先日、間もなく閉店する友人の雑貨屋さんへ行ってきました。
彼女もまた歳を重ねてから新しい仕事に踏み出し、
数年頑張ってきたのですが、
おうちの事情でお店を閉めることにしたそうで。
「お疲れさま」を言いたくて、
ちょっとお邪魔することに。
閉店の慰労?も兼ねたお食事会は
後日、共通の友人達と予定していたので、
この日は
記念に何かお買い物させてもらったらいいかな、と思ってたし。
ところが、、
あれ・・・
前に見た時と値段が違う・・・
(ひと目でわかるくらい高くなってる)
……ん?
一瞬、頭の中に「???」が3つくらい浮かびました。
もちろん、もうすぐ閉店するお店だし、
最後だから特別な価格設定
彼女のお店だし、料金を決めるのも彼女。
払えない金額ではない。
でも、もし最初に、
「今日は閉店前なので、通常とは少し違う形になります」
とか、
「最後なので、こういう価格にしています」
と一言あったなら、
「あら、そうなのね。じゃあ最後だしね」
と、気持ちよく払えたと思う。
金額そのものより、
「何も知らされていなかったこと」が、なんとなく引っかかったのだと思います。
友達だと思って、わざわざ時間を作って行った。
でも、もしかしたら、彼女にとって私は「そこまでの友達」ではなかったのかもしれないな。
そんなことまで考え始めると、もう面倒くさい。
共通の友人に聞いてみようか。
いや、もうええか。
でも、やっぱりちょっと気になる。
いやいや、そんなことを気にする年齢でもないやろ。
……と、脳内会議をひとりで開催。
議長も私。
反対意見も私。
そして、なかなか結論が出ない。
メンドクサ・・・ˎ₍•ʚ•₎ˏ<
普段はとてもいい人だし、これまで親切にしてもらったこともたくさんある。
だからこそ、
「まあ、そういうこともあるよね」
で終わらせたい。
人間、60代になったからといって、モヤモヤしなくなるわけではない。
むしろ人生経験が増えた分、
「これ、ちょっと嫌やったな」
を、以前より感じるようになった気がする。
若い頃なら、
「私が何か悪かったのかな」
と自分を責めていたかもしれない。
今は、
「いや、私は普通に接してたけどな」
くらいは思っていい。
そして、そのあとで
「まあ、ええか」
と手放せたら、それで十分。
今回の件も、もう聞かないことにしました。
聞いたところで、たぶんスッキリするとは限らない。
60代。
人間関係も、全部白黒つけなくていい。
ちょっとグレーなまま、
「まあ、そういう人なのかもしれんな」
と、そっと引き出しにしまう。
そのほうが、自分の機嫌がいい。
……とはいえ。
その日の夜は、夫に一部始終を話しました。
「ふーん」と聞いていた夫。
最後にひと言。
「で、結局いくら買ったん?」
そこかい。
人生、モヤモヤの着地点は意外と現実的です。


