2026.1 臨時号 NO.238 ふるいおんな VS
ずるいおんな
今回は「毎日が日曜」の一後期高齢者が今思っていることをオムニバス形式で三点述べてみたい。
まず、高血圧について。私はかつて前立腺がんに罹患し、2012年9月から放射線治療を受けその後3ヶ月毎血液検査(PSA:前立腺腫瘍マーカー)を受けてきた。前立腺がんは10年経過しても再発することは珍しくない為。今年75歳になることを機に3ヶ月毎のPSA検査を1年毎にすることにした。再発しても寿命との競争になる。私にとって再発よりも恐れるのは、生きながらえて認知症になり家族に迷惑をかけること。
それで10年以上電車に乗り通っていたクリニックから地元の〇〇会と付く病院に替えた。地元下町の町医者は患者を愚民扱いするので(あくまで個人的感想)出来るだけ行かない。
前の病院では、PSA及び成人病予防を目的とした血液検査と尿検査だけで担当医師は血圧はスルーしていた。今度の病院の老院長は血圧にうるさい。診察の前に患者自身で測るよう張り紙があるが、医師自ら測り、冬でもないのに上が140台ではと、もっときつい降圧剤を服用するよう進めてくる。
この前受診したとき、その院長に聞いてみた。「先生は日本高血圧学会に所属しているのですか」と。先生は所属していないと返答した。それで、私は「高血圧学会は評判悪いですね。週刊新潮のコラムで和田秀樹医師が猛批判していますよ」と話した。意外や院長は私の話に理解を示してくれた。
今年、高血圧学会は高血圧の治療で血圧を下げる際の目標値について、75歳以上で上の血圧(収縮期)と下の血圧(拡張期)をこれまでより10引き下げ、上130、下80未満に抑えることを新たな治療指針とした。
我々が若い頃上の血圧は、加齢に伴い上がっていくので、「90+年齢」が目安と言われていた。それでいくと、130は90+40(歳)。馬鹿言え、75歳以上が40歳の体になれるか。薬を服用せずにそれをクリアするとなるとどれだけ味気ない生活が強いられるか。皆薬漬けになる。働かずモノ言う高齢者は要らない。高齢者は家で塞ぎこんでいろとでも言うのか。
かくして、一将ではなく、「三将(高血圧学会・病院・製薬企業)功成りて万骨(高齢者)枯る」となるか。
他の医師らも疑問の声を挙げているのに、医療財政逼迫に苦慮する厚労省が黙認?しているのは理解に苦しむ。
私は50代の頃仕事上のストレスから血圧が上がっていた。眼圧も。それ以降、弱い降圧剤と眼圧を下げる薬を続けている。75歳で上の血圧が140台~150台なら当たり前だと思っている。血管を丈夫にするため肉を摂るよう心掛けているが(肉4に対し魚3。魚を食べる時は嫌いな納豆も、1/2パックで)。
強い降圧剤を服用したくないのは、業界団体に居た頃委員会の座長をお願いしていた先生からきつい降圧剤を服用していると鬱になる危険性があると聞いたから。
故西木正明の近衛文隆の伝記小説『夢顔さんによろしく 下 ―最後の貴公子・近衛文隆の生涯』(文藝春秋)を読むと、主人公の近衛文隆(細川護熙元首相の伯父)は、勝手に日中戦争の平和的解決に動き、それを疎ましく思った軍部により近衛文麿首相の長男ながら徴兵され、終戦後シベリアに抑留されてしまう。文隆はソ連側のスパイになりそうもなく、かといってそのまま返すわけにも行かず、扱いに困ったソ連側は痔の呑み薬と称してきつい降圧剤を与えると鬱になった。が、死なず、別の方法で暗殺されたとする。
私も最近実感した。日曜の夕方明日からの仕事に対する憂鬱感を感じるのを「サザエさん症候群」(アニメ「サザエさん」が終わる時刻と重なるとして)と呼ぶらしい。私も30歳前後の若き銀行員時代よく日曜の夕方にそんな感じになっていた。それから40年以上そんな事は記憶になかったのだが、75歳になって経験したのだ。「毎日が日曜」の身、ストレスは妻の小言ぐらいなのに。
変だと調べたところ、朝に飲む降圧剤を夜にも飲んでしまっていた。夜に飲む高脂血症の薬とよく似ていた為。それが数日続いたことが原因だと判明した。それ以来サザエさん症候群は起きていない。ただ、高市首相の発言を聞くと(国を案じ)憂鬱になる「サナエさんシンドローム」が始まったが。
