ベンチャー企業 CIO: 池谷 義則ブログ&経営、ビジネス、プログラミング技術や便利なオープンソースの紹介 -4ページ目

ベンチャー企業 CIO: 池谷 義則ブログ&経営、ビジネス、プログラミング技術や便利なオープンソースの紹介

SKYAVY, INC. CIOの池谷義則のブログ & ベンチャー企業 & 経営、ビジネス、プログラミング技術や便利なオープンソースの紹介

Googleの初期エンジニアメンバー、現在はGoogleEDUのPersonal Growthを統括するChade-Meng Tanによると、思いやりがビジネスを創出し、世界を変える。事ができるという。
その為には、リーダーが常に念頭に置いておかなければならないことがある。
人と会ったら、その人のことを「幸せにしたい!」とまず考える。
ダライ・ラマの言葉
もし、他の人を幸せにしたいと思うのであれば、思いやりを学びなさい。
もし、自分が幸せになりたいと思うのであれば、思いやりを学びなさい。

Chade-Mengは「それが自己の満足につながり、会社・ビジネスの繁栄となる。」と断言しています。

思いやりとは何だろうか。
思いやりは3つの種類からなる。
       
  1. Affective
    ("I feel for you")
  2.    
  3. Cognitive
    ("I understand you")
  4.    
  5. Motivational
    ("I want to help you")

リサーチ結果としても、多くの名だたる有名なリーダーは#3のMotivationalレベルで他人を思いやる考えを常に自分より外に向けている事がわかっている。
仲のいい人や、関係の強いビジネス相手ならまだしも、会ったばかりの人に対してもそのように考えられるのは、非常にすごいことだと思う!

さて、では直接「思いやり」がビジネスの繁栄に繫がる、、、というのはどのようなことなのだろう。
自己の満足はなんとなく想像がつくかと思う。やはり、自分の周りの人が幸せになってくれると、うれしいものだっ。

そう。周りの人を幸せにする。そうすることでまずチームメンバーの雰囲気が良くなる。つまり、職場環境が良くなるだろう。
また、メンバー同士の協調性、自発性を促し、高い次元でのインスピレーションを行うことも出来よう。

そうすることで、会社全体が極めて効率の良いものとなる。

ただ、自分のチームメンバーだけでは会社全体を良くする事は難しいだろう。
はやり、会社の上に立つ者が率先して、会社の文化形成、風土形成を行っていかなければ実現しない。

思いやりとは、きっと他人の気持ちに敏感になることができ、汲み取ることができ、助けてあげたいと思うことだろう。
言葉では非常に簡単なことでも、やはり現実となると、常にその事に気を配る、または無意識下でも行動に移すことができる、、、というのは非常に難しいのは間違いない。人間誰だって苦手は人はいるし、関わりたくない人もいよう。ただ単に気分が優れない時もあろう。

Googleはビジネスだけでなく、人の心の教育にも力を入れているからこそ、きっとここまで成功してきたのだろう。

やっぱり、僕みたいなバックグラウンドが技術者だと、技術や新しい知識を覚えることに重点を置いてしまう傾向があるけれど(他の技術者の方に失礼か・・・w)、社会人全ての人に入れることは、”心の知能指数”を上げる努力は常にしていなければいけないと感じた講演だった。

参考: http://www.ted.com/talks/lang/eng/chade_meng_tan_everyday_compassion_at_google.html
Money for Good...

お金を良いことに・・・
誰もがお金を良いことに使いたいと思っているだろう。もちろんだ。
格好悪い洋服より、格好良い洋服を買いたいだろう。
体に悪い食事より、野菜が沢山入っており、バランスが取れた食事を好むだろう。
もちろん、僕みたいにNo Junk Food, No Life.と思っている、ジャンキーな人でなければ、、、だが。

投資で考えると、少々違ってくるから面白い。
そう。リターンを求めるからだ。つまり、投資家もビジネスとして特定の企業、ビジネスに対して投資を行うからだ。

ただ、もし、リターンが全く同じビジネスがあり、

  1. 社会の為になるビジネス

  2. 特に社会のためになる様なVisionがないビジネス


があった場合、投資家がどっちに投資をしたがるだろうか。

もちろん、投資家も人間。社会の為になるビジネスへ投資が集まるだろう。

"Money For Good"というリサーチもそれを裏付ける形だ。
このリサーチによると、48%の投資家は社会に直接的に影響を与えるビジネスに投資をする。と言っている。

直接的、、、というところが少々トリッキーかも知れない。
間接的に社会に良い影響を与えるようなビジネスモデル、または、投資家へ説明する時に、十分に社会へ還元されるよう説明できなければ、意味がないと言うことだ。

