虫けら屋の「ちょっと虫採り行ってくる!」 -7ページ目

昆虫標本を作る際、昆虫の体に直接刺すための針を「昆虫針」といいます。

 

標本作りの用品のほとんどは一般流通品で代用できますが、
昆虫針に関しては専門のものを買うことを強くお勧めします
時々、虫ピン・シルクピン・マチ針などで標本を刺している人を見掛けますが、
昆虫針は標本専用に作られているので長さがあり、
扱いやすいように出来ていますので、是非ともこちらをお薦めします。

 

…というコトで、

2020年に書いていた記事の焼き直しなのですが、

最近ブログ更新を再開したこともあり、

重要なモノなので少し加筆修正しつつ改めて出したいと思います。

以前に読んで頂いていた方には申し訳ないのですが…。

 



さて、

現在、日本国内で主に使われているのは
「志賀針」と呼ばれる国産針と、
「ナイロンヘッド」と呼ばれるヨーロッパ製の針です。
 

写真左が国産の「有頭シガ針」、写真右が「ナイロンヘッド針」です。


志賀針は安価で普及率も高いので入手しやすく、
ナイロンヘッド針はコシがあり針先が鋭いという特徴があります。
また、ナイロンヘッドの方が頭が大きく、掴みやすいので

たくさん標本をいじっても指が疲れにくいという利点もあります。

 

それぞれ号数があり、
数字が大きくなるほど針が太くなっていきますので、
虫の大きさに合わせて針の号数の変えていきます。

志賀針は00号、0号、1号、2号、3号、4号、5号、6号の8種類、
ナイロンヘッドは000号、00号、0号、1号、2号、3号、4号、5号、6号、7号の10種類があります。

特にどの虫に何号針を刺すという決まりはないのですが、
ミヤマクワガタなど大型種に0号や1号だと標本がフラフラしてしまいますし、
テントウムシに6号針を刺そうとしたら太過ぎて虫体が壊れてしまいます。
参考までに、私はこんな感じで号数を使っています。

2号:スジクワガタ大型、コクワガタ、モンシロチョウ
3号:ノコギリクワガタやミヤマクワガタの小型、中型タテハチョウ
4号:ノコギリやミヤマの大型、オオムラサキ、
5号:カブトムシ大型、メンガタスズメ(蛾)

…とは言え、これはあくまで私個人の判断であり、
これより細い針を刺す人もいますし、
逆に太い針を刺す人もいます。
多少の違いは個々人の好みで判断して構いません。

針の長さは、

志賀針は全号同じで約40mm、
ナイロンヘッドは000~6号は約38mmで7号だけ特大級甲虫(ヘラクレスオオカブトだのゾウカブトだの)用に52mmと長くなっています。
 

また、同じ号数で比べると、志賀針よりナイロンヘッド針の方が少し太いようです。

太さ:志賀2号 < ナイロンヘッド2号 < 志賀3号

…という感じ。

 

価格は号数やお店によって異なりますが、1包(100本入):400円~700円ぐらいです。

 

 

私自身は入手のしやすさから有頭シガ針を使用していますが、

知人にはナイロンヘッド針を愛用している人も多くいます。

 

…ちなみに、ナイロンヘッド針というのはメーカーではなく針の種類です。

針の後ろに溶かした(?)ナイロンを巻き付けて頭にしているので

ナイロンヘッドと言います。

 

なので、同じナイロンヘッド針でもメーカーが色々あります。

最近の日本国内だと、「Sphinx(スフィンクス)」や「Monarch(モナーク)」なんかのメーカー品をよく見ますね。

どちらも使い勝手はそれほど変わらないと思います。


 

…と、

ここまで昆虫針の紹介をしてきましたが、
この「標本に針を刺す」という行為は、
初心者の方からすると“壁”のひとつのようで、
「針を刺さないで標本にしたい」という意見を時々見掛けます。

針を刺すという行為が非常に残酷 に思え、どうしても抵抗があるとか。

では、なぜ標本に針を刺すのでしょうか…?