抗がん剤が癌細胞だけではなく正常細胞も傷つけると同様、降圧剤も血圧だけではなく「気持ち」も下げるのでは。
私がきつい降圧剤を服用すれば、モノ言う高齢者ではなくなる。大人しくなり妻は歓迎するかも知れないが。上の血圧が160を超えてくれば、どうするか真面目に考えてみたい。
次は、ツンデレと古い女について。11月中旬公開の映画『平場の月』の井川遥さん扮するヒロインがひどいツンデレであった。ツンツンが9でデレデレが1という様体だ。
この映画は、妻と観る予定だったが、直ぐ後に木村拓哉氏と倍賞千恵子さんが共演の『東京タクシー』が封切されるのを知り、二人で観るのをこちらに替えた。
『平場の月』を一人で観たが、幼馴染が再会し、焼け木杭に火がついたごとく愛し合い、主人公(堺雅人氏) が結婚を申し込むと言わんでいいことなど露悪家的な言葉の末二度と会わないとヒロインは拒絶する。主人公は特段抵抗せず、一つの約束を取り付けて同意してしまう。私は共感出来なかった。
後日観に行った妻に私の想いを告げたが、「フィクションだからしょうがないでしょ」とつれない返事。
二人の意見が合致したのは、居酒屋の老主人がいい味を出していたこと。80代?の扮装にて誰だろうと思ったが俳優の塩見三省氏であった。二人を静かに見守り差し出がましいことはしないが要所要所で気遣いを見せていた。私もこんな80代爺になりたいと思ったが、要らん事を言っては妻を怒らせる私には無理だとすくに諦めた。
私の妻も、映画のヒロインほどではないが、ツンデレだ。結婚して44年になるが最近ツンデレなのかと思い始めた。
外出から妻が戻ってきたので向かうと「何しに来たの、アッチに行って」と言われる(私はストーカーか、濡れ落ち葉か)。台所に行くと「何しに来たの、用事が済んだら早く行って、シッシッ」と言いやがる(私はポチ犬か)。「仲良くしようね」と私が言っても「無理!」と即答する。
そのくせ、私が告げずに外出し少し遅いと、どこへ、何しに詰問してくる。色気もカネも地位もない、NAI NAI NAI NANNIMONAI爺に女が相手にするかと言っても、そんな心配などする訳がないと切り返してこない。私が60代の頃高校の同窓会から帰ってきたら珍しく妻が可愛げな素振りを見せていた(同窓会で危ないのは30代、40代までか)。
スーパーに行くと言うので、アイス買って来てと妻に頼むといや!とそっけない。それでも冷蔵庫の冷凍室を覗くと、ちゃんと入っている。
ツンデレに対してネット民がこう分析する。「もともと照れ屋なのだと思います。 甘えることが恥ずかしいと思っているとそうなりますね。周囲に甘えることができない環境で育ったのかもしれません。」と。
そういえば、義父母はアクセサリーの職人をしていて、高度成長期ガラスのダイヤモンド風ブローチが飛ぶように売れ、忙しく構ってもらえなかったと妻は述懐していた。
もっとも、世の主婦からは「アンタが要らぬことを言ったり、変に構うだけのことよ。いい歳してガキやってないで素直に愛情表現すればいいだけ」と切って捨てられるかも知れない。
妻は「古い女」でもあることは確かだと思う。これは軽侮の意味合いがあるか、「古風な女」と呼ぶべきか。
すこし前旅行先での夜大喧嘩した。妻とは関係ないことで不快指数が100%を超え窘める妻と言い合いになり、あげく「離婚するから離婚届をもって来い!」と言い放った。妻はいいわよ、出すと返した。翌朝目が醒めまずいことになったと思っていたら妻から声がかかった。「昨日言ったこと覚えているわよね」と言われた。私は「覚えていない」と嘘をついたら「私は一言一句覚えているからね」と返された。あちゃーと頭を抱えた。
しかし、それ以降何もなかった。私は相手にされていなかった。結婚生活44年の年輪の中で、「この出来損ないが私から離れられる訳がない」との自信があるのだろう。思うに、妻は口で損してしまう単細胞の亭主であれ、何であれ、一度契りを結べば生涯添い遂げると思う古風な女なのだ。