もし、今後ビジネスと始め、投資を集めたいと考えている人がいれば、その点を注意してみると、良い結果をもたらすかも知れない。

参考: http://vimeo.com/29140232

 
社員や部下により良いパフォーマンスを望むのであれば、報酬を多くあげることだ。

これは、資本主義でビジネスをしているのであれば、当たり前のことだろう。

  • 給料

  • ボーナス

  • 報酬

  • 保険などなど


当たり前のこと。そう、僕らは約40年間もの間、これを常識と認め、推奨し、取り入れてきた。

しかしだ。
ソーシャルサイエンスの世界でSam Glucksbergによって革新的な発見がされてから久しいのはご存知だろうか。
そう、全く逆の結果をもたらしてしまうのである。いや、こう言っても良いかも知れない。悪い結果しかもたらさないのである。

科学の世界では当たり前の常識として考えられている事と、ビジネスの世界での常識が全く一致しないのだ。

 

一つ記述しておくとしたら、特定のタイプの仕事をする人には、ビジネス界の常識が通用することは、科学の世界でも証明されている。
機械的な仕事の場合だ。
同じことの繰り返しが要求される仕事、流れ作業の様な仕事を指す。

だが、右脳を使うような、つまりクリエイティブなスキルを要するような仕事の場合は、Glucksbergが発見した様により多くの報酬を与えることで、より悪い結果しか得ることができない。

では、どの様な事でクリエイティブな仕事スキルが要求されている部下達のパフォーマンスを上げることが出来るのか。
それは、個人個人が「自分自身の為にやっている」と考えさせることだという。

個々人の持っている人生や仕事上でのゴール、信念と絡むようリードしてあげる事が重要なのだ。

詳しい話を知りたい人は、ted.comでDan Pinkがわかり易く説明してくれるビデオがあるので、観てみるとよい。
http://www.ted.com/talks/dan_pink_on_motivation.html
ブログで書くのもおこがましい、、、というか、僕の今まで構築してきた「真面目」、「インテリちっく」、「堅物」、「メガネ」というイメージを崩壊させてしまう恐れがある内容なので、1時間ほどモンモンと悩んだ末に、やっぱ投稿しようっ!と思い立つ。

しょぉ~~もない話なんですけどねっ(-""-;)

  • 目クソ(汚れ)は、目やに

  • 耳クソ(汚れ)は、耳垢

  • 鼻クソ(汚れ)は、そのまま鼻クソ


日本語として「鼻クソ」は正しい日本語。
さすがにアイドルは「クソ」なんて言葉を公共の場では決して言えないだろうなぁ~、、、と。いくら正しい日本語だったとしても・・・

食事中に、こんな「クソ」「クソ」ばかりの記事を書いてしまって申し訳ない気持ちを持ちつつ、今日はこれくらいで終了((+_+))
はてなブックマークなどのソーシャルブックマークや、Mixi、Twitter、Facebookなどのソーシャルメディアの「いいね」アイコンを最近ブログやショッピングサイトに張る流れがある。
そういう義則のブログにもMixiやらTwitterやらのボタンを配置しているが、、、まぁ、UU(ユニークユーザー)数が少ないのもあるが、ほぼクリックされない(泣

私のブログは、特にビジネスでもないのでそこまで気にすることでもないのだが、ビジネスとしてショッピングサイトやコミュニティーサイトを運営している場合、トレンドのPR手法であるソーシャルメディアとの連動は「やらない」手はない。

ただ、設置したところでクリックもされないのでは、逆に見た目も悪くなってしまうし、サイトのデザイン性、ユーザビリティーも低くなってしまう。

ソーシャルメディアとの連動は、結局のところコンバージョンレートのアップや、ユーザー同士によるサイトの紹介、UUの増加を増やして、売り上げ等を伸ばす為の施策なのであるが、今回はソーシャルメディアをいかに効率的に、、、というか、ユーザーに利用してもらえるようにするか、、、を上手く表現しているサイトを1つ紹介したいと思う。

http://www.iqon.jp


iqonのサイトをご紹介したい。
このサイトは普通の女性用ファッションECサイト、、、と思いきや、なかなか面白いアイディアをサイト内に取り込むことで、アクセス数を大きく伸ばし、驚くほど収益を上げているとの事。
サイトトップページの中断にある「OR」の画像の一つをクリックすることで、2つある商品のどっちが好きか、、、を判定し、他の人たちが答えた回答と自分の回答を比べることができる。

筆者は男なので、好きなもの、女の子が着たらかわいいかな、、、と思うものをクリックしていったのだが、面白いのが8割くらいが、一般女性の人たちが考える好きな洋服と逆のものを選んでしまったw

それはさておき、操作性は非常に簡単で、クリックのみで操作できる点で、遊び感覚でいじくれるところだろう。遊び感覚で触れるので、ユーザーはソーシャルメディアに投稿したくもなる。
この機能のいいところは、システム的にも非常に簡単な開発ですむ所と、ユーザーのクリック数が多くなる為、多くの商品がユーザーの目に触れる為、コンバージョン率が上がるところであろう。

非常に簡単なアイディアであるが、これだけの機能で、ユーザー1人1人がサイトと一体となる感覚が持て、サイトがガラッと親近感が沸くようになる。
もちろん、このサイトの成長がこの機能一つのおかげでは決してないだろうが、アイディア一つで、ビジネスは変わる。という一つの例であろう。