フランケンシュタインはモンスターだった? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「生育」について。

皆さんは、「怪物くん」という漫画を知ってますか?

実写の映画にもなっている作品ですね。

 

怪物くんは、怪物の王国の王子で、

側近に3人のモンスターがいます。

ドラキュラ、狼男、フランケンです。

さて、この3番目のモンスターのフランケンシュタイン、

とても有名なモンスターですが、ストーリーをご存知でしょうか?

 

イギリスの小説家、メアリー・シェリーが1818年に出版した小説です。

 

フランケンシュタインというのは、科学者の名前です。

フランケンシュタインは、「理想の人間」の設計図を完成し、

人間の死体を使って、つなぎ合わせて怪物を造りあげます。

 

怪物は、強靭な肉体と、優しさや高い知性まで持ち合わせます。

ところが、死体をつなぎ合わせて創られたため、

見た目はとても醜い風貌でした。

優しさと知性溢れる怪物でしたが、

その見た目から、先入観で嫌われたり怖れられ、

川で少女を助けたときなどは、銃で撃たれ、

罪を被せられたりと理不尽な目に遭います。

 

やがてフランケンシュタインは後悔し、そんな怪物を見捨てて逃げます。

怪物はフランケンシュタインを探して、

自分と同じタイプの女性型の怪物を創らせようとするのでした…。

 

…という感じの物語です。

 

こうやって見てみると、

もともとはモンスターでは無いことがわかります。

怪物を怪物にしてしまったのは…。

 

□見た目による差別

□先入観による誤解

□理不尽な迫害

□見捨てた親(科学者)

 

によって怪物になってしまったことがわかります。

 

つまりは、怪物かどうかは、

心が怪物になってしまったかどうかということではないでしょうか。

そしてそれは周囲が怪物を育てあげたということです。

 

これは、フランケンシュタインの物語においてのことだけじゃないですよね。

 

私たちは、人と関わりながら育てられ、

それと同時に誰かを育てています。

星の王子さまに出てくるキツネが言うところの、

"関わったものの責任"というのは、そういうことでしょうね。虹
 

 

 

いつも有難うございます。

心がダークサイドのときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

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