これは、カウンセラー、コーチ、
セラピスト、占い師など
アドバイザリー系のお仕事をしてる人
あるあるだと思うんですが
『同じ時期に、同じような相談内容を
複数のクライアントさんから聞く』
っていう。
何故なのかは、わからないけど。
たまに、あるんです。
私は、そういう時、
「ああ、今はこれがテーマなんだな」
とか思うんですけどね。
で、最近のテーマなのか、
別々の講座生さんと
「親への怒り」について
話す機会が続いたんですね。
この、「親への怒り」って。
まぁ、字面だけ見ると、
あーーーハイハイ。
って
流しやすいだろうなと思います。
「それって10代の反抗期の話？」とか。
「毒親に育てられた人の話かな」とか。
「へーーそういう人もいるんだぁ」とか。
サラッと他人事のように
流されやすくて。
なんなら、
「いや、私は別に、
親に怒ってないけど？」
「親には良くしてもらったし。
感謝もしてるし。」
とかってなりやすい。
ただ、私の感覚では、
たぶん日本人の８割以上は
この「親への怒り」を自覚せずに
（でも無意識では怒りを握りしめたまま）
生きてる人がほとんど
じゃないかなぁ、と思います。
で、別にそれでも全然いいし、
生きてはいけるんですけど、
うっかり、自分と向き合って
自分らしい人生を生きようという道へ
踏み込んじゃった人たちは、
もれなく、この
「親への怒り」ミッションと
向き合わされる羽目になります。
向き合わされる、というのは
別に私が強制してやらせてる
わけじゃなくて（笑）
こころの根っこを掘っていくと、
それが出てきちゃうんですよね。
めんどくさいけどね。
しょうがないよね。(￣▽￣)
私も１〜２年？に一度、
定期的に親との関係を見つめ直す
親ミッションが巡ってくる時があって、
そういう時は、
自分の世界をガラッと変える
転換期にいる時が多いですね。
まぁ、心理を少しでも
かじったことのある人なら、
そこは少なくとも過去に一度は
向き合ってきてるはずだし、
その場合は、特に、
「あ、それはもう、終わってるんで。」
「もう解決してるんで。」
ってなりやすいんだけど
でも、「親への怒り」ってね
特に目立った反抗期がなかった人ほど、
自覚するのがすごく難しいんですよ。
心理的に、とっても
核心に近い部分なので、
自分で巧妙に
誤魔化してしまうんです。
だって、私たち（子ども）は、
基本的に、親のことが
大大大好きだから。
その大大大好きな親に「怒る」なんて
なんなら恨んだり、憎むなんて、
とんでもない！！わけです。
そんな事実からは目を背けて、
なかったことにしたい。
だって、それを感じるのは、
痛すぎるもん。
だから、ほとんどの人は
「いや、私は別に、
親に怒ってないけど？」
「親には良くしてもらったし。
感謝もしてるし。」
となるわけですが、
その台詞を言っているときの
声や表情を見れば、
その人が本当に親に感謝してるのか、
それとも怒りに蓋をして、
「感謝してることにしてる」のかは、
私は一発でわかります。
別に、親ミッションは、
やらなくても生きてはいけますが
こちらの記事に書いたみたいに
うっすら、ずーーーっと
しんどい状態から
抜け出したいのであれば、
やると、世界が
かなり変わると思いますよ。
ただ、ひとりでやるのは
（核心を見つけるのは）
ちょっとしんどいというか
難しいかなーー
２〜３ヶ月自分でやって
変化がなかったら、
プロを頼ってみてくださいませ。
私もそこ掘るのは得意なので、
よかったらどうぞ。
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高橋 佳那
（たかはし かな）
【プロフィール】
心の声翻訳家。メンタルコーチ。
20歳で単身アメリカへ渡り、青年育成NPO団体に所属。
アメリカの10代若者の相談役になり、国境や人種を越えた人類共通の心理、悩みの本質に触れる。
帰国後、結婚し長女を出産。夫婦関係の悩みをきっかけに心理学を学び始め、深く自分と向き合う。
向き合った結果、後悔のない人生を本気で生きようと決意し、離婚を経て、2019年に心理カウンセラーとして起業。
現在はメンタルコーチとして会社員や主婦向けだけではなく、経営者向けのコーチングサポート、
グループ講座開催や、コーチ・カウンセラーを育成する活動も行っている。
国分寺市在住。一児の母。シングルマザー。
《保有資格》
NLPコーチング®︎認定コーチ
宿命鑑定士
アクセス・バーズ®︎プラクティショナー
詳しい自己紹介＆わたし歴は▶︎こちら
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