政権交代後、最長記録を記しました。
https://www.sankei.com/polit…/…/200824/plt2008240035-n1.html
それは、政権交代後、山下を含め、「日本がダメになる」と危機感を抱いた人々の政権でした。安倍第二次政権は、悪夢の政権から「日本を取り戻す」という旗印の下、集った仲間たちの政権でした。だから、石破茂さんの政策集団に属した僕も安倍政権を全力で支えてきました。
「安倍チルドレン」と言われましたが、それは違う。なぜなら、私を含め、民主党政権に絶望して、その時得ていたあるいは安定した立場を捨てた当時、「民主党にあらざれば人にあらず」「政府の出先機関は政権与党の下部組織であるべき」という風潮に人生を捨てて立ち向かった人々の政権だったからです。その時、自民党が復活することは10年後だと思われていた。そしてその時の総裁は悲劇の総裁・谷垣禎一先生であり、安倍総裁になると思っていた同志はほぼいませんでした。
安倍総理に限らず、責任ある立場は、叩かれます。でも己が叩かれても叩かれても良いと思う人でなければ政治家は務まりません。政治家は、「片想い」です。どんなに日本と日本人のことを想っても、振り向いてくれないかもしれない。好きな人が口の上手い人に騙されるかもしれない。でも、好きな人(日本と日本人)の幸せを願うのが政治家なのだと思います。
2大政党を作るのは簡単です。英米のように比例復活を認めなければ良い。それは、野党は飲まない。セーフティネットが必要だからです。でも僕はそれで良いと思っています。日本は、単一国家でありながら、価値観の多様さがあります。歴史上、そのような国家を実現したのは、ローマ帝国と日本だけです。比例復活の意義を認めるとすれば、日本の多様性をキープするためですし、それは世界に誇れることだと思います。
そのために、これからも奮闘努力します。
それが、僕を議員にしてくれたふるさと岡山の皆さんへの恩返しだからです。