私に振り回され、専業主婦から兼業主婦に変わりながら、三人の子供達を妻は育て上げてくれた(私は子供達が皆不惑の歳を超えるまで父としてこの世に存在したことぐらいか)。
長男は順調な職業人生を歩み、次男、長女も後ろ指をさされない人生を送っている。
妻は今や家ではマウントを取ってくる(口が減らなくなった。体重と同じで。本人も減るのは髪の毛だけだと)が、家から一歩外に出れば、以前と同様ちゃんと私を立ててくれる。
妻には感謝しかない。妻とカラオケに行けば、布施明氏の『傾いた道しるべ』を歌う。「あー三叉路ばかりの あー道しるべもない僕の道を 君も歩いてくれるんですね」と。
残り少ない時間の中でよき思い出を作ってあげたい。その舌の根も乾かぬうちに要らん事を言って、妻を怒らせるのではあろうが。
大谷翔平選手の奥方真美子夫人も、古くはないが、いまどきではない女性と言えるか。
チャラい男は嫌い(ましてやアウトロータイプなどは)とのことで、女優や女性歌手のように悪い虫がついてしまうことはない。美人で奥ゆかしく、しかも172㎝の私でも見上げてしまう180㎝もあるなら、文字通り“高嶺の花”となってしまう。まさに大谷選手と結婚するためにこの世に生を受けたというところか。
ところが、週刊女性自身の3/26付けの記事が本当だとすれば、スーパースターである大谷選手からデートに誘われたものの、真美子さんは最初は断ったという。ナンパするチャラい男と思ったのかもしれない。
普通の親なら、娘から聞いて「ばっかじゃないの!? 誠実な人に決まってる。何で断るのよ、結婚出来たらこれ以上の玉の輿はないんだよ!」と詰るところだが、ご両親もレベチ(レベルが違う) 。
「本当はどんな人なのか、一度は会ってみたら?」諭すような両親のひと押しで、真美子さんは大谷選手と食事することにしたという。
野球界でユニコーンと称される大谷選手だが、末っ子でもあり自宅では年下ながらしっかりした姉さん女房タイプの真美子夫人にすっかり甘えているのでは。知らんけど。
憲政史上初の女性首相となった高市首相は、働き改革を後退させる風に見られるとともに「労働時間規制の緩和」発言や「最低賃金引き上げ慎重」姿勢からすると、国が国民の生活を守り向上させるのではなく、国の為に国民を動員させる、時代錯誤の戦前の全体主義への回帰を思わせる。戦前の「昭和の女」と呼ぶべきか。
歴史家(昭和史研究)保阪正康氏も、「高市氏は、安全保障関連費(防衛費)増額を掲げて、安保三文書を前倒しで改定すると言っているが、これは軍事への傾斜であるとともに、監視や治安維持への過剰なこだわりを持ち『スパイ防止法』という戦前回帰的な呼称は極めて不穏当に響く」との主旨の懸念を表する。
そして「ずるい女」とも言えるか。
公明党が連立与党から離脱したのは高市首相のタカ派色だけではないという。10/21の首相指名直後の24日デイリー新潮が、ご祝儀の提灯記事と思いきや、いきなりの冷や水。『「目的を遂げるためには、世話になった人の恩を顧みない」 高市早苗氏が公明党を激怒させたウラ事情 「裏では公明党や学会のことをボロクソに」』を表題にしてこのように報じた。
1996年10月、初めて小選挙区制の下で行われた衆院選では公明党が一翼を担っていた新進党公認で出馬し、奥野元法相の元秘書・森岡正宏氏を破って2選した。ところが、当選後半月で高市氏は手のひらを返し、新進党を離党。自民党に移った。そのため選挙で全面協力していた公明党・創価学会、特に婦人部から大不興を買ったという。
因果応報と言うべきか。公明党が連立与党から離脱していなかったら、台湾有事発言に端を発し態度を硬化させた中国との関係修復に一肌脱いでくれただろうに。
私も前回237号(「サナエVSザザエ」)にて万事責任転嫁で済ませるのかと先が思いやられると書いた。その後の12/9の衆院予算委員会で評判が悪いお米券に関し高市首相は「農水大臣が大好きなおこめ券」と揶揄するような発言したことも。
