ー 空手を始める人のために ー 福島県郡山市の空手先生奮闘記 -3090ページ目

自分のこと 6

誰にでもできる・堤下空手教室



ウェイトトレーニング 2



先にも書きましたが、
私は先天性の脊椎分離症で生まれながらに腰椎の四番が欠けています。


小学生くらいの頃は相撲クラブで鍛えていて自分の腰はとても強いと過信するほどに自信があったのですが、

空手を始めてから自分の腰がこんなにも弱く、自分がこれから進む夢の足をこんなにも引っ張る存在になろうとは露ほども思いませんでした。



フ~ン(`・∧・´)



極真空手を始めてから出場した


福島県初の
弟一回高校空手道選手権大会で


準優勝をして、来年は絶対に優勝しようと意気込んで
これまで以上に稽古量を増やしていた時に腰に鋭い痛みを感じました。

(雷が墜ちて脳みそが直接痺れるようなとでも申しましょうか…)



その瞬間…



目の前が暗くなり痛みで立っていられずその場に疼くまってしまいました。




先輩に車で家まで送って頂き、

次の日に整形外科へ診察に行きレントゲンを撮影して診察してもらい、


初めて自分が先天性脊椎分離症だとわかったのです。


病院では湿布をもらい帰宅しました……


私は二、三日ですぐに回復すると思っていたのですが、それから一週間以上痛みで動くこともできず、トイレに行くときも歯を食いしばって激痛に堪えながら行くほどでした。



それから10日くらい経ち
やっと日常生活ができるように回復した私は


すぐに今まで寝たきりで遅れてしまった稽古の分を取り戻そうと焦っていました。



先輩からは

「稽古を一日休むと三日分後退する」

と聞かされていて、

その言葉を信じていたので、

こんなに寝たきりで稽古を休んでいたのだからずいぶんと後退してしまった……


こんなことでは優勝できないかもしれないと、

これまで以上の稽古をしようと取り組んだ初日の稽古で、


また激痛が走り痛みが再発してしまいました。



結局それからまた10日ほど寝たきりで…


回復してからは注意をしながら稽古量を上げていったのですが、



今度は弟二回の高校大会の三日前に風邪で高熱を出してしまい、


出場するか欠場かを熟考した末に


「一年間この日のために頑張って来たんだから、欠場をしたら一生悔いが残る」


と思い



これまで風邪などで熱が下がるときは薬を飲んで汗を掻いたときだと、


子供の頃からの経験で思い込んでいたので


「汗を掻いたら熱は下がる!」


もうこれしかないと



大会当日の朝早く
道場へ行きストーブを一つとヒーターを二つ着けて、

厚着をして毛布に包まってこれから戦う緊張感とともに一時間くらいじっとしていました

(気分は明日のジョーの力石徹です、笑)



先輩が道場へ迎えに来てくれた頃にはビチョビチョに汗を掻いて、

なんか熱が下がって治った気がしたのですが、


開会式の選手宣誓も頭がボーっとして間違え、

一回戦はシードで、二回戦から試合だったのですが、試合が始まったらなんとかなるさと思っていた考えとは裏腹に、


身体が夢の中を歩いているようにフワフワで力が入らず、息も最初から上がってしまい…


結局判定で負けてしまいました………



試合後に先輩から…


「なんで誰もいない方を蹴っていたの?」


とか言われたのですが、
自分ではちゃんと正面を蹴っていたつもりなんですけどね

(やはり三半器官が狂っていたのでしょうね…笑)



結局、

私に勝った彼が大会は優勝したので、熱のせいで負けたとは思っていません。、


二回の腰痛と高熱と大会でとても印象に残る一年になったのですが……



このあともっと×②腰痛に悩まされ続けるのでした。


(´Д`)イタイヨ~




誰にでもできる・堤下空手教室

空手着

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空手着……


この30年でどれだけ買い替えたことでしょう。




私の商売道具であり




勝負着ですから





毎日着用していることもあって
すぐにボロボロになってしまいます。



マタカ…( ̄▽ ̄;)





初めての空手着が破けたときは
かなりショックで凹みました

自分の汗と努力が染み込んだ
この空手着で上を目指すんだと意気込んでいましたから……


当たり前ですがそこで初めて

空手着は破けるんだ!

