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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「承認欲求」について。
皆さんは、テレビを見ますか?
どんな人物がテレビに出ていることがありますか?
私は朝、ワイドショーを3つほどはしごします。
局は違っても、取り上げるものは、
殆ど同じであることが多いです。
流行?のことについては、
連日同じことについて取り上げられ、
中には誰がこれについてそんなに知りたいんだろう…?
と、思うことがあります。
最近では、大谷翔平選手について、
大記録が間近ということもあって、ほぼ見ない日はありませんよね。
ベタですが、本当にすごい人だと思います。
多くの人が活躍を期待し、
多くの人が賞賛しています。
最近、同じくらいテレビに露出しているなぁと思う人物がいます。
そうですね。
例の県知事です。
ベタですが、本当にヤバい人だと思います。
多くの人が批判し、
多くの人がうんざりしています。
やっていることは、
ほぼ真逆なのに、同じくらいメディアが注目しているという状態。
人間の承認欲求に関しての態度と、道理に適っているなとも思いました。
明暗どちらかに転びやすい、人間の欲求のひとつ「承認欲求」。
認められたい、知って欲しい、褒められたいといった欲求です。
人間には承認欲求に対しての段階があります。
①賞賛
いわゆる「善い行い」「道徳的」「価値ある行動」、
などによっての承認です。
②注意喚起
賞賛と同じくプラス行動ですが、より意図的な承認を求める行動です。
ときには過剰・過激になったり、規範の逸脱も辞さないです。
③権力争い
誰かに勝つとか、誰かを落とすことで得る承認です。
自己の優位性を誇示して特別感を得ます。
④復讐
マイナス行為で、他者に対する敵意を明示します。
他者に苦痛を与えることで、自己の存在価値を感じます。
⑤無能の証明
自己の能力を過小評価して、自己否定をします。
悲劇の主人公になったり、人に世話をやかせて満たされます。
人によって大なり小なりの差はありますが、
誰もが持ってしまう感情があると、
心理学者アドラーはいいます。
「自分は特別でありたい。」
人は"普通"ということを物足りないように扱いがちですが、
そうではないとアドラーはいいます。
"普通である勇気"が必要だと。
例の県知事の承認欲求は、もう異常なほうにズレこんでいるのかもしれません。
承認欲求に駆られると、人間は異常な行動をとってしまうのです。![]()
いつも有難うございます。

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