魂の喜び研究家、
心理カウンセラーの七咲佳那です。
引き続き、アメリカ編。
私は20歳、旦那さんは19歳で
結婚届を提出して、
永住権(グリーンカード)を申請します。
が。
このグリーンカード(通称:GC)が
まーーー時間(と手間とお金)
かかった!!
一番最初は2年間の期限付きが
貰えるのですが、それすらも
届くまでに約1年かかりました。
トランプ大統領になって、
今は更に厳しくなっているらしい…
その申請期間中は
アメリカ国外に出られないんですよね。
つまり、どんなに日本が恋しくなっても
日本には帰れない!!
結婚をすると決める前に、
アメリカに骨を埋める覚悟までした
私でしたが
さすがにこの最初の1年は
文化の違いや言葉の壁に
ぶつかりまくり、
ひたすら孤独感との闘いでした。
旦那さんはとても優しい人だったけど
なんせお互いにまだ幼く…
私の精神不安定さも相まって
徐々にすれ違いと、
衝突が増えていきました。
きっと日本国内なら、
私がそこまで孤独感やストレスを
感じることもなく
友達と遊んだり、好きなことをして
自分を満たせていたのかもしれない。
でもその頃の私は、
「自分で自分を満たす」ということすら
よく分かっていない上に
言葉の壁、文化の壁が立ちはだかり、
何をするにもそれらが邪魔をして
GCが届くまでは正式に仕事もできず
学校にも通えずで
出来ることがすごく限られていた…
(ように感じていた)。
アメリカ人の友達はいたけど、
最初はそんなに深い話までは
できなかったしね。
その頃の私を振り返ってみると、
自分で自分を満たすことができず
毎日の孤独感と精神的な飢餓感を
すべて旦那さんに
満たしてもらおうとしていた、
典型的な
「重い女」でした。
(アイタタタ…書いてて痛い)
つまり、旦那さんにだけ
極端に依存するように
なってしまっていたんです。
ちなみに書いておくと、
私の場合、海外という特殊な環境が
それを助長させたのだとは思うけど
それでも私の「依存体質」は
元からあったと思います。
それが海外生活がきっかけで
単に表面に出てきただけでね。
だから、彼氏やパートナーに
極端に依存してしまう人の
気持ちはよく分かるし
彼/旦那さんの一挙手一投足に
振り回されてしまうのも、
ついつい顔色伺ってしまうのも
心の仕組みは同じだと思う。
「重い女」になりたくない
彼に「重い」って思われたくない
彼の負担になりたくない
彼に嫌われたくない
そんな風に感じてる女性はきっと
これから私が書くことに
共感してくれるんじゃないかな。
私は当時、自分の心の中には
大きな大きなブラックホールが
あるように感じていて
旦那さんに何をしてもらっても、
どんな愛情表現をしてもらっても、
他の人にどんな言葉をかけられても、
もらった愛情は瞬時にその
ブラックホールに飲み込まれて、
また次が欲しくなる。
とにかく寂しくて仕方ない、
でも何をしても全然満たされない、
そんなキリがない状態でした。
気分転換やストレス発散を試みても
それは本当に一時的なもので、
すぐにまた虚しくなる、の繰り返し。
どうしたらこのブラックホールのような
心の穴が埋まるのか分からなくて、
自分でも途方に暮れていました。
んでね、今なら分かるの。
その、与えても与えても
女性が満たされない、幸せにならない
という状態が
いかに男性の自尊心を傷つけ、
男としての自信を失わせるか。
当時はそんなこと、
微塵も分からなかったけどね!
まあ初代旦那さんが
経済面でも精神面でも
いろんな意味で幼かったのは確かだし
私にとっては異国の地で、
ほぼ放置されてたこともあったし
(彼の家族と同居してるのに彼は家にいない、とか)
そもそも十分に「与えられてた」とも
言えないんだけど(笑)
まあそこはお互い、若すぎた
の一言に尽きるけれども
それでもやっぱり、
「自分が幸せで在ないこと」が、
まさか男性を傷つけてるだなんて
その頃はそんな自覚ゼロだったのです。
だけど、こういうことを書くことで
自分のことを「重い女」、
「ブラックホール女」だと
自覚してる人に
私は彼を傷つけてるんだ…(T_T) って
自分責めしてほしいわけでは全くなくて。
そうじゃなくって、だからこそ、
あなたがあなたを幸せにすることが
何よりも先決で最優先事項なんだよ!
女性が満たされて
勝手に幸せで在ることが
そのまま男性の自信と幸せに
つながっているんだよ!
ということを何より伝えたいのです。
本当に彼のことを想うなら、
彼を幸せにしたいなら、
彼のことは放っておいて
まず自分自身を幸せにしよう。
このブログでも口を酸っぱくして
伝え続けている理由はここにあります。
長くなったので、後編に続きます。
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