３タイプの中で、
将軍さんの良いところは、
その思考力と冷静さと賢さです。
なにか問題が起きた時に、
とっさに思考を働かせて、
冷静に対処することができる。
それは立派な長所であり、
特に職場など社会生活の中では
重宝される資質でしょう。
ですが時に、その資質が
仇となることもあります。
将軍さんは、「問題解決」を
優先するあまりに
自分の感情を置いてけぼりにする
癖があるからです
※将軍でも特に女王タイプ、
他のタイプでもラプンツェルさんは
その傾向がありそうです
なにか人間関係で
トラブルが起きた時や
心がモヤモヤする時、
将軍さんは、
「どうしてそうなったんだろう？（WHY）」
「どうして相手は○○するのか？（WHY）」
「どうしたらこの問題は解決するんだろう？（HOW）」
「どうしたらこれを乗り越えられる？（HOW）」
などなど
思考を使って、
物事の原因や相手の心理の
分析を始めたり、
解決方法を模索し始めます。
その時、
自分が何を感じているか？には
なかなか注意が向かないのですが
今、何を感じてる？と聞かれて
今、何を（思考で）考えているかを
答えてくれるのは大体、将軍さんです。
まさにその、感情を置き去りにして
抑えていることが、問題をややこしくしたり
長引かせている原因だったりするのです
賢くて、心の知識がある人ほど、
この罠に陥りやすいです。
感情を感じる前に、
目の前の問題を（心理的に）
分析し始めてしまうんですね。
だから、そんな風に
「問題解決」モードに
ハマってしまっている
将軍さんに言いたいのは・・・
泣いてもいいよ。
それが何の解決に
つながらなくてもいい。
悲しいときは、
「わたし」をちゃんと
悲しませてあげて。
辛いときは、
泣かせてあげて。
あなたには
悲しむ権利があるよ。
悲しむのに、理由も
許可もいらないよ。
そして、
怒ってもいいよ。
怒ることは、
「悪いこと」じゃない。
それも大切なあなたの感情。
なにも怒りを、相手に直接
ぶつけなくてもいい。
だけど自分の中でだけ
怒ることくらい、
認めてあげてほしい。
あなたは、人間だから。
喜怒哀楽の感情が出てくるのは
当たり前のこと。
それが、「解決につながるから」
感情を感じるんじゃないよ。
いいじゃない？
悲しい日があっても。
怒る日があっても。
寂しい時があっても。
不安な時があっても。
だって人間だもの。
そういう時もあるよ。
将軍さんは思考に振り回され
チワワさんは感情に振り回され
お花畑さんは自然現象に振り回される
という表現がありました。
その通りだと思います。
きっと、将軍さんの
思考力と冷静さを
チワワさんとお花畑さんは
必要としていて
チワワさんの感情豊かさと
周りを巻き込む求心力に
将軍さんとお花畑さんは
憧れていて
お花畑さんの
純粋さと繊細な表現力に
将軍さんとチワワさんは
癒されているのです。
それぞれが、それぞれに
必要なものを持っていて
足りないものを補い合っている。
それぞれが、それぞれの
良いところを見習って
少しだけ自分に取り入れることが
出来るようになったら。
いい具合にバランスが取れて
生きやすくなってくる、
のだと思います
世界は上手くできてますね。
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七咲佳那