根曲り竹
上司の誘いで、高山村に初めて筍採りに行ってまいりました。
冬の寒さ厳しい北信濃では孟宗竹のような太い竹は生育しませんので、この時期にこのあたりの人たちが夢中になる筍とは、全国的な筍のイメージとは随分異なる何ともかわいらしいものです。
今回のお目当ては「根曲り竹」の筍。長野市内から目的地まで一時間ほど車を走らせました。
筍の採れるエリアの手前には管理者と思しき方がいて、そこで1000円払わないと入山できません。私どもがそこに到着したのが9時半くらいでしたが、その時点で平日にも関わらず100人もの人が既に山に入っているとのことでした。人気の山菜なのです。
車を路肩に止めていざ山中へ。
竹藪は道路に面した斜面から始まっており、藪に入って間もなく筍が採取できました。しかしながら、竹はかなり密集して生えており、筍が生えている場所ほど、これをかき分けながら山中を進まなければならず思ったよりも疲労しました。
1時間ほど筍採りをいたしました。かなり夢中になってしまいました。すでにどなたかが入った後ではあったようでしたが、それでも十分な収穫を得ることができました。
これが根曲り竹の筍。アスパラじゃありません。120~130本採れました。さすがに一人ではこれだけのものを処理しきれないので、いつもお世話になっている近所の方に差し上げたり、友人を自宅に招いて採れたての筍料理を肴に一杯やりました。酒はやはり冷えた日本酒がよく合います。
茹でた筍をかじっていたら、自分が小学校に上がる前、父と二人で、当時飼っていたパコという黒っぽい犬を連れて近所の神社の裏山に行って筍をとって帰ってきたことが思い出されました。父はあの時のことを憶えているんだろうか?





