道場破り? 3
誰にでもできる・堤下空手教室
私が青帯(7級)のときに道場で
同期の仲間達と自主練をしていたときに
道場のドアがガラガラと開き若者(大学生くらい)が入って来てました。
入って来てしばらく
我々の稽古を見学していたのですが、
いきなり
「俺と戦ってくれ!」
と言いだしました。
これはもしかして道場破り?
ーキター(゜∀゜ )ー
そのときの我々は青帯(7級)
しかいなかったので負けたら
どうしよう?と仲間打ちで話し合いをしました。
我々はよく先輩から
「なに色の帯だろうが、戦って負けたら、相手は極真空手に勝った!と言い触らすんだから戦ったなら絶対に勝て!」
と教えられていました。
その場にいたのが私を含めて四人、
みんな同級生の同じ帯です。
唯一、わたしだけが他流派の茶帯を持っているという程度でした。
そして協議した結果…
せっかくのいい機会なので
その申し出を受けることにしました。
私が15才の「春」の頃の話です。
こういう類いの人に出会ったのはこのときが初めてだったのですが、
空手修行を重ねて行くと必ず「春」になると決まって変な人が道場にやって来るということが統計で判ってきて………
「今年も暖かい時期になって来たからまた変なの来るのかな?」
というのがいつしか
道場生間の合言葉のようになっていきました(笑)
話は戻り…
その大学生くらいのお兄さんと戦うことになったのですが、
「どんな感じでやりますか?」
と聞くと
「あんまり強くなく…」
と言います。
私も15才で極真ではまだ青帯でしたから、内心怖かったですしドキドキしていたので少し「ホッ」としながらも
私も沖縄空手では黒帯直前までいっていたこともあり、内心なんとかなるだろ………
という気持ちがあったことも事実です。
「じゃあそういう感じで………」
と曖昧な感じで戦いが始まりました。
私は蹴り技を出しやすい
いつもの組手のスタイルで構えましたが、
相手は………………
不思議な構えをしています。
でもどこかで見たことがあるような…………
ハッ( ̄▽ ̄;)!
ジャッキー・チェンの映画の中で見た〇〇拳のような構え…………
私の前でクネクネと妖しく動いています。
ウッ(-.-;)
…………………………
自分からはいっこうに攻めてこようとしません。
…………………………
チッ(-.-;)
妖しい時間が流れ…
仲間の「ファイト~」の声が虚しく道場内に響きます。
では……
私から攻めようと前に出ると
サッサッサッ~と距離を空けます。
そしてクネクネと同じような動き………
クネクネ~(・ω・;)~クネクネ
この妖しい動きで私の何かを吸い取っているのか?
RPGの「ドラゴンクエスト」に
そんなモンスターがいたような…………
(・ω・ヽ;)il||li
一瞬そんな思いが頭を過ぎりましたが、
そんなわけありません……………(-.-;)
「戦う気あんのか?」
だんだんとイライラとしてきて
「シュッ!」
と上段廻し蹴りを放ったのですが、かわされたのでそのまま下段廻し蹴りで相手のケツを思いっきり蹴り飛ばしました。
「パン!」
ケツに綺麗に下段廻し蹴りが入り道場内に甲高い音が響きます。
その途端……
クネクネした妖しい構えを解き、私のほうへ歩み寄り
破顔一声
「強いですね~ありがとうございました」
彼は爽やかな笑顔を残して道場からすごい速さで消えて行きました。
………………………
いったい………( ̄▽ ̄;)
彼は何がしたかったんだ………
その場に残された私と仲間達は
不思議な虚無感に包まれたのでした。
昔々の話でした……
フゥ(´・ω・`)
誰にでもできる・堤下空手教室
私が青帯(7級)のときに道場で
同期の仲間達と自主練をしていたときに
道場のドアがガラガラと開き若者(大学生くらい)が入って来てました。
入って来てしばらく
我々の稽古を見学していたのですが、
いきなり
「俺と戦ってくれ!」
と言いだしました。
これはもしかして道場破り?
ーキター(゜∀゜ )ー
そのときの我々は青帯(7級)
しかいなかったので負けたら
どうしよう?と仲間打ちで話し合いをしました。
我々はよく先輩から
「なに色の帯だろうが、戦って負けたら、相手は極真空手に勝った!と言い触らすんだから戦ったなら絶対に勝て!」
と教えられていました。
その場にいたのが私を含めて四人、
みんな同級生の同じ帯です。
唯一、わたしだけが他流派の茶帯を持っているという程度でした。
そして協議した結果…
せっかくのいい機会なので
その申し出を受けることにしました。
私が15才の「春」の頃の話です。
こういう類いの人に出会ったのはこのときが初めてだったのですが、
空手修行を重ねて行くと必ず「春」になると決まって変な人が道場にやって来るということが統計で判ってきて………
「今年も暖かい時期になって来たからまた変なの来るのかな?」
というのがいつしか
道場生間の合言葉のようになっていきました(笑)
話は戻り…
その大学生くらいのお兄さんと戦うことになったのですが、
「どんな感じでやりますか?」
と聞くと
「あんまり強くなく…」
と言います。
私も15才で極真ではまだ青帯でしたから、内心怖かったですしドキドキしていたので少し「ホッ」としながらも
私も沖縄空手では黒帯直前までいっていたこともあり、内心なんとかなるだろ………
という気持ちがあったことも事実です。
「じゃあそういう感じで………」
と曖昧な感じで戦いが始まりました。
私は蹴り技を出しやすい
いつもの組手のスタイルで構えましたが、
相手は………………
不思議な構えをしています。
でもどこかで見たことがあるような…………
ハッ( ̄▽ ̄;)!
ジャッキー・チェンの映画の中で見た〇〇拳のような構え…………
私の前でクネクネと妖しく動いています。
ウッ(-.-;)
…………………………
自分からはいっこうに攻めてこようとしません。
…………………………
チッ(-.-;)
妖しい時間が流れ…
仲間の「ファイト~」の声が虚しく道場内に響きます。
では……
私から攻めようと前に出ると
サッサッサッ~と距離を空けます。
そしてクネクネと同じような動き………
クネクネ~(・ω・;)~クネクネ
この妖しい動きで私の何かを吸い取っているのか?
RPGの「ドラゴンクエスト」に
そんなモンスターがいたような…………
(・ω・ヽ;)il||li
一瞬そんな思いが頭を過ぎりましたが、
そんなわけありません……………(-.-;)
「戦う気あんのか?」
だんだんとイライラとしてきて
「シュッ!」
と上段廻し蹴りを放ったのですが、かわされたのでそのまま下段廻し蹴りで相手のケツを思いっきり蹴り飛ばしました。
「パン!」
ケツに綺麗に下段廻し蹴りが入り道場内に甲高い音が響きます。
その途端……
クネクネした妖しい構えを解き、私のほうへ歩み寄り
破顔一声
「強いですね~ありがとうございました」
彼は爽やかな笑顔を残して道場からすごい速さで消えて行きました。
………………………
いったい………( ̄▽ ̄;)
彼は何がしたかったんだ………
その場に残された私と仲間達は
不思議な虚無感に包まれたのでした。
昔々の話でした……
フゥ(´・ω・`)
誰にでもできる・堤下空手教室