ー 空手を始める人のために ー 福島県郡山市の空手先生奮闘記 -3088ページ目

空手の稽古

誰にでもできる・堤下空手教室



一般的に空手の稽古は



基本稽古 ・ 移動稽古 ・ 型 ・

約束組手 ・ 組手稽古



があります。



これにギアトレーニング

(キックミットやサンドバック等の道具を使用したトレ-ニング)と



補強トレーニング 、部位鍛練

(マキワラや砂袋を拳足で打つ稽古)



等が一般的です。




そして上記の稽古内容を毎回の稽古で全て行う通し稽古をしている道場や




組手稽古やギアトレーニングを中心に組手競技で結果を残すことにこだわった稽古内容の道場




型競技で成績を残すために型や移動稽古、基本稽古を中心に行う道場




または競技とは無縁に淡々と全ての稽古内容をバランスよく取り入れながら鍛練していく武術的要素の強い空手道場



等いろいろとあり、稽古内容の
主軸はそこの道場の責任者の方向性で決まって来ます。


イロイロアルナ~(゜∀゜)


ですから同じ流派であっても


道場によって技術体系は同じであっても、


理念と方向性の相違による稽古内容の差異がでます。



その稽古の積み重ねによって出来上がった空手は


同じ空手とは思えないほどに

違いを醸し出しているような場合もあるくらいです。


(´・д・`)オリャ



ですから

これから空手を始められようとしている皆さんは、そういうポイントをきちんと押さえられて見学などに行かれるとよろしいかと思います。



以前の記事です。道場探し




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護身術

誰にでもできる・堤下空手教室



近年は非常に物騒な世の中になりました。


昔から酷い事件というのはありましたが、現代は事件の発生率自体が増えています。



キラ~ン(-_-メ)



そんな物騒な世の中だからこそ護身術として女性が空手を学ばれることにはとても賛成です。




しかし……




いろいろなところでも提唱されているような、




もし相手が殴って来たらどうする?




もし相手が腕を掴んで来たらどうする?




というのは少し違うような気もします。




そういう対処方法は私のところでも教えて練習させていますが…
(矛盾していてすいません、笑)




そういう対処方法は





知らないよりは知っていたほうがいい、






使えないよりは使えたほうがいい






というレベルでしかないのではないかなと思います。




一番怖いのはそういうテクニックを学んだ女性が





「私は護身術を学んでいるんだから怖いことはない」





というように慢心して



危機管理能力が低下してしまうことです。





どんなに強くても女性は女性です。




男とは身体の作りも力も違います。




男が女性よりも優れていることは暴力であると言われる説があるくらいですから、


素人のモヤシのような男性でも本気になったら恐ろしいものだと自覚され、




孔子も言っているように




「君子危うきに近寄らず」



を実践されることが護身術の第一歩だろうと考えます。





そういう突発的な出来事は用意ドンで始まる試合とは違います。




狙った人間と狙われた人間では、

狙われた人間が圧倒的に不利だということを知るべきです。




そして空手を護身術として学ぶ女性が一番に身につけてほしいことは



そういうアクシデントに遭遇してしまったときに、


パニックにならずに落ち着いて、

冷静に対処していけるような精神力とセルフコントロールを学んで欲しいと思います。



護身術とは戦って勝つことではなく、

身を護りながら安全に回避をすることです。



女性の皆さんは夜道を歩くときや、人通りの少ないところを歩くときは気をつけて下さいね。



自分だけは大丈夫と思う
その心が一番の敵になりますよ。



エッヘン(*'へ'*)




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道場破り? 3

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私が青帯(7級)のときに道場で
同期の仲間達と自主練をしていたときに


道場のドアがガラガラと開き若者(大学生くらい)が入って来てました。




入って来てしばらく

我々の稽古を見学していたのですが、


いきなり





「俺と戦ってくれ!」





と言いだしました。






これはもしかして道場破り?




ーキター(゜∀゜ )ー




そのときの我々は青帯(7級)
しかいなかったので負けたら
どうしよう?と仲間打ちで話し合いをしました。



我々はよく先輩から


「なに色の帯だろうが、戦って負けたら、相手は極真空手に勝った!と言い触らすんだから戦ったなら絶対に勝て!」


と教えられていました。






その場にいたのが私を含めて四人、

みんな同級生の同じ帯です。



唯一、わたしだけが他流派の茶帯を持っているという程度でした。




そして協議した結果…



せっかくのいい機会なので
その申し出を受けることにしました。



私が15才の「春」の頃の話です。






こういう類いの人に出会ったのはこのときが初めてだったのですが、


空手修行を重ねて行くと必ず「春」になると決まって変な人が道場にやって来るということが統計で判ってきて………



「今年も暖かい時期になって来たからまた変なの来るのかな?」




というのがいつしか

道場生間の合言葉のようになっていきました(笑)






話は戻り…





その大学生くらいのお兄さんと戦うことになったのですが、




「どんな感じでやりますか?」




と聞くと





「あんまり強くなく…」





と言います。






私も15才で極真ではまだ青帯でしたから、内心怖かったですしドキドキしていたので少し「ホッ」としながらも




私も沖縄空手では黒帯直前までいっていたこともあり、内心なんとかなるだろ………

という気持ちがあったことも事実です。





「じゃあそういう感じで………」




と曖昧な感じで戦いが始まりました。





私は蹴り技を出しやすい
いつもの組手のスタイルで構えましたが、






相手は………………





不思議な構えをしています。





でもどこかで見たことがあるような…………








ハッ( ̄▽ ̄;)!









ジャッキー・チェンの映画の中で見た〇〇拳のような構え…………








私の前でクネクネと妖しく動いています。







ウッ(-.-;)









…………………………









自分からはいっこうに攻めてこようとしません。













…………………………














チッ(-.-;)










妖しい時間が流れ…









仲間の「ファイト~」の声が虚しく道場内に響きます。










では……




私から攻めようと前に出ると
サッサッサッ~と距離を空けます。









そしてクネクネと同じような動き………









クネクネ~(・ω・;)~クネクネ









この妖しい動きで私の何かを吸い取っているのか?


RPGの「ドラゴンクエスト」に
そんなモンスターがいたような…………








(・ω・ヽ;)il||li









一瞬そんな思いが頭を過ぎりましたが、




そんなわけありません……………(-.-;)







「戦う気あんのか?」








だんだんとイライラとしてきて







「シュッ!」







と上段廻し蹴りを放ったのですが、かわされたのでそのまま下段廻し蹴りで相手のケツを思いっきり蹴り飛ばしました。








「パン!」








ケツに綺麗に下段廻し蹴りが入り道場内に甲高い音が響きます。








その途端……








クネクネした妖しい構えを解き、私のほうへ歩み寄り






破顔一声







「強いですね~ありがとうございました」








彼は爽やかな笑顔を残して道場からすごい速さで消えて行きました。









………………………










いったい………( ̄▽ ̄;)









彼は何がしたかったんだ………









その場に残された私と仲間達は




不思議な虚無感に包まれたのでした。










昔々の話でした……

フゥ(´・ω・`)





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