コーランにふれる -2ページ目

信仰なき者ども

続く二章5節では信仰なき者どもについて言及されている。

すなわち、信仰しない者は、マホメットが警告してもしなくても、いずれにせよ信仰に進みいることはなかろう、と書かれている。

幾分突き放した言い方だとの印象を受ける。

およそ宗教とは、信仰のない者に対して信仰心を芽生えさせるべく布教をするものだ、と思っていたが、この下りを読む限り、イスラム教はそうではないのかもしれない。

汝に先立って啓示されたもの

引き続き『コーラン』(岩波文庫)を読み進めていく。

汝に先立って啓示されたもの、という下りは、二章3節に登場する。
ここで汝とはマホメットを指す。先立って啓示されたもの、とは、コーラン以前の啓示であるモーゼの律法やキリストの福音のことだとされている。

巻末の解説には、コーランは旧約聖書と福音書を意識的に踏まえていると書かれている。

ということはコーランを読むにあたって、ユダヤ教やキリスト教の知識があると役に立ちそうだが、あいにく筆者にはこれらについての知識もまた備わっていない。

先行きが思いやられる。

ナンバリングされている

コーラン各章の本文には、ナンバリングがされているので引用がしやすい。例えば二章:牝牛は、全287節からなる。
(ナンバリングには複数の方式があるらしいがここでは併記しない)