たくさんの中のだたひとり
唯一無二の存在
「わたし」の物語
第1章~これまでの私~
前回のお話しはこちら⇓
【社会人編】③
ひと言で言うと「鬼教師」でした
恩師からの電話の内容は
ある国立の専門学校に空きがあり
そこを受けてみないかという誘いでした
前の記事にも書いた通り
仕事に行き詰まりを感じていた私は
転職すること決めました
ただ、3年かけてやっと
一人前になってくれたのに
辞めるのか(それは困るよ)
という思いのあった県からは、
転職にとても難色を示され
ちょっとしたゴタゴタが起こったのも事実
しかし最終的には
周りの方々の尽力と理解を得て
無事、次の学校へ移ることになりました
さて、行った先の専門学校
ここでは英語を教えつつ
『研究職』という側面もありまして…
大学院で「研究は向かない」ということを
思い知っていたのにねぇ
今思えば「そうなるよね」という感じですが
またしても!
「私にこの仕事は向いていない」という思いが
年を追うごとに大きく膨らんでいったのです
悶々とした気持ちを抱えたまま
仕事は続けていきました
そんなときです
妊娠がわかったのは。
息子を授かりました
息子は私に
お休みをくれたのだと思えたし、
今でもそう思っています
こうして振り返ってみると
あの時代、苦しい時に
扉を開けてくれたのは
いつも自分以外の人たちでした
次回は第26回
✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