虫けら屋の「ちょっと虫採り行ってくる!」 -8ページ目

昆虫ァっす!虫けら屋です。

三寒四温という感じで、雪が降ったりその翌日は急に暖かくなったりと、

気温の上下が激しいですが、それでも少しずつ季節は春めいてきていますね。

 

 

2/11(土)

 

前日予報より気温が上がり、暖かかったので

子供も連れて近くの川の土手を散策してみました。

 

菜の花がチラホラ咲き出しているものの、

まだ土手の草地は茶色い枯草色。

 

でも、着いて早々に下の子がナナホシテントウを発見。

そろそろアレが出てるんじゃないかなーと目を凝らしてみるが…

 

子供の足元から白いのが飛び立つ。

モンシロチョウ、2023年初見だ。

 

 

更にモンキチョウも飛んでいるのを確認、こちらも2023年初見だ。

この2つがもう出ているなら、アレも出ていても良さそうなのだが…

 

しかし、毎年よく見るあたりを歩いてみたものの、

残念ながら見つからず。

コガタルリハムシも出ているのを確認するに留まった。

 

…とは言え、アレの季節はまだこれから。

チャンスはまだまだあるだろう、と引き上げた。

 

3月4日(土) & 5日(日)、

西東京市にある多摩六都科学館にてミニ昆虫展のイベントが行われます。

 

で、そこに講師の一人として出ます。

定員40名の申込制なので、お申し込みはリンク先の多摩六都科学館のページからお願いします。

 

多摩六都科学館 ミニ昆虫展

リンク→ ミニ昆虫展―イベント詳細|多摩六都科学館 (tamarokuto.or.jp)


ホームページ記載の講師は「須田研司(むさしの自然史研究会)ほか」となってまして、

私は「、ほか」の方ですが、写真で出ているのは私です(笑)

 

※5日の15:30から30分間だけですが Youtube で動画配信もあります

(下記リンク先のページ内に市長へのリンクがあります)

 ↓↓↓

オンライン ミニ昆虫展「おうちで昆虫展」―イベント詳細|多摩六都科学館 (tamarokuto.or.jp)

こちらは定員無しで誰でも見られますので、

「六都が遠くて行けない…」という方も、ぜひ。


 

 

 

 

…ただ、ですね…

 

 

 

今回のミニ昆虫展、某昆虫フェスと日程がモロ被りしてるんですよね…

 

俺、そっち行けないじゃん!

 

…って気付いたのは、もう出演を了承してしまってから。

 

後の祭り…orz

 

大変、とっても、凄く、非常に、甚だ、著しく、この上なく後ろ髪引かれまくりではありますが、

やるからには、来てくれたお客さんに楽しんでもらえるよう、

頑張りたいと思いますので、

 

「昆虫展の方に行ってみたい!」という方は、

上記リンクの多摩六都科学館HPからお申し込みください。

 

 

 

 

…ちなみに、

 

前回記事の昆虫調査もそうなんですが、

多摩六都科学館はもう10年ぐらい前(?)から

ちょくちょくお仕事で関わらせてもらっていまして、

 

以前に開催した大昆虫展でも展示の一部を作ったりもしています。

例えば、下の画像の展示標本なんかも私が作っています。

特定の決まった曜日にいるわけではないのですが、

昆虫系のイベントがあるときなんかは私も六都にいることが多いので、

虫好きの方はぜひお越しください。

 

 

また、イベントで昆虫のお話をしたりするお仕事なんかも受けておりますので、

そういったご依頼もお待ちしてます。

 

昆虫ァーっす。

お久しぶりです。生きてます。

 

2月4日のこと。

西東京市にある多摩六都科学館で季節恒例の昆虫調査をしてきまして。

 

まぁ流石に真冬で生きた虫の姿はなかなか見られないものの

それでも材起こしなんかでヒゲジロハサミムシとか見つけたりしてたんですが、

 

ふと足元で ブブブブブッ と大きめの蜂のような羽音がして、

まさかこの時期に…?と思いつつ見てみると、、、

ホシホウジャク

 

スズメガの仲間です。

 

スズメガの一部の仲間は成虫で越冬するので、

おそらく眠っていた場所のすぐそばをこちらが踏んでしまい、

ビックリして動き出してしまったのでしょうか。

 

う~ん、眠っていたところを申し訳ない。

虫が落ち着いたところで落ち葉をかけておきましたが、

ちゃんと再度越冬に入れると良いのですが…

 

 