と再認識した模様でして(笑)


ひらめき電球ひらめき電球(´・ω・`;)





さて…

その空手着ですがあの形なにかに似ていますよね?





そうひらめき電球




柔道着です!





柔道着を模倣して現在の形の空手着を作成したのだという説は結構有力みたいです。



空手着の色は 「白」




アメリカン空手とかは

赤・ 黒・ 青・ 合衆国旗柄

などいろいろとあるようですが……



空手着はやっぱり 「白」

その「白」ということにも意味があるらしく…

(後付けの可能性が高いですが、笑)




真っ白い空手着は汚れなき純粋な心や魂の象徴であるとか…



切腹をする侍が着た死装束の「白」を表現したとか…


切腹自体の意味合いを考えるとどちらも似たような感じなのですけどね



私は死装束としての意味合いがとても好きです。
闘いの場に出向く時にとても気持ちを切り替えやすいので………



生徒にもそういう意味合いで伝えています。



現在の空手着はオーダーメイドで数万円する大変高価なモノもあるみたいですが、消耗品なので貧乏な空手の先生には縁がありませんし、もし貰ってももったいなくて着れないかもです(笑)



一般の空手家が気軽に着れない空手着って………


なんか違和感があります…



空手着の話でした。

ε≡ヽ( ・ω・)ノ




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ウェイトトレーニング 2

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前回からウェイトトレーニング 1




ヒンズースクワットの回数が多くなってきて、


このあと回数を増やして行っても際限がなくなってしまうのと、



自分の肉体が鍛えられているのか?


あんまり判らなくなってきてしまったので、



私は新しいやり方を模索することにしたのでした。





それは………





空手の帯に
バーベルのプレートを通して、



それを腰にぶら下げてスクワットをするというものです。




そのまんまスクワットを行うと、



しゃがんだときにプレートが地面にぶつかってしまうので



両足の位置に
コンクリートブロックを



五枚ずつ重ねて足場を高くして行いました。

(解りずらくてすいません)




ウェイトトレーニングをやられている方なら、



なんでバーベルスクワットをしないんだ?



と思われる人がいるでしょうが、



私は先天的な脊椎分離症で

腰椎の四番が生まれながらに欠けているそうです。



そのせいで肉体の追い込み方を
間違えると腰をやってしまい
寝たきりになってしまうのです。





ですから


バーベルスクワットもやってはいたのですが無理のない範囲で行っていたので、


肉体を追い込むようなトレーニングにはなりませんでした。




腰に爆弾を抱えている状態でも自身を追い込んだトレーニングをするために、



この腰にバーベルプレートをぶら下げてスクワットを行うという方法にたどり着いたのです。

(重心が腰の位置より上にあるか?下にあるか?で腰への負担が全然違います)




最初は




5㌔で1000回からスタートして、




最終的に




50㌔で500回に落ち着きました。





このやり方は結構効いてよかったのですが、





なにが辛いって………





腰に帯をかけている部分



腸骨の表面の皮がズル剥けて血だらけになるんです…



これは結構痛かったです。



最初はいいんです。



しかし




三日に一回のペースで
このトレーニングをしていたので、



次のトレーニング日には
出血したところが瘡蓋(かさぶた)になり


トレーニングを行うとすぐに瘡蓋が剥げて出血します。




これが痛いのなんの…




イテテ(>_<)




筋トレというよりも




痛みに堪えるSMトレーニングという感じでした(笑)




自分で考えるトレーニングは必ずどこか抜けているのですが、




そういう



創意工夫のトレーニングの中でしか学べないようなこともたくさんあるので面白いです。





こういうトレーニングを生徒に勧めることはしませんが、




私は先天性の脊椎分離症であっても空手の道を諦めることはしたくありませんでしたので、いろいろと足掻きました。




自分がどういう状態にあっても


夢を諦めずに創意工夫をして前に進む姿勢は



道場生の皆さんも身につけてもらえたらなと思います。



やらなくていい言い訳ではなく

やるための努力を……




誰にでもできる・堤下空手教室