…ということで、次回は引き続いて昆虫針のお話、
「なぜ標本に針を刺すのか?」
を書きたいと思います。
 

 ↓↓↓

 

NEXT: 昆虫針 ~なぜ標本に針を刺すのか~

2/19、

再びの出撃。

気温はそこそこぐらいだが、翌日以降はまた下がってしまうため、

行くなら今日だということで、10時を過ぎてからのんびり出撃。

 

土手に着くなり白い小さいのがランダムな飛い方でこっちにくる。

…でも、なんとなく飛び方が遅い気がする。

 

この時期、飛んでいるとフッチーとよく似て見えるシャクガ

というのがいるのだが、

フッチーより飛ぶのがやや緩慢な印象がある。

 

そっちっぽいなぁ…と思いつつ、

一応ネットインして確認してみるか、と網を振ると簡単に入った。

 

…で、見たら、

…あフッチーじゃん。

 

ここは数年前にポイントを発見してから毎年採集に来ているが、

こんなに着いて早々に採集できたのは初めてだ。

 

いやしかし、

なっぱり何度見てもステキな蛾だ。

 

ウサ耳のような大きな触角、

早春の野原の地味な色に合わせながらもオシャレな配色、

全身フワフワの毛。

 

少し歩くと、またしても飛んできた。

が、これは降り逃して頭上を越えて遠くに逃げてしまった。

 

先日のフッチー記事でも書いたが、

フチグロトゲエダシャクは飛び方が素早くランダムで

しかも枯草に紛れて消える。

“見失う”とかいうレベルではなく、消えるのだ。

 

速すぎて視界に収められなくなって見失うとかなら分かるのだが、

飛び方がランダムで素早いとはいえ、そこまで速くはない。

 

それどころか、走れば追いつける。

にもかかわらず、

距離を詰めて、あと少しで網の射程圏に入る!というところまで

近付いた途端、視界の真ん中で消えるのだ。

 

もう瞬間移動でもしてるんじゃないかってぐらいの消え方だ。

 

だから少しでも消えにくいように、

自分の場合は土手の下から空をバックにするように見上げながら探す。

 

…が、しかし。

そうすると高く舞い上がった瞬間に土手の斜面と相まって

一気に届かなくなってしまう。

まぁ、土手で採集している以上、こればかりは仕方がないことではあるのだが。

 

逃げられた個体をいつまでも思っていても仕方ないので、

さっさと気持ちを切り替えて次を探す。

 

すると、またしても。

現れたのを今度はネットインして、三角にしまう。

…で、見渡すと少し先にまた1頭飛んでいる。

どうもこの辺りは個体数が多いような。

となると、♀が近くにいる可能性が高い…

 

…のだが、しばらく探すうちに雲が空を覆ってしまい、

時間的にもフッチーのゴールデンタイムを超えてしまった。

 

残念。

…とは言え、フチグロトゲエダシャクのシーズンはこれからがピーク。

まだ♀を探すチャンスもあるだろう。

去年は♀に出逢いそこねてしまったので、

今年はなんとか見つけたいものだ。

 

 

 

 

今回は、標本作りの便利道具の紹介です。

 

その名も 平均台

 

「平均台」と聞いたら、おそらく九割以上の人が

 

小学校の体育で使ったヤツ

 

…を頭に思い浮かべるかと思いますが、

こと昆虫標本の世界においては全く違う物を指します。
 

写真の階段状の小さな台、これが平均台です。

無くても良いけど、あると標本が美しく整って見えるアイテムです。


良く見ると段ごとに小さな穴が空いており(最上段には2つ、2~4段目には1つずつ)、

この穴は下の土台につく所まで深く空いています。
 

つまり、段ごとに、標本の虫の高さやラベルの高さを揃えられるというワケです。
 

標本の高さというのは揃えなければいけないわけではありませんが、

揃っていると非常に全体が美しく見えます。


また、研究等で使用する場合は顕微鏡下で見るので

高さが揃っていた方が見やすいという事もあり、

多くの方が使用しています。


さて、その使い方ですが、

 

