Social Bookmarkやソーシャルメディアの設置だけでは変わらない | ベンチャー企業 CIO: 池谷 義則ブログ&経営、ビジネス、プログラミング技術や便利なオープンソースの紹介

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はてなブックマークなどのソーシャルブックマークや、Mixi、Twitter、Facebookなどのソーシャルメディアの「いいね」アイコンを最近ブログやショッピングサイトに張る流れがある。
そういう義則のブログにもMixiやらTwitterやらのボタンを配置しているが、、、まぁ、UU(ユニークユーザー)数が少ないのもあるが、ほぼクリックされない(泣

私のブログは、特にビジネスでもないのでそこまで気にすることでもないのだが、ビジネスとしてショッピングサイトやコミュニティーサイトを運営している場合、トレンドのPR手法であるソーシャルメディアとの連動は「やらない」手はない。

ただ、設置したところでクリックもされないのでは、逆に見た目も悪くなってしまうし、サイトのデザイン性、ユーザビリティーも低くなってしまう。

ソーシャルメディアとの連動は、結局のところコンバージョンレートのアップや、ユーザー同士によるサイトの紹介、UUの増加を増やして、売り上げ等を伸ばす為の施策なのであるが、今回はソーシャルメディアをいかに効率的に、、、というか、ユーザーに利用してもらえるようにするか、、、を上手く表現しているサイトを1つ紹介したいと思う。

http://www.iqon.jp


iqonのサイトをご紹介したい。
このサイトは普通の女性用ファッションECサイト、、、と思いきや、なかなか面白いアイディアをサイト内に取り込むことで、アクセス数を大きく伸ばし、驚くほど収益を上げているとの事。
サイトトップページの中断にある「OR」の画像の一つをクリックすることで、2つある商品のどっちが好きか、、、を判定し、他の人たちが答えた回答と自分の回答を比べることができる。

筆者は男なので、好きなもの、女の子が着たらかわいいかな、、、と思うものをクリックしていったのだが、面白いのが8割くらいが、一般女性の人たちが考える好きな洋服と逆のものを選んでしまったw

それはさておき、操作性は非常に簡単で、クリックのみで操作できる点で、遊び感覚でいじくれるところだろう。遊び感覚で触れるので、ユーザーはソーシャルメディアに投稿したくもなる。
この機能のいいところは、システム的にも非常に簡単な開発ですむ所と、ユーザーのクリック数が多くなる為、多くの商品がユーザーの目に触れる為、コンバージョン率が上がるところであろう。

非常に簡単なアイディアであるが、これだけの機能で、ユーザー1人1人がサイトと一体となる感覚が持て、サイトがガラッと親近感が沸くようになる。
もちろん、このサイトの成長がこの機能一つのおかげでは決してないだろうが、アイディア一つで、ビジネスは変わる。という一つの例であろう。