※今回の六都館庭昆虫調査は、

多摩六都科学館のホームページのブログ:ロクトリポートでも

公開されていますので、リンク貼っておきます。

館庭昆虫調査 ~第24回~ (tamarokuto.or.jp)

 

あけましておめでとうございます。

 

ずっとサボリっぱなしのブログではございますが、

ブログ主はなんとか生きております。

 

「一年の計は元旦にあり」と言いますが、

正月早々から標本をいじっております。

タトウで展足したままになっている虫を、

台紙に貼ってラベルを付けてマウント。

 

半年近く展翅したままになっていたチョウも

展翅板からはずしてラベルを付けてマウント。

 

昆虫標本の世界では、

形を整えて乾燥させた虫にデータラベルを付けて

標本として完成させるのを「マウント」と言います。

…別に、相手より優位に立って見下すことではありません(笑)

 

それから、以前に作った標本の中から、

自分しか分からないような仮ラベルの標本を、

きちんと地名を書いたラベルに付け替える作業。

ラベルを作るとき、以前は、ついつい面倒で

自分だけが分かる簡単な書き方で作ってしまうことが結構ありました。

 

「貯木場」なんて日本全国…どころか、森のある場所なら世界中にあります。

採集してラベルを書いた私自身は、これが何処の貯木場であるか分かりますが、

私以外にはまったく分かりません。

 

その状態のまま、もし私が死んでしまったりすると、

後は何処のことだか分からなくなってしまい、

せっかくのラベルが意味がなくなってしまいます。

 

なので、こういった雑なラベルを

正式な地名(〇〇県××市△△町…等)を書いたラベルに付け直していくワケです。

 

標本のラベルは、「自分が分かれば良い」では意味がありません。

誰が見ても、場所や日時を特定できる必要があります。

 

 

今年も、

採集に標本に、標本教室に、楽しみながら頑張りたいと思います。

よろしくお願い致します。

 

 

昆虫ァーっす!

虫けら屋です。

 

今回は、昆虫展示の告知です。

 

年明け2週目の1月9日から、

東京都文京区にある「文京区教育センター」にて、

小規模ながら昆虫展が始まります。

 

今回のテーマは、ズバリ

 

 

「えぇー…蛾なのぉ…?」って声が聞こえてきそうですが(笑)

 

 

蛾といえば、茶色っぽくて、地味で、暗くて、粉っぽくて……

そんなイメージを持っている方も多そうですよね。

 

しかし実は、

そこいらのチョウより遥かに美しかったり、

可愛かったり、

冬にしか出ないのがいたり、

昼間に飛ぶのがいたり、

幼虫が肉食のがいたり、

役に立つのがいたり、

…とても多様で、奥が深い虫なのです。

 

 

日本のチョウは200~300種類ぐらいなのに対し、日本の蛾はなんと4,000種類以上!

 

そんな蛾の奥深い世界を覗ける展示です。

 

 

この展示は、

東京大学総合研究博物館が提携事業として行っている

モバイルミュージアムという展示の一環で、

色々な研究室は持ち回りで数ヶ月ずつ展示を行っているのですが、

今回は私も関わっている昆虫の研究室の番というワケです。

 

で、この展示、

私も関わっておりまして、

裏面の展示・解説協力に筆頭で名前が載っております!(あいうえお順だから…)

 

 

入場無料ですので、どなたでもご覧いただけます。

 

また展示期間も1/9~3/27と3ヶ月ぐらいありますので、

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

 

 

 

 

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…で、最後にちょっとこぼれ話。

 

画像1枚目の写真は、

展示企画者の矢後先生と私の2人で

「あーでもない、こーでもない」

とレイアウトをこねくりまわしながら撮影した経緯があります。

 

写真中央にいる小さなピンクの蛾は

モモイロヤママユ」というヤママユガの仲間なのですが、

これを目立たせたいという先生の意向があり、

色々と並べてみるのですが、

小さい虫なので、どうしても目立たない。

 

そこで、はと思い付いた。

 

私 「なら、周りの蛾を全部中央に向けたら、否が応でも目立ちますよね」

 

先生「それでいこう」

 

…で、こういう図案になりました。

 

 

 

そしてもうひとつ。

写真下のやや左にいる小さな蛾、

名前をフチグロトゲエダシャクというのですが、

私、この蛾が可愛くて大好きなので

個人的に猛プッシュして写真に入れてもらった

…という経緯もあります(笑)

 

 

 

そんなモバイルミュージアム、

「美しい蛾の世界」

1月9日から始まりますので、ぜひお越しください。