【フランス語版予告編 Aline Bretsine チャンネル 2015/4/12:3分42秒】
【作品紹介:「映画.com」及び「Wikipedia」より引用。】
フランスの民謡「ファンファン・ラ・チューリップ」をモチーフに、「パルムの僧院」でもフィリップと組んだクリスチャン=ジャックが監督を務めた、18世紀フランスを舞台に騎士と美女が繰り広げる冒険と恋の行方を描き、人気俳優ジェラール・フィリップの代表作となった冒険活劇。
ジェラール・フィリップが主人公のプレイボーイ、ファンファンを演じる。ファンファンの相手役のアドリーヌ役には「夜ごとの美女」のジーナ・ロロブリジーダ。フィリップは本作をきっかけに「ファンファン」の愛称で世界中から親しまれるようになった。
1952年 第5回カンヌ国際映画祭で監督賞、第2回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した。
【あらすじ:「ジェラール·フィリップ生誕100年映画祭 公式サイト」(⬆)より引用。】
18世紀のフランス、アキテーヌ地方。美しいジプシー娘に扮したアドリーヌ (ジーナ・ロロブリジーダ) にのせられ、田舎の野心あふれる若者ファンファン (ジェラール・フィリップ) は軍隊に入隊。アドリーヌより告げられた運命の恋と名誉を得ようと俄然はりきる。
ある日、襲撃されそうになった王女の危機を救ったファンファンは王女のことが忘れられず、友人の“腕自慢”と共にお城に入り込み、捕らえられてしまう。すっかりファンファンに恋してしまったアンドリーヌは国王に掛け合い二人を助けるが、国王の執拗な誘いに修道院へと逃れる。彼女を助けようとしたファンファンが入り込んだ地下道は、何と敵軍オーストリアの司令部へと通じる秘密の通路だった……。果たしてファンファンとアンドリーヌの運命は……!
【結末までのネタバレありのあらすじ:「Wikipedia」をご参照下さい。】
【感想】
「ジェラール·フィリップ生誕100年映画祭 (⬆)」2作目の鑑賞作品は、ジェラール·フィリップのニックネーム" ファンファン"の謂れとなった痛快時代冒険活劇である。まあ、小難しいことを言う様な作品ではなく、ジェラール·フィリップの美男ぶりと剣⚔を振り回しての活劇を楽しめば良い娯楽作。ジェラール·フィリップ自体は、どちらかと言うとシリアスで悩める青年的役が多いと思うので、ここまで脳天気なジェラール·フィリップは貴重。ワイヤーアクションやCGなど無い時代。スタントダブルは使っているとは思うが、自身が演じていると思われるアクション シーンも多く、1世代後のアクション スター、ジャン=ポール·ベルモンドの元祖と言って良いかもしれない😆。
【スタッフ·キャスト等:「映画.com」(⬆)及び「Wikipedia」(⬆)より引用。】
スタッフ
監督:クリスチャン=ジャック
脚本:アンリ·ジャンソン、ルネ·ウェレル、ルネ·ファレ、クリスチャン=ジャック
撮影:クリスチャン·マトラ
美術:ロベール·ジス
音楽:ジョルジュ·バン·パリス、モーリス·ティリエ
キャスト
ファンファン:ジェラール·フィリップ
アドリーヌ:ジーナ·ロロブリジーダ
ポンパドゥール夫人:ジュヌヴィエーヴ·パージュ
アンリエット王女:シルヴィ·ペライオ
ルイ15世:マルセル·エラン
上映時間·公開日
上映時間:1時間40分
フランス公開日フランス:1952年3月20日
日本公開日🇯🇵:1953年1月24日
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鑑賞日:2022年12月3日
場所:シネ·リーブル池袋
【ジェラール·フィリップ主演主要作品】
「肉体の悪魔」(1947)
「パルムの僧院」(1948)
「美しき小さな浜辺」(1949)
「悪魔の美しさ」(1950)
「輪舞」(1950)
「ジュリエット あるいは夢の鍵」(1951)
「花咲ける騎士道」(1952)
「夜ごとの美女」(1952)
「狂熱の孤独」(1953)
「しのび逢い ムッシュ·リポアの恋愛修行」(1954)
「赤と黒」(1954)
「夜の騎士道」(1955)
「戦いの鐘は高らかに」(1956)
「奥様ご用心」(1957)
「モンパルナスの灯」(1958)
「勝負師」(1958)
「危険な関係」(1959)
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