切実くんが帰宅後、
にゃんころりんが入れるくらいの段ボールを買いに行ってきた。
明日のお見送りの準備の話をしながら
黒猫屋
「そういえば今日ね、
にゃんころりんにお手紙を書いたの。
お寺さんに当日一緒に入れて良いものの中に、
「お手紙等」って言ってて、
にゃんころりん字読めないじゃんとか思ったけど
いやそーゆうんじゃないか
神様に気持ちを伝えて貰えばいいのかって思ってね
お手紙書いたの」
切実くん
「それいいね!
俺もにゃんころりんに手紙書きたい!」
そう言って、
切実くんもにゃんころりんにお手紙を書いた。
持って帰ってきた段ボールを組み立てながら
黒猫屋
「まだ、
お手紙添えたくない。
やだ
明日まで入れない
やっぱ
本体、居なくなっちゃうの、寂しい
何かね、
時の流れ方がおかしいんだよ
明日がくるのが嫌なのに
めちゃくちゃ時間が経つのが早く感じちゃうの」
切実くん
「うん。
あのねー、
今日は3人でリビングで寝よう?」
今日は
3人一緒に居れる最後の日。
みんなで一緒に、寝よう