周りの目が気になって
自分の意見や気持ちが言えない。
人と衝突したり
傷つけてしまうのが怖い。
そんな理由から、
自分を出せない・・・と悩む方が
クライアントさんにとても多いです。
そうなると、人の意見や気持ちに
振り回されてしまってしんどいですよね。
あなたは、いかがですか？
「意見の伝え方」に関しては、
以前書いた記事↓がとても好評だったので、
こちらを参考にしていただくとして。
“自分の意見や本音を言えない”という
悩みの裏側にある心理について
今日は書いてみようと思います。
まずこれは、全ての悩みに
共通して言えることですが
「〇〇したいのにできない」とか
「〇〇したくないのにしてしまう」など
自分で考える望みとは逆の方向に
行動してしまうのには、必ず理由があります。
もっと言うなら、その逆方向の行動は、
無意識ではそれを「選んでいる」
ということです。
例えば、「結婚したいのにできない」
という悩みを持っている人は、
頭は “独身は嫌だ！” と考えていても、
“こんな現実は望んでない！” と思っていても、
「結婚しない」という状態を
無意識に自ら選んでいるということ。
無意識がそれを選ぶには
必ず何らかのメリットがあります。
つまり、自分の本音を言えないとか
つい相手に迎合したり、
他人の意見に振り回されてしまう人にも、
その状態でいることのメリットが
あるはずなんですよね。
いつもセッションで
悩みを紐解いていくときは、
ここを掘っていくことが
肝になっていきます。
じゃあ、自分の意見を言わないことの
メリットって何だと思います？
あなたがもし
自分の意見を言えないタイプだとしたら、
そのメリットは何なのか？を
ぜひ考えてみてください。
ちなみに、
「人を傷つけなくて済む」というのは
ダミーですからね
もうちょっと奥、です。
・・・答えは、出ましたか？
ちなみにこれは決まりきった
正解があるわけではないので、
十人いれば十通り答えがあるんですが、
今まで何人もセッションをしてきて
ダントツで一番多かった答えは
『責任を取らなくて済む』
でした。
自分の意見を言って、それが間違ってたり
ネガティブな結果につながったときに、
自分のせいにされなくて済むし、
責任とってよ！って言われなくて済む...
みたいなね。
これ、もしもドンピシャの本音だった場合、
ご本人は結構、悶絶されます
だって、
人を傷つけたくない... とか、
人と衝突したくない... とか、
人目が気になって意見を言えない...
といった悩みも結局は、
自分の無意識下をみれば
意見を言えないんじゃなくて、
言わないようにしていた...。
なぜなら、
自分が責任を取りたくないから・・・
という、なかなかイタイ自分の本音が
わかっちゃいますからね
自分の無意識のメリットを当てたときって
皆さん、そんな感じになります。
私も山ほど経験ありますから、
気持ちはよくわかります。
（逆に言うと、そんなダメージないとしたら、
ダミーの理由の可能性が高いので気をつけて下さいね）
まぁでも、そこまで自分の心理の
裏側の構造がわかってしまえば、
あとはこちらのものなので。
ちゃんとそれを踏まえて、
じゃあ何を選択していくか？
責任を取る覚悟を決めて
自分の本音を伝える生き方をしたいのか？
それとも、
責任を取らずに
他人軸で生きる生き方を続けたいのか？
それを、今度は自分の意思で
決めていけますからね。
優劣ではなく、正解不正解もなく、
自分で自由に選べばいいと思うのです。
ちなみに「責任を取る」と聞くと
責め立てられる！それは嫌だ！と
ビビってしまう方が多いのですが、
それに関しては別の記事でお伝えしますね。
本来の意味は全然違いますから〜
どなたかの参考になれば幸いです♪
人を傷つける・傷つくの仕組みは
このあたりの記事も読んでみて下さい＾＾
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高橋 佳那
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