政治家はきれいごとでは済まない。ましてや、世襲ではない、女性の議員が首相にまで上りつめるには並大抵の事ではなかっただろう。罪ではないが1等減じて、「ずる賢い女」と呼ぶのだけは止めておこう。
最後は、元TOKIOの国分太一氏の人権問題。被害者の人権ではなく、加害者側の人権が問題となる。
コンプランス違反で国分氏は日テレから解雇された。TV番組『ゴゴスマ』で元裁判官の清原博弁護士が国分氏は解雇不当を訴える立場にないと発言していた。
私は銀行で20年(その内4年組合専従)、神戸から東京に居を移し官庁としての矜持を最も有した某省の許可を得た公益社団で10年在籍した後業界団体に事務局長として10年在籍し65歳でいわゆる定年退職した後も顧問として関わっていた。
しかし、(言いたい放題だったくせにと言われても)40年に亘る、常に公共性を意識してきた宮仕えの身に限界を感じていたこともあり、(普段それなりに気を使って意見するのに)トップをメールでなんと馬鹿呼ばわりして、喧嘩別れとなったのだ。大人しく去るつもりはなく反撃もしたが、業務委託契約は、雇用契約とは違い、理由が何であろうと「Fire!」と言われたら、それでおしまいということを知った(そのトップは次の改選時退任した上、一理事としても残らなかった。そこまでは望んでおらず、嬉しい誤算とは思えなかった)。
国分氏も不当解雇では争えないことを代理人弁護士から説明を受けていたハズ。それで日弁連への人権救済の申し立てを選択したのであろう。
そして、その記者会見の席上、国分氏は、「日テレと対立したい気持ちはなく、自分がやったことの答え合わせをさせてほしいと思っている」と発言した。会見を観た視聴者にはいろんな意見があろうが、私からすれば、この期に及んでまだ日テレに阿るような発言をするのか。「弱きをたたき、強きにへつらう」性格なのか。そう思った。
視聴者の中には、弱みを握られており、申し立ては世間へのスタンドプレーに過ぎないと見た人もいたのではないか。
「申し立て」自体が日テレと対立している。「答え合わせ」は、受験生が塾の先生に言う言葉だろう。大学受験に一度やそこら失敗しても人生が終わる訳ではない。国分氏は社会的に葬られようとしている。だからこそ日テレに反抗することになる人権救済の申し立てをしたのであろうに。
人ひとり殺しても、密室ではない傍聴人が見守る中裁判で被告人は弁明の機会が与えられるし、有罪となり一定期間ムショに入り、務めを果たしシャバにでれば罪を償ったとして社会復帰が許される(世間の風は冷たいとしても)。
国分氏の場合、一方的な公開裁判により、目に見えない檻に家族もろ共閉じ込められ、それもいつ檻が消えるかまったくメドがたたない状況に置かれている。
殺人罪で起訴されても、極めて残忍かつ身勝手な犯行なら1人でも死刑になる、情状酌量の余地ありと通常より減刑になる、正当防衛で無罪となる、このように判決が分かれる。
芸能人は公人に次ぐ準公人かもしれないが、日テレは我々に著名芸能人M氏、N氏のケースと同じなのか違うのか判断されるのを拒むのか。今後ともその姿勢が続くなら、日テレ側の「被害者の人権」を盾に守ろうとしているのは、日テレ自身ではないかと私にはそう見えてしまうが。
国分氏はすべてを失ったとも言う。が、家族がいるではないか。過去の言動が思いがけず批判に晒され、萎縮しているが、それは深く反省する(何をしたか不明だが、これからは「弱きを助け強きを挫く」のだ)として、国分氏がすべきことは、夫として、父として、何の罪もない妻と子の名誉と人権を守ることだ。たとえ自身がどうなろうともとの覚悟で。
人権の救済申し立てでは、非公開、調査に1年はかかり、挙句不措置になる可能性もある。たとえ勧告等が出ても強制力がなく日テレ側が従わないこともありうる。
日弁連に頼るのではなく、代理人弁護士をセコンドにつけて裁判というリングで闘うべきだと思う。「加害者に人権はないのか」「正当な手続きも踏まず公然と一方的に断罪されたのに、個人的な名誉回復する機会すら与えられず、家族とともに石投げられながら一生過ごすしかないのか」と日テレ側を相手に人権侵害で訴えるべきだ。
