、問題文の色とお面の色が
同じだとあなたは気付きます。
 
問題文に書いてある色とおりに
お面をあおいで裏面をみると、
「せんこうはなび」と答えが出ます。
 
④ヨーヨー釣り
 
 
まずは箱の中に散らばったヨーヨーの中から
星の柄のヨーヨーを釣り上げます。
(公演中の写真無かったので代わりのを…)
 
 
釣り上げると裏には漢字の
パーツらしきものが出てきます。
 
(公演中の...略)
 
 
指示文で組み立てろと指示があるので
組み立てると「扇風機」と答えが出ます。
 
⑤スマートボール
 
 
店主に話すと、遊んでいってよと
スマートボールの盤面を渡されます。
 
 
頑張ってこつこつすすめると、
ボールの入る枠がわかり
偶数個目のマスを読むと
みこし」と答えが出ます。
 
⑥かき氷屋
 
 

 
かき氷に行くと席に案内されて
論理パズルの問題が出された。
 
それを解くと「イチゴ」と答えが出た。
 
この様にして6つの屋台の謎を
解いていきます。
 
そして6問を解くと
鍵の番号がわかります。
 
 
①ろ②く③せ④ん⑤し⑥ち=6007となり
鍵を開けると特別な券が手に入りました。
また2文字書かれた
色のついた謎の紙が3枚入ってました。
 
特別な券を射的の店主に渡すと、
ゴソゴソと奥から新しい的を出してきます。
 
くまの絵が書かれた的を倒すと、
大きなくまのぬいぐるみが手に入りました。
 
これで最初の目標であるプレゼントを
手に入れることができました。
 
第2ステップ
花火会場ではぐれたマドカと
合流しよう。

 

大きなぬいぐるみを手にして、あなたは
待ち合わせの花火会場に向かいます。
 
しかし花火会場は人で溢れかえってます。
 
 
 
 
沢山の人の向こうにまどかの姿が
見えましたが喧騒で声が届きません。
人ごみで前にも進めず、合流できません。
もうすぐ最後の花火の時間が
近づいてきているのに。
 
どうにか彼女に気付いてもらえないのか。。

切なくなるあなたの気持ちに呼応するように

わたがしの曲が流れてるイメージ。

 

 

友達のアオイがなにかいい物があった
ような記憶があるけどよく思い出せないと
つぶやいて、暗号めいたものを
渡してきました。
 
 
枠が羅列されているが、
これは何を表しているのだろう。
 
これはこれまで解いた6問の答えの
文字数と一致するので
その通りに入れてみる。すると...
 
キイロイハコ」という文字列が読み取れ
射的の横」にある黄色い箱を開けてみると
光るブレスレットが人数分入ってました。
 
そしてまたしても謎の暗号と
二文字が書かれた色紙が3枚。
 
 
これはこれまでの6問の内容を
解き直すことにより指示が出る。
 
壁に貼られたちょうちんを扇ぐと
キモダメシ、という答えが出ます

カイトのかき氷の味はレモンです。

スマートボールの奇数のボールの
位置を読むとスバルとでます。

この言葉を上から枠に入れると
「ダンスしろ。」という指示が
出てきました。

 

丁度いいタイミングで
ユーロビートなノリノリな音楽が
流れてきます。


光るブレスレットを腕につけて 

みんなで踊っていると、マドカが気付いて
こちらの方に急いでやってきました。
 
あなたは遂に合流することができました。
 
第3ステップ
告白を成功させよう。
 
合流したマドカにあなたはプレゼントの
クマを渡すが・・・
マドカはなにか物足りなさそうだ。
 
もう一つ欲しいものがあるといい、
準備できたら花火会場で待ってるから
来て欲しいという。
いつの間にか紙が2枚増えていた。
あなたの手元には八枚の紙が揃い
一つの告白の言葉が出来上がった。
 
キミノユカタダケヲミテイタ
 
なんだかこの言葉を告白しても
上手くいきそうにない。。
 
そういえば、最初にもらった
券の中におみくじの券も
あった気がする。
 
 
 
 
使ってみて、おみくじ引いてみると
めでたい事に大吉が出ていた。
 
 
 
そして茶色と桃は避けるような
お告げもあった。
 
この色を避けて言葉を作り直すと
キミダケヲミテイタ。という言葉が出来た。
 
あとは最後の花火が上がる時に
この言葉をまどかに届けるだけだ。

 

 

雰囲気のある音楽が流れてるイメージ。

 

あなたは想いを告げた。。

 

「君だけを見ていた」と。。

 

マドカは嬉しいと笑顔を見せた。

マドカはあなたのことが好きだったけど

あなたがアオイの事を好きだと

思っていて、この祭りでその気持ちに

決着を着けようとしていたことを告げた。

 

でもスバルの勇気のおかげで

今はとても幸せだと言った。

 

そして来年は花火を二人で

一緒に見に行こうねと言った。

 

花火 HAPPY END... 花火

 

 

このような感じの公演を

二日間(というかほぼ一日)で

作らせていただきました。

 

ここまで読んでいただき

ありがとうございました。

 

今回は公演について

書かせていただきましたが

製作の方もドタバタ楽しかったので、

また内容を書きたいと思います。

 

どんなスケジュールで

どんな組み立て方で作っていったとか

興味ある人には面白い内容と思うし。

 

とりあえず、今回はこれで締めようと

思うけれど、最後にもう一言~。

 

限られた時間の中でメンバーと

協力し合って一気に仕上げていくのは

とても楽しかったし、いい経験になりました。

 

冬にも、もしかしたらワークショップが

開催されるかもしれないので、

興味を持たれた方はぜひ参加をー。