こんにちは、こないだ書いた記事のお礼ということで UNIVERSOUND の ayano さんから仏陀ヒーリングというのを受けて以来、妙にお通じの調子がよい(それまでずっと悪かったわけですが)、絶學無憂(せつがく・むゆう)です。

 

新型コロナウイルスの起源を追う記事の翻訳をやり始めたら面白すぎて、仕事そっちのけになってしまいました。が、二元性を超えた生き方を追求しよう、というこのブログの本来の目的からすると、今回の記事はこれまでで一番重要かもしれません。というわけであえて、新型コロナウイルスの起源を追うシリーズの真ん中に打ち込んで見ました。どっちの記事を目当てで訪問した人も驚くに違いない、この話題の振れ幅!変態的でいいですね。

 

 

 

前回からの続きで、Kさんに、悪循環サイクル・好循環サイクルのワークを伝授している様子をお伝えしています。

 

 

陰と陽のバランスを取ったときに、その中間点に魔法のドアが出現するんじゃねえの、という大胆な仮説を提唱しました。実際にセッションで起こっていることを説明しようとしたら、もうそうとしか思えん、という感じですね。

 

この魔法のドアがどういう風になっているのか、よく分かりませんが、出現のための条件は陰と陽のバランスが取れた中間点に達することであろうと。そしてそれは同時に、過去と現在の間にある、現在、今ここに意識が向かっていることでしょう。

 

 

 

 

 

で、この魔法のドアを超えれば、反対側へも、ひとっ飛び、というわけです。お手軽ですね。

 

 

古来から伝わるこのような紋章もですね、もしかしたら、私ごときが気づいたようなこの魔法のドアについて古の賢人たちも特区の昔に気づいていて、それを表すためのものだった、のかもしれません。陰と陽のバランスが取れて、完全な円形になったときに何が起こるか、ですね。

 
 
 

実際に体験してみないと、魔法のドアとか言っても「はあ?」という人が多いかもしれません。それは無理もないことです。ぜひ、体験してください。一回体験したら世界観変わります。ご相談もお待ちしています。

 

 

 

この魔法のドア現象、あまりに鮮やかなので、何か、自然界にちょうどそれを象徴的に表すような物理現象があるんではないかと思って、ずっと探しておりました。

 

たとえば、引き寄せの法則なんかは、重力なんかをメタファーに使うと大変イメージしやすいですよね。

 

 

 

何か、正反対の極性のものをピッタリと合わせたときに、まったく通常と異なるような特別な現象が起こるような物理現象です。

 

私は理系ですが、物理学の教育を受けたことがないので、これが全然ピンと来ませんでした。

 

 

 

先日、この陰と陽のバランスを取ることの重要性を発見したジョン・F・ディマティーニ氏の本を一冊も読んでなかったので、遅ればせながら、The Breakthrough Experience という本(邦題は『正負の法則』本田健訳)を読んでましたら、最初の方に思いっきり大きく出てました。なるほどやっぱり。

 

粒子と反粒子が衝突したときに対消滅(ついしょうめつ、annihilation アナイイレイション)と呼ばれる現象が起きます。

 

特に、電子(electron 負の電荷をもつ)と、その反粒子である陽電子(positron 正の電荷を持つほか、その他の電子と等しいあらゆる特徴、質量やスピン角運動量 1/2、を持つ)とを衝突させると、....

 

電子と陽電子はそれぞれの静止エネルギー(それぞれ511keV)とそれらのもつ運動エネルギーの和に等しいエネルギーをもつ光子に変換され、γ線として観測される。

 

ウィキペディア

 

 

物理学の言葉遣いが難しくて、頭がはてなマークはてなマークの人が多い、と思うので、平たく表現します。

 

 

電気の正体と言われている電子という小さな小さな粒子があって、これはネガティブな電気(電荷)を帯びてます。

 

これとまったくそっくりなんですが、電荷がポジティブである、陽電子という粒子も存在が知られています。

 

電子と陽電子は、もうこれ以上ないくらいに、そっくりで、しかも電気的には正反対というわけです。

 

そしてこのネガティブな電子と、ポジティブな陽電子を衝突させると、どうなるか。

 

これがこの陰と陽のバランスが取れた、私が魔法のドアが出現するんじゃないか、といった条件に相当します。

 

 

 

 

すると、あら不思議、さっきまで確かにそこにあったはずの電子も陽電子も跡形もなく消えてしまい、後には2個の光子、つまりの粒子だけが出現して、それがガンマ線という放射線として観測されます。すなわち、ざっくりいうと.......

 

ネガティブとポジティブを合わせたら、どちらも消えて、光が出ました。

 

そういうことになります。

 

これすごくないですか???

 

 

これは英語版オリジナルの第二章、Lighten Up にかなり大きく取り上げてあるのですが、日本語版の目次を見ると、第一章 人生の本質 The Essense of Life、第二章 夢を生きる Living Dreams となっていて、日本語版の第二章は英語版の第三章であることが分かります。日本語版では第二章が飛ばされているようなんです。

 

どうやら本田健氏が翻訳の際に、この対消滅について書かれた第二章を削除したのではないかと疑われます。彼は翻訳の際に翻訳者の裁量を超えて、よくこういうことをしばしばやるようです。売れっ子作家とはいえ、いけませんなあ。

 

ちなみにディマティーニ氏は、博士と日本語で紹介されますが、日本での経歴を見る限り、これはカイロプラクター医としての臨床の称号であって、いわゆる博士号の学位(私が持っているようなやつです)とは違います。通常の日本語では、博士号を持っている人が博士であって、医者は医者なので、ディマティーニ博士、というのはマーケティングのための意図的な誤表記でしょう。ディマティーニ医師、だと通常の医師と誤解されるので、「カイロプラクター医ディマティーニ」と呼ぶのがおそらくいちばん正確だと思います。

 

ディマティーニ氏は、若い頃から物理学の量子論の世界に強く興味を抱いており、この第二章に書かれている内容からすると、彼のディマティーニ・メソッドで、正負のバランスを取ることで心の問題解決できるという発見からスタートしてこの物理現象に似たようなものを見つけた、というのではなくて、その逆だそうです。

 

つまり、元々物理学に魅了されていた若きディマティーニは、電子と陽電子の対消滅で光が生じる、というこの現象に非常に興味を惹かれた。このとき彼が考えたのは、もしかして、もしかして、物理学でいうと、我々の心における光、すなわち愛、とが基本的に同じものだったらどうだろう?ということでした。

 

もし、光と愛が同じようなものだと仮定したら、電子と陽電子の対消滅でが生じる、のだから、ネガティブとポジティブをぶつければが生まれるのではないか、と彼は考えて、そこから、ディマティーニ・メソッドを発案したようです。

 

なぜこんな重要な内容が書かれている章を本田健は削除したのか。私の物理学の知識は乏しいのですが、その私の目から見ても、この章に書かれている内容や表現は、物理学的には正確ではない箇所が幾つかあるように思いました。もしかしたらそれを問題視してのことだったのかもしれません。もし私が翻訳したなら、ごっそり削除する代わりに、この部分の記述は物理学的には不正確ですという訳注をつけると思いますが。

 

 

 

実際には、この電子と陽電子の対消滅による光の生成というのは、一定のエネルギー条件が満たされた時だけだそうです。たしかに対消滅では、そのときの条件次第で、光子の代わりに、B中間子や、ウィークボソンと呼ばれる素粒子(光子の親戚みたいなものらしいです)が出現することがあるそうです。一応、申し添えておきます。

 

 

 

まだまだ続きます。

 

 

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