 

虫に刺した針を各段の穴に刺し込み、底に当たるまで押し込む。

 

 

…それだけ。

 

 

同じ深さの穴を使うことで、

標本を何個作っても

すべて同じ高さに揃えられるという仕組みです。

 

どの段で何の高さを揃えるかについては、
 

・最上段左:標本の背面で高さを揃える
・最上段右:台紙に貼る小型昆虫の高さを揃える
・2段目 :交尾器等の付属物を取り出した際に、台紙に貼って刺す
・3段目 :データラベル
・4段目 :種名ラベル・同定ラベル


…というのが一般的でしょうか。
2段目に交尾器等を刺さない場合は、その高さにデータラベルを刺す人もいます。

最上段左は、針の頭(尖っていない方)を下にして刺し込むため、

穴が少し大きくなっています。

※一瞬ゴキっぽくも見えますが、ゲンゴロウの一種です。

最上段右は、針の尖った方を下にして台紙の高さを揃えます。

(小さい虫を標本にする場合、直接針を刺さずに、台紙に貼りつけて、その台紙に針を刺します)

ラベルも高さが揃っていた方が整って見えますので、

3段目(データラベル)・4段目(一番下の段:種名ラベル)も利用します。

 

ラベルは標本と同じ向きに刺すのが基本ですが、

写真の台紙縦貼りのように標本が細く縦長になる場合は

90°右に回して縦に刺す場合もあります。
 

これは標本本体が縦長・ラベルが横長となり、

そのまま刺すと余計に場所を取ってしまうので、

どちらも縦長になるように揃えるためです。
多数の標本を一度に扱う研究者の人に多いですね。

…で、高さを揃えて標本をつくっていくと、並べた時にこんな感じになるワケです。

クロマルカブトの箱(左奥はルリクワガタ類…と、なぜかタカネトンボ)

 

今回ご紹介した写真は、志賀昆虫普及社製の「平均台 並型」です。
価格は800円ぐらいで、自分が購入したころよりだいぶ値上がりしましたね…

とは言え、持っていて損はないと思います。
 

また、「平均台 小型」という商品や、

他メーカーでも作っている所がありますので、

気になる方は色々調べて比較してみても良いかもしれません。
 

ちなみに私自身は今回紹介した志賀の「平均台 並型」を使っています。

…ただ、1つ難点を挙げるとすれば、

木製のため長年使用していると僅かずつ穴が掘れて深くなっていってしまい

次第に高さが変わってきてしまうという事でしょうか。
 

まぁ高値い物ではなので1~2年に一度買い換えれば問題ないのですが、

個人的にはこれと全く同じ規格で

金属製の平均台を誰か作ってくれないかなぁ…”

…なんて思ったりも。

昆虫ァっす!虫けら屋です!

 

2/14はバレンタインデーでしたが、

私は東京都西東京市にある東京大学の農場で、

「東大農場・演習林の存続を願う会」の方々と一緒に

ゴマダラチョウの幼虫確認調査に行っておりました。

 

ゴマダラチョウは幼虫で冬を越しますが、

食樹であるエノキの大木の根元で落ち葉にくっついて冬を越します。

 

そこで、そういう幼虫を探すため、

エノキの下に積もった無数の落ち葉を

片っ端からめくっていくワケです。

 

…実のところ、

私は去年までこの「落ち葉めくり」をやったコトがなかったのですが、

この願う会のゴマダラ幼虫調査で昨年初めて体験し、

今年もまたその季節がやってきたというワケです。


無数にあるエノキの根元の落葉を

一枚ずつ片っ端からめくって確認していくと…

 

いた!

