絶対的に失敗してはいけないと思ったときのデメリット | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「失敗」について。

皆さんは、完璧主義ですか?

そうでもないですか?

 

私たちは、しばしば新しいことをしてみたり、

緊張感の微塵もなく、いつものことをしてみたりします。

 

その際に、避けて通ることが出来ないのが、

「失敗」ですね。

生涯失敗したことが無い人なんていないですよね?

 

【失敗】…物事をやりそこなうこと。方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。

 

こういった意味からも、

経験したい人なんていないですよね。

 

また、子供というのは、

"できない"

ということが大前提ですよね。

 

話す、歩く、自転車に乗る、縄跳びを跳ぶ、

だから子供というのは、失敗というものが日常的です。

ひとつの失敗から受けるダメージが少ないです。

 

ところが、大人というのは、

"できる"

ということが大前提になりがちですよね。

 

驕りともいえなくはないですね。

だから大人というのは、失敗を極力しないようにします。

事によっては、ひとつの失敗から受けるダメージは大きいです。

 

「失敗」をしないようにすることは、

大人になっていく過程や、大人になってからも、

周囲から求められることです。

 

しかし、"絶対に失敗したくない"と、

念じすぎると、デメリットは意外と多いものです。

 

①準備に時間と労力をかけ過ぎる

 

もちろん準備に時間と労力をかけたほうがいいこともあります。

しかし、失敗というものを怖れ過ぎた場合、

他者から見て「そこまでしなくても…。」ということまでしてしまいます。

 

なんでもかんでも労力と時間をかけたその先は…。

そうぞうがつきますよね。

心身の疲弊がやってきます。

 

②行動することへのハードルが上がる

 

失敗に対する恐れが強いと、

「こうなってしまうかもしれない。」「ああなってしまったらどうしよう。」

こういったことへの妄想パターンは膨大になります。

 

実際には起き得ないようなことも、

本人にとっては、リアルな危険になってしまいます。

危険は避けたいので、行動するためにエネルギーを必要とします。

 

③ダメージが大きくなることで一般化される

 

失敗を恐れるあまりに、受けるダメージは大きくなります。

「ほらやっぱり。」「だから嫌なんだ。」

という後悔に即つなげることに長けます。

 

そして、その失敗の頻度は少なくても、

「みんな」「いつも」「絶対」

というものをくっつけて、一般化してしまいます。

いかがでしょう。

勿論、チャンスを最大限に活かすこと、

信用を得るために必要なタイミングなど、

重要な機会は存在するため、失敗を歓迎しろというワケではありません。

 

失敗を怖れ過ぎてしまうことが問題なのです。

失敗が怖くなった大人は、

自転車に乗り始めた時のことを思い出してみてください。

 

失敗というのは、成功につながる修正作業についてくる経験であり、

失敗するからこそ、そこから強く学べます。

試みと、失敗はセットなのです。虹

 

 

いつも有難うございます。

なんでも怖くなったときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

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