こんにちはー、科学者兼カウンセラーの無憂です。

 

読者の方から、というかこの人は私がよく知る人なんですが、
 
ここが分からん!チュー

 

という問い合わせをいただきました。

 

 

ご存知の通り、

ずうっと前から私は

 

思い込みを手放すのが

悩みや感情ストレスを解消するために大切

 

思い込みを手放せば

悩みは簡単に消える

 

と発信しています。

 

 

これに対してこういうメッセージを頂きました。

 

日常生活を送る上で、思い込みは前提条件となっています。
信号機の赤青黄色のルールは、私たちの思い込みでできています。
この思い込みを外すと、自動車の運転はできません。

普通の人が、思い込みを外すのに苦労していることは、人が健全な社会生活を送るためです。
ブログの文面からは「思い込みを外せば、何もかもうまくいく。」と聴こえてきます。

大切なことは、
常識の中で、思い込みを、外すべきもの、手放していいもの。
生活の中で、思い込みを、外してはいけないもの、握り締めるもの。
これらの分類ができていないような印象を受けます

 

つまり、思い込みを外せ、外せとあなたは言うけども

思い込みを外してしまったら

車の運転すらできないでしょうが、と。

危なくてたまらんわ!ムキー

 

何を手放して、

何をキープしたらいいのか

はっきりしてくれないと危なくて困る!!!

 

こんな感じのコメントですね。

こういう風に思う人は多いだろうから

答えてくださいというのですが

皆さんはいかがでしょうか?

 

 

 

この思い込みのことを私は観念と呼ぶことが多いですが

人によってはネガティブ信念と言ったりします。

 

臨床心理士や公認心理師の人が提供する

現在主流のカウンセリング手法は、

認知行動療法、認知療法CBTというものですが

これらのセラピーでは、

この思い込みのことを「認知」と呼んでいます。

 

 

認知 cognition という言葉は普通は

こういう意味では使いませんね。

 

心理学で、知識を得る働き、すなわち

知覚・記憶・推論・問題解決などの知的活動を総称する。

 

と普通は心理学でもこういう意味なのですが、

認知行動療法でいう「認知」というのは、

これともまた違うのです。

 

分かりにくいでしょ。

 

こういうのが学者がなんか言い出すときの弊害ですね。

ただの思い込みです、と言ってくれたら誰でも分かるのに。

でも思い込み療法ではかっこ悪いんでしょうね。

 

 

他にも認知行動療法の中では

自動思考、中間的信念、中核信念、とかいろいろ呼び名がありますが

ぜんぶ思い込みのことです。

 

 

もっと言えば、昔から仏教で言う

 

煩悩を滅却しなさい

 

というときの煩悩

 

除夜の鐘が108回なのは煩悩の数だって言われたりもしますが

この煩悩も「思い込み」と言ってよいと思います。

 

 

ちなみに私が思い込みを外すのが大事と言い出したのは

私の覚えている限りでは

宇宙人バシャールの影響が大きかったと思います。

バシャールは書籍の中でかなり具体的にこの話をしています。

 

 

 

つまり大雑把に言えば、

2600年前の仏教も

最新の心理学である認知行動療法も

宇宙人バシャールも、

思い込みを外すのが大事、

ってみんな口を揃えて同じことを言っているのです。

 

 

今さら私が同じことを言ってもしょうがないような気がしますけども。。。

 

 

こういう話を聞いても、普通は

ふーんそうなのかね、くらいで終わってしまうのかもしれません。

 

ですが私の場合は実際に

観念を手放したらネガティブ感情が消えたということを

自分や他人で数えきれないほど見てきたので、

この点については

言葉通りに、マジで効くんだな

という認識です。

 

この辺は一般の方とちょっと違うかもしれません。

 

 

 

で、これほど色んな人たちが

思い込みを外すのが大事と言っているのですが、

これまで私は思い込みを外したら危険だ!という

警告を目にしたことが無いように思います。

 

お坊さんが煩悩を外したら運転ができなくなった、とか聞きませんよね。

 

カウンセリングで自動思考(頭の中に勝手に出て来る思い込み)を手放したら

運転ができなくなった、という話もあまり聞きません。

 

 

これはどういうことなんでしょうか?

