セッションをしていると、
「心身共にゆっくり休みたい気持ちが
出てきている」
といった旨のお話を伺うことがあります。
季節的なものが
影響している場合もありますが
そうでなくても、
心や体が「休みたい」のサインを
送ってくることってありますよね。
私も、今までに何度もありました。
仕事もプライベートも何もかもを
長期間ストップする大休止のものから、
1〜2日程度リフレッシュする
小休止で済んだものまで。
心にも、身体にも、
バイオリズム（波）があるので、
そのサインを掴んでいくことは
とても大切なことだと思います。
ただ、私自身の経験からも
いろんな方のお話を聴いていても思うのが
この心が言う「休みたい」には、
いくつかパターンがあるんですよね。
今日はそのパターンのうち、
一番多い２つをご紹介したいと思います＾＾
まず１つ目は、心身が（特に身体が）
本当に疲れ切っていて、
・とにかく寝る（ボーッとする）
・マッサージ行く
・一人の時間をもつ
・家に引きこもる
・読書をする
・思考を使わないことをする
などの、
いわゆる一般的な「休む」のイメージに
該当することを求めているとき。
（陰陽でいうと、陰の行動）
これは、肉体的に疲弊してるときや
病気になってるときはもちろん、
大きく動き出す前とか変化する前に
エネルギーチャージのためのサインとして
こういう「休みたい」気持ちが
出る場合があります。
このパターンでやるべきことは
シンプルなので、そのままでいいんです。
もう、寝ましょう寝ましょう！
休みましょう！
って感じです。
で、トリッキーなのが、
２つ目のパターン。
これは、表面上の気持ちとしては
「疲れてるから休みたい」
の感覚になるんですけど、
でもその疲れの原因が、
肉体的なものというより
精神的なものが原因で疲弊してるとき。
こういうときって、
「じゃあ寝ればいいのかな」
「ダラダラすればいいのかな」
と思いやすいんですけど、
このパターンの場合、そういう
陰の行動（睡眠など）を取っても、
心身は良くなっていかないんですよね。
むしろ、停滞したり、
悪化する場合すらあります
これ、なぜかというと、
主に精神が疲弊してるときというのは、
いくら身体的に休む行動をとっていても
心は緊張したままなので、
休むことに罪悪感を感じたり、
ずっと自分を責めたり、次やることを
考えていたりして結局、心も体も
全然休まっていないからなんです。
睡眠時間は足りてるはずなのに
ずっと疲れてる...寝ても寝ても疲れる...
という場合は、このパターンに
陥っていないか要チェックです
このパターンの場合は、
行動面ではむしろ、
・少し身体を動かしてみる
・友人とご飯に行く
・誰かに話を聞いてもらう
・自分の気持ちを表現する
・好きな趣味に没頭する
などの、どちらかというと
陽の行動を取る方が回復が早いです。
もちろん、
気の進まないパーティに行くとか
無理してまで陽キャっぽいことは
しなくていいんですけど(笑)
自分の気持ちに無理のない範囲で
行動を起こしていくほうが、
結果的に心が緩み、
心身共に本当の意味で「休める」状態に
なります
あと２つ目のパターンに陥ってる人に
とても大事なことは
「好きなことをする」よりも、
「嫌なことをやめる」ことです。
嫌なことをやり続けた状態、
自分に何かしらの無理をさせた状態、
つまり心がずっと緊張したままで
いくら身体だけ休めても
あまり良い変化は望めません。
そういう人はまず、
表面的な「休みたい」ではなく
その奥にある、自分の心が本当に
求めてるものをキャッチすることを
意識してみてくださいね。
どなたかの参考になれば幸いです
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高橋 佳那
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