専業主婦歴14年から
アラフオーで少しづつ社会復帰。
試行錯誤しながらの10年間を経て
アラフィフ未経験で、
「公立中学校」で新人「英語講師」に
3月初めで
今年度の「非常勤」契約が終わり、
(「契約」は3/24「勤務」は3/2まで)
次年度の「契約」が未定のまま
「春休み」を過ごしているさくらです
先週末は、
そんな私の「本業」と「副業」についての
考えを書かせて頂きました。よろしければ↓
本日は、
先週末JK長女と行ってきた「映画デート」
について書かせて頂きます。
「ネタバレ」含みますので、
これからこの映画も観る予定にされている方は、
観終わってから読んで見られて下さいね
「共感」できる
あり得そうな「シチュエーション」で、
「ジェンダー」問題を提起
JK長女と
「私だったら?」と考える
先日
JK長女と観に行った映画はこちら↓
お写真は公式サイトからお借りしています。
この映画を観に行くことになった
「経緯」については過去記事で書いています↓
あらすじを公式サイトから↓
「うちのクラスにもいるんじゃないか?」
とある高校2年生のクラス。
ある日唐突に
『LGBTについて』の授業が行われた 。
しかし、
他のクラスでは
その授業は行われておらず、
生徒たちに疑念が生じる。
「うちのクラスに
LGBTの人がいるんじゃないか?」
生徒らの日常に波紋が広がっていき…
思春期ならではの心の葛藤が
起こした行動とは…?
この映画を観終わった後、
長女とはたくさんの話をしました
ここでは、
そのうちの2つほどを
「感想」として書かせて頂きますね。
まず、
JK長女が一番に「問題に感じたこと」
それは「学校や教員の対応」
「なるほど!!」
ある女子生徒が
自分が「LGBT」に該当することを
「保健室の先生」に打ち明けます。
(映画では、
最後の最後にこの「シーン」があります。)
そこで、
「学校」と「教員」は、
この生徒が在籍している「クラスのみ」に、
『LGBTについて』の授業が行ないました。
長女が言うのは、
やっぱり一番は「これ」が「問題」だと
捉えたようです。
話を聞くと、
実生活で、
似たようなことを経験しているようです。
なにか「問題」が生じたとき、
その該当する「クラスのみ」に
その内容を開示し注意喚起されたことで、
他のクラスが、
その「問題」を聞いていなかったことから、
その「問題」が開示された「クラス」に、
「該当する」生徒がいるという考えに
自分達は至ったようです。
「そりゃそうなるよなー」
子供たちは、
「部活」だったり
「登下校」だったりで横の繋がりがあり、
今の時代「SNS」もあるわけで、
すぐに「情報」はまわり、
あらぬ「憶測」が出ることもあるでしょうね
長女曰く、
せっかく勇気を出して「告白」した生徒が、
一番つらい思いをするのはおかしいと。
これでは
「学校」や「教員」を信頼できないと。
「まあそうなるよね。」
職員室の中の先生方の様子を、
この1年半見てきた私としては、
なんだか複雑な気持ちになりました
例えどんなに
「熟考」や「検討」を重ねていても、
こちらが
「意図しない」「予想もしない」方向へ
行くこともないとは限らない。
そんな「意図しない」「予想もしない」ことが
たった一回でも起これば、
それは
「生徒」からの「信用」を
失いかねないことにも繋がるわけで、
つくづく
「学校現場」って「生もの」だなーと
改めて思った次第です
次に、
こういう状況が、
自分達の「身近」にあり得ることは、
十分に「頭」では理解出来ると。
ただし、
それを「告白」された場合は、
やっぱり
「どう対応して良いかわからない」ので、
正直困ると。
「うん。私もそう思う」
映画の中で、
「今田美桜」さん演じる主人公は、
「該当する生徒」が誰であるかを、
クラスの友達から聞きます。
そして、
その「恋愛対象」が「自分」であることを、
これまでの
彼女の「言動」から理解します。
偶然、
二人で下校することになるのですが、
やっぱり
「ぎこちなくなる」わけなんです。
そして、
彼女が自分に
何か「告白」する素振りを見せるのですが、
やっぱりどこかで
「告白させたくない」という
思いが彼女に働き、
結局
「告白させない」で、
別れるるシーンがあります。
長女曰く、
「告白」されると、
次は、
自分が答える「ターン」になる。
そうなると、
とても「困る」し「悩む」と。
だから私もどこかで、
「気づかない」フリや、
「告白させない」雰囲気を作るかもと。
そして、
自分の「ターン」にしないようにするかもと。
「確かになー。
それは正直な気持ちだと思う。」
別に、
その「人自身」を否定したり、
その人の「感情」を否定する気は、
全くなくとも、
正直
「どう対応したら良いか?」
とは思い悩むだろうな
自分が意図せず
発した「言葉」や
取った「行動」で、
「相手」を不本意に
「傷つける」ということもあり得る
と思うと慎重になるし、
結果
「何も出来なくなる」のは理解出来る。
この映画、
「共感」できる
あり得そうな「シチュエーション」で、
描かれているので、
確かに、
「自分事」と考えやすい「教材」に
なっているなーと感じました。
もし「自分」があの子だったらと、
教室内にいるあらゆる「立場」に、
「自分」を置き換えて考えることで、
「偏った」見方ではなく、
「様々な視点」からの見方が出来ると思います。
もし機会ありましたら、
観られててみて下さい
最後に、
長女と「気づいたこと」を書いておきます。
最近は
『LGBTQ』と言う言葉が
主流になっていますが、
この映画が制作された2018年では、
まだ『Q』はついていなくて
『LGBT』だったということ
たった5年前でも
このあたりの「認識」は
変わってきているようですね
常にアンテナをたて、
あたらしい「知識」を取り入れ、
「アップデート」し続ける必要があるなー
と再確認しました。
本日は、
先週JK長女と行った「映画デート」の
感想について書いてみました。
最後までお読みいただきありがとうざいました。
またお越し頂けると嬉しいです