(テレビ局という強い立場の者による弱い立場の一芸能人に対する言動において)芸能界の問題に詳しい河西邦剛弁護士は「プライバシーを保護するかどうかは当事者本人が決めていくものなのに日テレ側がプライバシー権を主張している。また日テレがヒアリングの際に国分さんに対して『特定につながるような情報は一切出さないように』と強く求めている。日テレ側にとって不都合なことがあったとしても、『関係者のプライバシー保護』を理由に隠せてしまう構造になっている」という主旨のことを述べている。
私には法律にド素人にて素朴な疑問がある。被害者が加害者の示談に応じ示談金を受け取る代わりに守秘義務を課せられるのはよくある。が、被害者が特定されてもおらず、代理人でもない日テレが、解雇した相手の口を封じる権利はどこにあるのか。「おんどりゃー、オレんところのスケに何さらしてんねん、ボケー」「オイ、コラッ、首になったらそれで済んだと思てへんやろな。ええか、ベラベラしゃべってみ、どうなるか分かってるんやろな!?」と脅す反社とどう違うのか。
いきなり独り四面楚歌に置かれ怯え切り頭が真っ白になっている国分氏にそんな約束させたとしたら、それは公共の電波を扱うテレビ局のコンプライアンスに適合するのか。
元特捜検事の若狭勝弁護士も「降板という重い処分をしながら、きちんとした、何が問題になっているか本人にも告げないのはバランスを失する」とした一方、「日テレ側に『法律違反、法的問題があるかというと、ここが問題とは言えない』ともコメント。だが『法律的に違反しなくても、公正な手続きっていう点については、問題なしとはしないと』、と私は思います」とTV番組の中で述べている。
上記二人の弁護士は「問題がある」と言うも、裁判の可能性には触れていない。現在の法律や制度で違法でなければ、裁判に勝つことは難しいということか。そうであれ、本件を悪しき慣習の前例(テレビ局による出演者へのパワハラ)とさせない為にも裁判を起こすべきだ。 M氏やN氏のごとくケジメをつけずに復帰を模索する流れに乗らず、これからは「弱きを助け強きを挫く」男らしく生きる覚悟を示す為にも。
国分氏の盟友“漢”松岡昌宏氏もようやく口を開き、週刊新潮12/11号で「何も説明しない日テレさんのやり方はコンプライアンス違反にならないでしょうか」と言い、続いて「何の説明もしないまま番組を降板させられるのであれば、国分さんの次は自分、その次は城島、世の中のタレントさんみんながそうなってしまうのではないか、という危惧があります」と懸念表明というより日テレに反旗を翻したと言える。
これを機に潮目が変わって来るのでは。松岡氏以外にも芸能人等が疑問の声を挙げ始めている。世間の風向きも変わってくるのでは。
国分氏は、既に闇討ちにあったようなものだと暴露しており、日テレに喧嘩を吹っ掛けているではないか。裁判になれば自らも返り血を浴びるかもしれない。裁判で勝てないかも知れない。しかし、妻と子は家族の為に闘ってくれた国分氏を誇りに思っても恨むことはないのでは。
一方、解雇は日テレ側の権利であり、もっとソフトランディングさせる方法があったろうに(フジを他山の石にしたか、一罰百戒を狙ったか)。日テレだけではなく国分氏は芸能界から追放された状態にさせられた。
国分氏を家族もろとも社会的に葬るマネをしておきながら、自らを安全な所に身を置き「時期がきたら国分氏の話を伺いたいし、自分の気持ちをお話しできればと思っている」とのナメた口をきく(コメントを出す)日テレの社長をリングの上に引きずり出し闘うべきだと思う。
年甲斐もなく、と言うよりも、相変わらずガキっぽく、少し熱くなり過ぎたか。血圧も上がったかも。私と同じ意味か分からないが、過去国分氏と共演したという北斗晶さんは芸能人であり微妙な立ち位置ながらも「私だったら戦うべきだと思うんですよ」と国分氏にエールを送っている。
さすが元プロレスラー。そして優しい。彼女は癌と闘った。人生にとって何が大切か悟ったのかも知れない。
(次回239号は1/10アップ予定)