落ち葉にピッタリと貼り付いて一体化しています。

 

枯葉の色とよく似ているので、

注意して見ていないと見落としてしまいいそう。

 

その上、前日が一日雨だったためにまだ落ち葉が濡れていて、

何枚もめくっていると段々と指先が冷たくなり、

手がかじかんでくる…

 

それでも、

4人がかりが2時間弱、15頭の幼虫が確認できました。

 

彼らは気温が暖かくなる時期までこの落ち葉の下で過ごし、

やがて目覚めると木を登り、瑞々しい葉を食べて更に成長し、

蛹を経てゴマダラチョウの成虫へと変態します。

 

 

…せっかくなので、

素晴らしくカワイイご尊顔を見せてもらいませう。

どうです!?

この ぷりてぃ なお顔!

 

ややピンボケになるとフワッと感がでて、更に可愛く見えます。

 

 

 

…ちなみに、

アカボシゴマダラの幼虫も別の若木にいましたので、

ついでに出しときましょか。

 

上のゴマダラチョウの幼虫とそっくりですが、

背中のトゲのような突起の数が違います。

 

ゴマダラチョウは3対なのに対し、アカボシゴマダラは4対あります。

(※ちなみにオオムラサキの幼虫も4対です)

 

観察調査のあとは、多摩六都科学館まで歩いていき、

少しお手伝いをしてきました。

そのうち展示に使われるのかな?

昆虫ァっす!虫けら屋です。

 

さて、先日の記事で「アレ」「アレ」と何度も

言っていたモノの正体の話。

 

そろそろアレが出てくるんじゃないかとウズウズ…

いやむしろ、場所によってはもう出ているみたいで、

SNSでもチラホラと情報が入ってきています。

 

そう、アレとは、

早春にだけ現れる、小さなウサ耳…

通称 フッチー こと、

 

 

 

 

 

フチグロトゲエダシャク

早春の野原をそのままハネに写し取ったような色合いは一見地味なようで、

しかしとても可愛らしいデザインになっている。

大きな触角はウサ耳のようにも見える。

 

ちなみに、チョウではなくである。

蛾というと地味で嫌われがちな印象だが、実はこんなステキな種類もいるのである。

 

大きさは一円玉ぐらいと小ぶりで、それがまたカワイイ。

 

以前に私のYoutube動画でも紹介しているので、そちらもリンク。

 

毎年、春が近づいてくると採集に行きたくなるこの虫。

今年もそろそろ出てくるんじゃないかと、ウズウズしています。

 

…せっかくなので、

以前に別ブログで書いていた過去の採集記を載せておきたいと思います。

   ↓↓↓

 

 

【地元フチグロ採集】

2015年に千葉に転居して、2016年に地元でフチグロトゲエダシャクが採れることが分かり、2017年には複数の♂を採集できた。
そして訪れた2018年初春。
今年こそ♀を狙いたいと意気込む中、SNSに本種の採集報告がポツポツと見られ始めた。
そして3月1日に一気に気温が上がり最高気温が20℃を超えたため、翌3月2日に近所の川の土手に向かった。
 

 

10時前に土手に到着し、おろしたての捕虫網を組み立て、握る。
2月に奄美大島でケブカコフキを採集したとはいえ、本格的な網振り採集は今年初。
 

前日がかなり暖かかったのでそれに比べると少し肌寒く感じるが、空は晴れ渡り、空の青と土手の枯草色とのコントラストがまるで合成映像のように見える。
雰囲気的に少し時期が早いようにも思えるが、はてさて…と歩いていると、何かが飛んだ。
だが、黒っぽく見える。
となると…

やはり ベニシジミ だ。
とまると朱~オレンジの鮮やかさが目立つが、飛んでいると意外と黒っぽく見える。
一方でフチグロトゲエダシャクは白っぽく見えるので、似たサイズの虫ではあるが飛んでいる時の色味である程度見分けは付く。


ギシギシの葉の上を動くものがいるなと目をやれば、ナナホシテントウ

 

モンシロチョウ、モンキチョウも1頭ずつ見掛けた。
まだ肌寒さは残るが、確実に春は始まっているらしい。

そうして11時を過ぎた頃…

明らかに、ソレと分かる白っぽいものが飛んだ!

