こんちはー、無憂でございます。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
今日はやや短く、と思ったのですが
結局こってり長くなりましたw
フレーズクラウド・セラピーのカウンセリング・セッションでは
圧倒的に大多数のクライアントの方が
変化を体験されます。
正確に何割と申し上げたいのですが
そのためには数え方の基準を決める必要があり
そう単純ではないと気づきました。
肌感覚では9割以上です。
簡単に言えば、人生が変わります。
ある方は
共通の知り合いの方のツテで
このセラピーについてお知りになり、
興味本位の比較的軽い気持ちで、無料でお試しになられたのですが
その効果に驚愕して
それまで目指していたチャネラーになるという方向性を見直して
心理学を勉強し始めたのだそうです。
私自身が同じようなものですね。
セラピストなんかよりもサイエンティストのほうが
面白いに決まっている、と思っていたのですが
やはり人生が変わることのほうが面白いかも、と思い始めました。
誰が変化を起こしているのか？
このような人生が変わるセッションをしょっちゅう目撃していると
なんでも解決できるんではないか、という
全能感や傲慢性が芽生えてくるのを感じますが、
そこで疑問。
果たして
この大変化を起こしているのは
誰なんでしょうか？
セラピストである私の方法がすごいのだ、と
思いたくなりますが
実際は、
答えがはっきりしています。
クライアントの方がご自身で
勝手に変化を体験していくのです。
じゃあ私は何のためにそこにいるのかと言いますと....
セラピストとしての私の役割は、
クライアントの方を変えることではなく、
クライアントの方が自分で変化を体験するための
秘密の通路の案内人
を務めているのだと思います。
たまたま私は、
常識的には非常に難しそうに思えるこの変化を可能にする
秘密の通路の見つけ方を知っているので、
「もっとこっちへ行ったらどうですか」
「こっちですこっちです」
と、クライアントの方がその秘密の通路を見つけて
変化を体験できるように
道案内をしているのだと思います。
それはまるで
この世とあの世の境目をなす三途の川の渡し守
のような立場ではないかと思います。
無理やり川の向こうにまで連れて行くということはできません。
私にできるのは
川っぷちで皆さんをお待ちするだけで、
川を渡るかどうかはどこまで行ってもご本人次第。
長年に渡る職場の問題の背後にあるものは？
職場で長年に渡る、ある種の異常状態を目の当たりにしております。
ここではちょっとぼやかして表現しておきますが、
控えめに言ってもあまり健全な状態ではない、という話です。
おそらくこれは上司のこの観念が原因になっているな
というのが、
彼との会話の中で
「自己犠牲」という言葉が出たことで
かなりはっきりと見えた、と思いました。
そのまんまなんですが、
どうやら文字通りの自己犠牲の物語だったんですね。
大事な大事な目的のために俺はこんなにも頑張っていて
自分を犠牲にしている。
それだけでなく自分のグループも犠牲にしている。
この自分のグループ、っていうのが
私を含めた同僚たちであり、
どうやら彼の認識の中では
必要不可欠な「犠牲」、「生け贄（いけにえ）」、
と位置づけられているようでした。
- 彼が圧倒的に大事だと思っている目的
- 彼自身・彼のグループ
彼の頭の中では
おそらく
こんな形のはっきりした優先順位になっているので
必然的に彼自身の幸せや、彼のグループの実績は
どうしても優先順位が低く、
結果的に後回しとなって犠牲となり
明らかにしわ寄せが来ているというのが
起こっていることのようでした。
頭の中の優先順位というのが
現実創造において
非常に大きな影響力を持つというのを
私は身をもって知っているので
なるほど～これはやばいなーと
納得してしまったのですが。
自己犠牲の物語の継続を赦すというレッスン
セッションで申し込まれた方については
どれだけ強固な観念であってもあまり関係なく
すんなりと解放を手伝っているのだから、
この件についても
もし彼が相談してくれば
一発で解決するのではないかと、
これについてはかなり確信がありました。
たとえこの読みが当たっていなくても、
もしカウンセリングができれば
そこで問題を同定することができるので
彼が新しいバランスを見つけるのを
きっと手伝うことができるでしょう。
ところが、
そこまで外から見えていても
（当たり前といえば当たり前なのですが）
やはり彼は本気で相談しようとはしないのですね。
立場上、部下の意見を聞くべしと思っているので
聞いたフリはしますが
自分自身が変わらなければ
本当にやばい
という意識には至っていないので、
（なぜなら「圧倒的に大事な目的」については犠牲まで払ってちゃんとやっているから）
眼の前で「問題」が引き続き起こっていても
彼の優先順位、価値観の中では、それでOK。
これは私にとっては
相当な誘惑との戦いでした。
ここまで見えていても
手出しができないという。
手出ししても、
いつものカウンセリングとは全く違い、
本人が変化を望んでいないので
単なるうるさい奴になってしまう。
北風と太陽の北風になってしまうんですね。
とりあえず
うるさい奴がいないと
問題に気づくことも無いでしょうということで
うるさい奴としての自分の役を全うしましたが。
結局これは
もしも上司が自己犠牲の物語を生きていたとして
我々がその物語の中で生け贄として扱われていても、
そのままでいいじゃないか
と認めるという、
かなり難しいレッスンだったのではないかと
考えています。
なぜそのままでよいのか？
端的に言えば
そのままではいかん！
と言えば上司に変化を迫るしかなく
それは他人を変えることに他ならず
シンプルに不可能だからです。
上でも述べましたように
クライアントの方が勝手に自分で変化していくだけで
決して私が他人を変えることができているわけではない、
ということです。
研究室としては一種の機能不全なのですが、
前提をはずす、ということになりますけれども、
所属する人たちが研究者として全うするわけではないとすれば
現状でもよいと言えてしまうんですね。
いわば転職するための研究室というわけです。
人生を変えるチャンスはどこに？
何がカウンセリング・セッションを成立させているのか
ということについて
この一件はとても示唆に富んでいました。
考えてみれば、
身の回りの人たちのたいていについても
同じようなことは言えます。
ああこの人はここらへんの観念を外せばよくなるな、とか
分かってしまうことがありますね。
それでも、
カウンセリングにおける
クライアントとセラピストの関係というのは
やはり特殊なのだ、
何よりもクライアント自身の意志によって
何を選ぶか決定されるのだ、
ということです。
これを別の角度から捉えるならば、
私達の多くは
日常的に人生を変える無数のチャンスを
常に目の前にしているのかもしれません。
その場面で
その考え方を手放して
こういう考え方に取り替えれば
もっとよくなるのに、というチャンスが
ゴロゴロしているのに、
私達はいつも同じ方を選んでしまい
そのために同じ状態を続けてしまう。
傍（はた）から見れば
あーあ、そこでそっちを選べば変わるのになあ
という場面でも
いつもいつも同じ方を選んでしまう。
幸か不幸か、
他の人はそのあなたの選択には
手出しできないんですね。
皆さん、
もし気が変わって
変化を体験したい
、と思われたら
、と思われたらぜひご相談を。
と言いつつ、
これから半年くらい
忙しくなってしまうため
おそらく月に1件かせいぜい2件くらいしか
お受けすることができません。
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