以前の記事でも、やりたいことがあるけれども、先延ばしをしてしまう問題について触れてきました。
この話もゴール設定が大事ですよ、という点に行きつくのですが、そこで現状の外側を意識してゴールを設定しましょう!と言われたとしても、肝心な臨場感が湧いてこないところがありますよね(^^;)
スタートアップの頃には、今は会社員だけれども、コーチとして独立して活躍する。ヒーラーとして新たな世界を拓く、といったように、職業をゴールにしていることがあります。
ここで、1つポイントを挙げるとしたら、職業=ゴールではないということ。
コーチといっても、どんなコーチになって、どのような役割を果たしていきたいのか?1つ先を見据えていくうえでも大切になってきます。
そもそも何故、そうした役割を果たしていきたいのか?という深掘りがなければ、未来の記憶のイメージを膨らませていくのは難しいです。
アファメーションを繰り返していても、次のステップに進んでいかない、と感じられるのも、未来の記憶の深掘りに繋がる”問い”を投げかけられているだろうか?と見つめ直してみる必要があるでしょう。
とくに気功やコーチングと出会ったばかりの頃には、周囲がドリームキラーばかりに見えてしまうと思います。
実際に私自身も気功を実践していく中で、周囲とのギャップが生まれて、どのように関わっていくのか、を見え辛くさせていた時期もありました。
そのはずで、自分自身がどんな役割を果たしていきたいのか、を見失っている時には、相手の存在も見えなくさせてしまっていたからです。
ここで思い起こしたいのは、存在があって認識がある、のではなく、”認識があって、存在がある”という点です。
いくら美味しい食事が目の前にあったとしても、ペットの猫にとっては、それが食事だと認識出来なければ、口にすることはありません。
犬にはドックフードを、猫にはキャットフートを、ということですね(^^;)
同じように、これからどんな役割を果たしていきたいのか、という想いがなければ、自身の存在を周囲にも認知してもらえることはない、ということにもなりますね。
自分の未来を見失ってしまっているのは、ゴールを見失っているから、ということになります。
ゴール設定は言葉でいうほど、簡単なことではなく、すぐに見えてくるものではない、と思っています。でも、同時に深く考えるものでもないと思っています。
シンプルに心から楽しめるものに気がついていくこと。心で生み出しているネガティブなモヤモヤを取り除いていくことから、素直な気持ちでゴールとも向き合っていきましょう。
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