慌てて駆け寄り網を振るが、スカ!
フッチーは一度振り逃すと風に乗ってはるか風下へと逃げてしまうコトが多い……

…のだが、今回はなぜか風に逆らうように飛んでおり、数回振り回して幸運にもネットイン!

 

相変わらず、ぷりてぃ な蛾である。
そして、ハネの表の模様はよく写真で見るが、裏面はこんなに白っぽい。
飛んでいるとこの裏面の色がよく目立ち、かなり白っぽく見える。

この日は、時折飛んでいる♂を見掛け、数頭を採集出来たものの♀の発見には至らず…
ただ、個体数的にもまだ発生の前半と思われ、まだチャンスはあろうと午後1時に引き上げた。


そして、その4日後の 3月6日
朝は曇り空で気温も低く、『せっかくの休みだけど、今日は無理かなー…』と思っていたのだが、やがて日が射し始め、迷い始めた。だが日は射しても気温は低めで肌寒く、風もまだある。

う~ん…どうしたものか…

そうこうするうち、10時半を過ぎる頃には風も穏やかになってきたので、思い切って行ってみることにした。
こういう時、行かないでいると後で「やっぱり行っておけば…」と後悔することが多い。

11時前にポイントに立つと、さっそくモンシロチョウ。少し歩けばまたモンシロチョウ。
先日より明らかに数が多い。この数日で羽化したのだろう。
フッチーの姿を探して土手下から見上げるようにしながら歩いていく。
 

…この虫は枯草の上を飛ぶと非常に見づらく、簡単に見失ってしまう。

そのため、自分は低い位置から土手を見上げることで空を背景にして姿を探すようにしている。
彼らは地表に近い低い位置を、こんな感じにランダムに、しかも素早く飛び回る。

少しでも枯草に紛れさせないように視線を低くして探していく。
万が一ミニスカートの女性でも通り掛かろうものなら確実に勘違いされそうな行動であるが、まぁここならジョギングや自転車で通る人はいてもミニスカの女性は滅多に通るまい(笑)

1♂を採集し、その後は次々とスカって成果も上がらず、しばらくして…
時刻はちょうど12時頃、いつも以上に地表スレスレを飛ぶ♂を見つけた。スピーディーさもなく、まるで何かを探すように…いや、何かに近付こうとするようにゆっくりと飛んでいる。
そして、枯草の上に止まった。

フチグロトゲエダシャクの♂がとまるなど初めて見た……
…というコトは、もしかして…!?

とまった場所から視線を外さないようにしながらゆっくりと近づき、確かめる…

♀ キタ----(゚∀゚)-----!!!!

♂の下にいる地味な色をしたのが♀(メス)である。


…っていうか、本種の実は♀を見つけたのはこれが初めて。
嬉しくなってバシバシ撮影していると、やがて♂は交尾を終えてパッと飛び去ってしまった。
少し勿体無い気もしたが、せっかくなので♀単体の写真も撮っておく。

 

…♀の姿がおかしいことに気付いただろうか。

実は、フチグロトゲエダシャクの♀には翅(ハネ)がない


これでも立派な成虫で、♀は飛ぶことなく地上を歩きまわる。

そしてフェロモンを飛ばして♂を呼び寄せ、飛んできた♂と交尾をするのである。
お腹は卵が詰まってパンパンに膨らんでおり、思っていた以上に大きい。

地元でフッチーを初採集してから3年目、初めて採集(埼玉)してからなら4年…
ようやく本種の♀を採集することができた。
内からジワジワと込み上げる喜びを噛み締めながら、♀を眺める。

…その後、数頭の♂を採集して、1時半頃に採集を切り上げた。
ギシギシの葉上で交尾するコガタルリハムシも見られ、春は確実に来ているのを感じた採集だった。