 

信号機の赤青黄色のルールは、私たちの思い込みでできています。

 

これはその通りでしょうね。

赤という意味に、物理学的に「止まれ」という意味があるわけではありませんから。

 

 

この謎に答えるには

思い込みを手放した状態ってどういう状態なのか

っていうことがイメージできないといけません。

 

「赤は止まれ」というルールを忘れてしまうのでしょうか?

そうではないんですね。

 

 

赤信号で止まらない車は危険だから絶対に許してはいけない!

 

とがっつり信じている人が、信号無視を目撃したら

ほぼ確実に腹を立てます。

 

こういう人がこの思い込みを外したらどんな感じになるのか?

 

赤は止まれが交通規則である

 

になって、それ以上でもそれ以下でもない、

ルールだからルール違反は法に則って処罰されるべきだが

そのことと自分が怒りを覚えるかということは

切り離されるわけです。

 

いわばめっちゃ普通の(感情的ではない)反応をするようになります。

「信号無視はあかんのとちゃう」

くらいな感じです。

 

 

何が違うのかというと執着です。

 

赤信号で止まらない車は危険だから絶対に許してはいけない!

 

と言っているときはこのルールに執着しています。

 

またそれによって正義と悪という対立軸(分離)も作り出しています。

これがネガティブ感情の発生源となるわけです。

 

 

信号機の赤青黄色のルールは、私たちの思い込みでできています。
このルールに対する執着を外すと、自動車の運転は普通にできます。

という風に直すと分かりやすいでしょうか。

 

 

 

思考・観念というのはとてもネチャネチャしています。

これに囚われるとベッチャリひっついて執着が生まれます。

 

特に、思考=自分だ、と思い込むところまでいくと特に厄介ですね。

 

 

これに対して仏教では瞑想によって

思い込みのネチャネチャを剥がすことを推奨し、

フレーズクラウド・セラピーや認知療法では

特定の思い込みを解除することを狙っています。

 

 

というわけで、

生活の中で、思い込みを、外してはいけないもの、握り締めるもの。

というのは、「思い込み」という言葉の解釈の違いがたしかに根本にあるのです。

 

思い込み=ありとあらゆる意味での観念、

と捉えてしまうと、それを見境なく手放したら

たしかに信号機の意味すら分からなくなりそうです。

 

しかし、

思い込み=必ずしも正しいとは言えないのに自分で勝手に信じている考え、

と捉えるならば

握り締めておいたほうがよいような思い込み、

はほとんどないんじゃないかと私は思います。

 

 
この心配は
社会常識が失われたら大変危険なことになるんじゃないか、
ということにあるわけですが
既に述べたように、
これは問題になりません。
 
赤は止まれ、というルールを100%理解しつつ
そのルールに対して感情的に執着することをやめることは可能ですし、
そちらのほうが健全であろうと考えます。
 
記憶喪失や反社会的になったりするわけではない、ということです。
 
 
まあ、考えてもみてください。
もしそうなるとしたら、
そんな危ないものを
お釈迦様や資格を持ったカウンセラーが推進するでしょうか?
 
 
とまあ、だいたいこういう話になるのですが、
実はこの質問にはもうひとつの裏があると私は深読みしています。
 
 
思い込みを手放したらヤバいことになるんじゃないですか!!!滝汗
 
に対して、ここまでは
 
いえいえ、そんなことありませんよ、心配いらんデレデレ
 
と言ってきました。
 
 
ところが、同じ質問に対して
 
はい!思い込みを手放したら超ヤバいことになりまっせ!!!ニヒヒ
 
とも答えることができるのです。
 
 
どういうことか?
 
うーん、長くなったんでこっから先は次回にしましょうか。
 

 

 

 

 

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